市長記者会見 令和6年4月9日

 

ページ番号1057678  更新日 令和4年8月4日 印刷 

4月市長定例記者会見
【令和6年4月9日(火曜日)10時00分~】

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市長発表事項

発表項目

長寿社会における健康寿命の延伸に向けて、医食同源米を、健康づくりに取組む自主グループに配布します

 おはようございます。先日は入院で大変市民の皆様にもご心配をおかけしましたが、昨日から通常勤務しております。それでは早速ですが、4月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日発表項目は3項目ございます。まず1点目ですけど、今、和歌山市も健康長寿社会を目指しているところですけども、昨年8月に和歌山市に本社を置く東洋ライスさんの医食同源米で我が国の国難を解決するコンソーシアムに参加させていただいています。食で健康を保ちましょうということで、医食同源米を今回和歌山市の健康活動に大変協力いただきまして、健康体操の「WAKAYAMAつれもて健康体操」また、シニアエクササイズの自主グループの昨年表彰された2000名の方を対象に無洗米等の医食同源米を配布していただくことになりました。ご希望の方に配らせていただけるということで和歌山市としても、これから健康体操を通じて健康活動さらに広めていきたい、その一助になればということで、ありがたく思っています。

インクルーシブ教育システムの推進により特別支援教育が充実します

 和歌山市でインクルーシブ教育システムの推進に向けて今までも準備を進めてまいりました。それぞれですね、特別支援学級等で特別支援教育支援員によるサポートチームを組んで今までもやってきたんですけども、今特別な教育支援を用する子どもさんというのは非常に増えています。小中学校でも大体8%ぐらいがそうした支援を要する子供さんが非常に増えてきた。そうした中でいろんな学びの場を提供できるような普通学級あるいは通級、また特別学級、また支援学校等ですね、様々な学びの場を確保しようということでインクルーシブ教育システムを充実させてきました。今年度から、特に小中学校への特別支援教育支援員によるサポートの拡充ということで78名に増やしました。これによっていろんなサポートが可能になって、特に通常の学級でも学習を受けやすい、そうしたインクルーシブを受けられることになります。また中学校等のLD等のですね通級指導教室の拡充で4校から6校に設置校を増やした、さらにその巡回型で12校で中学校で通級指導を受けられることになりました。

和歌山市プレミアム付商品券 ~わかやまペイ~4月18日から追加募集を開始します

 和歌山市のプレミアム付き商品券「和歌山ペイ」の追加募集になります。30万口を募集したんすけども、10万口申し込みが少なかったということで追加募集をさせていただきます。4月18日から24日までの追加募集期間になります。1度当選されている方も、5月6日までに使い切れていれば、追加の応募ができることになります。ただし、申込みが多数の場合は抽選でまず未購入者優先になり、その後使い切っている方で申し込んだ方を抽選させていただくという優先順位になっています。当選通知については5月10日になります。1500店が今市内で参加していただいていますので、物価高騰の中、30%のプレミアムっていうのは非常に大きいし、普段割引のないものに使えますので、是非この機会に使っていただければと思います。

 

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

和歌山市プレミアム付商品券が3分の1売れ残った要因について、お考えがあれば教 えてください。また、一番最初にデジタル商品券販売した際の追加募集では、市民に限らず募集されたと思いますが、今回、市民だけという形にされた理由を伺えますでしょうか。

(市長):

30万口に至らなかった理由は、いろいろ考えられると思います。一つはPR不足、また手続き的に少し難しかったというのもあるんじゃないかなと思っています。手続面の改良というのはあんまりできないんですけども、さらにPRを積極的にやっていくのと、参加店舗っていうところは増やしていきたいと思っています。それで今回は2次募集になるんですけども、市民の方を優先で2次募集をやっていきたい。もし2次募集でさらに残るようであれば、3次募集のときに市民外の方に広げるかどうかっていうところは考えていきたいと思います。

(記者):

1項目の医食同源米について、お伺いします。お米をお配りした方にアンケート調査をするっていうことなんですが、どのような調査をされる予定でしょうか。

(市長):

