【20面】 ************************************************** # ご挨拶 ―市長就任4年目を迎えて― ************************************************** 市民の皆様の思いを背に 市長就任から早いもので丸3年が経ちました。この間、多くの市民の皆様や自治会や各種団体の皆様とお会いする中で、和歌山市は市民の方の力で支えられているのだと肌で感じました。 各団体の方々が、子供達や高齢者の見守り、地域活動、防災活動などのボランティア活動をしてくれています。また、若い方や学生が、まちを活性化しようとする活動も広がりをみせています。皆様に共通するのは「ふるさと和歌山市が大好き」ということです。 私は、多くの方々のこの思いを背に受けながら、この3年間走りに走ってきました。人口減少や若者の県外流出という大きな課題の中で、始めから諦めるのではなく、考えられることは何でもやろうと、多くの種をまいてきました。 企業誘致など産業の振興、市駅や市民会館そして和歌山城を中心としたまちづくり、3大学の立地、さらに「絶景の宝庫 和歌の浦」日本遺産の認定など、地方創生に向けて進展できた部分もありますが、大部分はまだ道半ばです。 今後とも、これらの成長の芽を確実に伸ばすとともに、時代の流れを敏感に捉え、将来に向けた和歌山市の基礎づくりに邁進しなければと考えています。 幸せを感じられる社会に 人口減少や超高齢化社会にあって、「おぎゃー」と生まれた赤ちゃんを育てやすい社会と高齢者が住みやすい社会は、基本的には同じものだと思います。 子育て世代の皆様が、安心して子供を預けられ、子供たちが生き生きと育ち、高齢者の方がいくつになっても、お一人でも安心して健康で暮らせ、誰もが幸せを感じられる社会にしたいと思います。 そのためには、3世代が交流し、人々のつながりが強まり支え合う和歌山市、子供も高齢者の方も障害のある方も全ての人が生活しやすい和歌山市にならなければなりません。 今やれることは何か、未来のためにすべきことは何か、常に自問自答しながら、皆様とともに市政を進めてまいります。 和歌山市長 尾花 正啓 -------------------------------------------------- # ◆和歌山市民憲章(昭和41年11月3日制定) -------------------------------------------------- ○自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 ○互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 ○きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 ○仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 ○教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 -------------------------------------------------- # ◆今月の題字、私が制作しました -------------------------------------------------- 三角の図形はさつまいもとおち葉のイメージです。紫色で秋の切なさを表現しました。 (写真)市立和歌山高等学校デザイン表現科2年 ▼有北 ことりさん 市報わかやま 平成29年9月号 第870号 発行/和歌山市広報広聴課 〒640-8511 和歌山市七番丁23 電話073-432-0001(代表) ホームページ http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ 人口/360,116人(男169,153人 女190,963人) 世帯数/154,167世帯 ※平成29年8月1日現在