【市報わかやま平成28年11月号】 【2~3面】 **************************************** #【特集】 住みよいまちにするための合言葉 −市民憲章制定50周年− ■問合先 市民生活課 TEL435-1045 **************************************** ●和歌山市民憲章 わたくしたちは、和歌山市民であることに誇りをもち、 平和で豊かなまちをつくるため、市民の心がまえを定めます。 【1】自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 【2】互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 【3】きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 【4】仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 【5】教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 11月3日で、和歌山市民憲章が制定されてから50周年を迎えます。 市民憲章とは、市民一人ひとりが和歌山市民であることに誇りをもち、 自分たちで明るく住みよいまちをつくるための市民の誓い、合言葉です。 日常生活の中で憲章を規範として行動していくことで、 和歌山市がより住みよいまちになっていきます。 改めて市民憲章を知ることから始めてみましょう。 そして、憲章にそって、できることから始めてみませんか。 ●市民憲章のはじまり 昭和40年ごろ、青少年の非行化や交通事故の激増、助け合い精神の欠如などが、 社会的に問題視されていました。その中で、明るく住みよいまちづくりをしようという意見が、 市の公民館活動を通じて活発化し、市民憲章制定へ動き出しました。 昭和40年10月29日に、委員60人で和歌山市民憲章制定準備委員会を発足しました。 市民の方へ世論調査、アンケート調査を行い、起草委員12人によって草案が作成されました。 そして、昭和41年10月12日定例議会で可決され、制定式は、同年11月3日の文化の日に行われました。 5つの項目からなる和歌山市民憲章。1・2は「まちづくり」を、3・4・5は「人づくり」について唱えています。 ●今日からできる行動例 1. □汚物やごみをみだりに捨てない □川や道路や広場をきれいにする 2. □身体の不自由な人や高齢者をいたわる □旅行者に親切な心で接する 3. □集合時間はきちんと守る □交通規則を守り、安全な毎日を過ごす 4. □自分の仕事に自覚と責任をもつ □スポーツを楽しみ、心身を鍛える 5. □できるだけ読書の時間を持つ □互いに話し合う機会をもつ ●ご存知ですか?市民憲章碑 市内に7か所設置されています。近くに行かれたときは、 立ち寄ってゆっくりと見てみては? 市民会館前 市民体育館前 JR和歌山駅前 松下体育館前 市庁舎前 河南総合体育館前 秋葉山公園 ●市ではこんな啓発活動を行っています  ◆市民憲章硬筆競書会   毎年市内の小・中学生を対象に市民憲章硬筆競書会を行っています。   今年で小学生は50回目、中学生は47回目の開催となりました。   子どものころから市民憲章に触れてもらうため、今後も開催していきます。   ※和歌山市長賞受賞者と尾花市長  ◆市報わかやま毎号掲載   市報わかやまの裏表紙に毎号掲載しています。   どんな文言だったかな?と思ったら、ぜひ市報わかやまで確認してみましょう。  ◆紀州おどりでの憲章文ののぼり掲示   毎年、憲章文ののぼりを立てて行進しています。  ◆市民憲章制定50周年記念事業~ポスターコンクール~   市内の高校生を対象に、ポスターコンクールを行いました。   最優秀賞1点、優秀賞3点が選ばれ、8月10日〜16日に硬筆競書会展示会とともに展示会を開催しました。   最優秀賞作品は、市内の公共施設をはじめ各所に掲示されます。   最優秀賞作品   市立和歌山高等学校   デザイン表現科3年   大道 美里さん   ▼受賞者の声   「自然を愛し」という部分がすごく良いなと思い、   人と自然が調和して生活しているイメージで描きました。   市民憲章を頭において生活していきたいと思います。