今回は医食同源米ということで医療と食とはですね、もともとは同じ源であるという考え方で今回東洋ライスさんが特に医食同源米っていう形で健康長寿社会を作ろうとされています。当然ですけども食品の安全っていう面ともう1つ今回力を入れられてるのは健康というところで、その安全と健康というところをしっかりと確保していきたい。その上でそれぞれ食べていただいた感想や健康に関することで、いろんな気づきのところあればアンケートに応募していただいて、我々の健康活動の参考にもさせていただきたいと思っています。特にシニアエクササイズは和大の本山学長さんが推奨された体操でもあるし、また、つれもて健康体操は専門の理学療法士さんがやられている体操でもあります。そうした専門的見地に健康っていう食を通じて、どうした形で活用していけるかっていうところもアンケートとして取れればと思いますので、様々な形でとっていきたいと思います。

(記者):

インクルーシブ教育システムについてお伺いします。低学年の児童を重点的に継続的に支援ということで力を入れてらっしゃるということなんですけれども、低学年の児童から支援に力を入れる理由と背景があれば教えていただけますでしょうか。

(市長):

LD等発達障害の方が低学年のときにいろんな支援を受けることによって、通常クラスと関わりやすくなっていく、通常の学級で学習できるところが低学年のところの方が取りやすいと思っています。そうした中で特に低学年に重視してやっていきたいと思います。

(記者):

中学生の方も通級指導教室を拡充されるということで、低学年の子については年齢が低いときからできるだけ普通のクラスに入れるような形で支援をしていって、中学校の方については遅れをとってる場合は、個別で支援して早く参入できるように、後押ししていくという形なんでしょうか。

(市長):

特に中学校に力を入れるんですけど通級指導教室は、通常の学級に在籍しながら、特に時間によってはですね通級指導という形で特別な支援をさせていただく。中学校の通級指導については、今まで4校でしかやれてなかったんですが、2校を増やして6校にする。その設置校の6校を拠点として、教員が週1日、サテライト校へ巡回し、通級指導を12校で受けられる様にしました。このことで、生徒は通級指導教室の選択肢が増え、保護者の送迎の負担軽減にもつながると考えます。

(記者):

誰もが取り残されない教育の支援体制という部分で今後取り組み進んでいくと思うんですけれども、市長として市民の皆さん、一人一人に合ったきめ細かいやかな教育が受けられるようにどういうふうに取り組んでいきたいか意気込み聞かしていただけますでしょうか。

(市長):

和歌山市の目標とするところは、誰1人も取り残されない子供たちを主体に置いた学習教育だと思っています。そんな中でですね、これまでも様々な取り組みをやってきました。特に子育て支援という形ではですね、経済的な支援であるとか、また働きながら子育てできる支援もやってきました。特に今回は子供たちを主体に置いた形での支援っていうところをさらに力を入れていければということで、インクルーシブ教育システムっていうところを充実していければと思っています。

(記者):

インクルーシブ教育システムについてお伺いします。この充実については当初予算の方で計上されているということなんだとは思うんですが、この支援員さんはどちらの方からお招きされたのかお聞かせいただけますか。

(市長):

教育経験のある方だとかですね、そうした方を募集させていただいて、今回あてさせていただいています。

発表項目以外について

(記者):

今回は職務代理を置かれたんですが、この後はどういったやり方になるのかについて、今の段階で市長の考えを教えてください。これからずっと通常の形で職務代理とか置かずに職務を続けられるっていうような理解でよろしいでしょうか。

(市長):

職務代理は身体的に拘束されて決断できないときに職務代理を置くことになります。今回は初めての入院だったので、職務代理を置かしていただきました。今後については、治療の話になってしまうんですけど、2週間に1回、抗癌剤治療をすることになっています。通院でもいけるということですが、最初に打つときとかは、一旦通院でもベットに寝なきゃいけないかもわからないですけども、そんな中では多分通院でいくことになると思います。

(記者):

治療の継続、或いは治療の終点みたいなところについて、何か今、ご自身でこの場でお話できるようなことはございますか。

(市長):

治療の終点と言われても、なかなか難しいんですけど。今、新年度に入ったばっかりなので、まず新年度の事業をスムーズにスタートさせたいと思っています。重要課題等もあるので、まずは新年度事業をスタートさせて、今後抗がん剤治療等で副作用がどの程度くるかっていうのはまだわからない状態なので、自分の体調も見ながらいろんな判断していきたいと思っています。

(記者):

お体のことで恐縮なんですけれども、病気の方も大変ですし、公務も大変だと思います。両立する方向で考えてらっしゃると思うんですけれども、どのように工夫してですね、これから公務と治療と両立させていくのか教えていただけますでしょうか。

(市長):

まずは今のところは新年度のスタートをしっかり切っていきたいと思っています。今までずっと一期・二期やってきた中でですね、大分準備が進んできました。いろんな起草的なところはほぼ準備ができて、さあこれから和歌山市をさらに次のステップっていうとこですので、今後はですね、そうした体調の件もあるんですけども、まずはしっかりとスタートを切っていきたいと思っています。その上で判断していきたいと思っています。

(記者):

心配されてる職員や市民皆さんがいらっしゃると思いますけれども、メッセージがありましたら、お願いできますでしょうか。

(市長):

私の病気のことでですね、大変ご心配をおかけして、本当に市民の皆様には申し訳ありません。しっかりとですね、健康に留意して、これからもできるだけ頑張れるように取り組んで参ります。それと職務については全力で当たっていってですね、そうした中で今後のところを考えていければと思いますので、どうかよろしくお願いします。

(記者):

以前の和歌山県知事だとか、副知事なんかも1度大きな病気をされて、復帰をされております。同じ病気を持つ方って世の中にたくさんいると、2人に1人という時代なそうですけども、そんな方のお1人になってしまったわけなんだけども、励ましのようなというか、自分も頑張れるような、勇気づけられるようなお話ってありますか。

(市長):

私も実は過去13年前に肺癌やってます。肺癌自体がもう完治して、やっぱり癌って早期発見だろうなと思ってます。当然ですけど癌に限らずですね、いろんな病気っていうのはまず通常の検診であるとか、そうしたところが大事じゃないかなと思ってて、ぜひ皆さんも一緒になって検診であるとか、普段から健康に気をつけていただければと思うし、私自身はこれからどういう治療になっていくか、どういう症状になっていくかっていうところあるんですけども、何とか頑張っていきたいと思ってます。癌の治療をしながら働いてる方ってのは本当に世の中に大勢の方がおられるので、そうした中でですね、先頭に立っていければというふうに思ってますので、頑張って参りたいと思います。

(記者):

先日、台湾で地震がありまして、和歌山市も交流の深いですね、台湾での被害が報道されています。台湾へのお見舞いのメッセージをいただきたいのと、それから昨日から義援金の募集が発表されていますけれども、今後市としてどのように支援していきたいかという部分を教えていただけますでしょうか。

(市長):

台湾地震ではですね、非常にいろんな大きな被害があったことに対して、心からお見舞い申し上げます。またお亡くなりなられた皆様には心からお悔やみ申し上げます。台湾の皆様にはこれまでも我々、和歌山だけでなくですね、東日本大震災のときも大変なご支援いただいて参りました。またコロナ禍ではマスクを寄贈いただいたり、台湾の方から和歌山が困っているときに、多くの支援をいただいてきました。今回しっかりとですね、そうしたことに対してお返しっていうか、今後ともですね、台湾の方たちの復旧が早期になるように、いろんな形で支援できればと思っています。義援金も受け付けていますし、また様々な形で台湾との交流を通じて、支援の輪を広げられればと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

(記者):

支援の関係で、義援金以外で、今具体的に考えていらっしゃることとか、これからやっていきたいことはありますでしょうか。

(市長):

台湾との交流は、いろんな形で文化交流をさせていただいてるし、様々な議員の皆さんも様々な形で交流をしていただいています。交流の中で、支援できるところっていうところを探していければと思います。

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