【2~7面】 ************************************************** # 特集 GO!2018 平成30年度予算 未来に向けた成長を加速させる ************************************************** 平成30年度予算額 一般会計 予算額:1,509億9,980万2千円 対前年度比:3.3%増 特別会計 予算額:978億9,486万7千円 対前年度比:27.6%減 公営企業会計 予算額:416億6,523万5千円 対前年度比:114.6%増 合計 予算額:2,905億5,990万4千円 対前年度比:3.4%減 詳細は市ホームページ(ID:1018786) ------------------------------------------------------------------------ # これまで進めてきた取組により和歌山市にさまざまな成長が見え始めています ------------------------------------------------------------------------ 企業立地にかかる投資の伸び 「絶景の宝庫 和歌の浦」の日本遺産認定による知名度の向上 まちなか3大学誘致の第1号の開校 新市民図書館の建設着手 待機児童ゼロに向けた取組効果の具現化 健康体操への参加など健康づくりに取り組む高齢者の増加 商業地の公示地価が25年ぶりに上昇に転じ、2年連続上昇 ----------------------------- # きらり 輝く 元気和歌山市 ----------------------------- 和歌山市の将来都市像 きらり 輝く 元気和歌山市の実現に向けて長期総合計画の大きな4つの目標を掲げ政策をさらに進めていきます。 ●安定した雇用を生み出す産業が元気なまち 産業が元気なまちを実現するため、地域産業の活性化や観光地としての魅力向上への取組を進めます。 ●住みたいと選ばれる魅力があふれるまち 県都として求心力のある都市機能・交流機能の強化とまちなかエリアの価値向上により、まちなか居住を促進するとともに、地域の特色を生かしたまちづくりを推進することで、地域の魅力向上を図り、交流人口の増加や移住・定住につなげます。 ●子供たちがいきいきと育つまち 子供が欲しいという希望をかなえられるよう、妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援の更なる充実を図るとともに、未来の和歌山市を担う子供たちの成長を支えるため、教育環境の充実を図ります。 ●誰もが安心して住み続けられる継続可能なまち 医療・介護の連携や地域で支え合う環境づくりの推進等により、暮らしの安心を確保するとともに、公共交通ネットワークの充実や道路網の整備等により、生活基盤の充実を図ります。 また、災害に強いまちを実現するため、安全対策を強化します。 ----------------------------------------- # 安定した雇用を生み出す産業が元気なまち ----------------------------------------- ◆地域産業の活性化 過去3年で本市への企業立地は飛躍的に増加しました。 企業立地の更なる促進、販路開拓への支援、人材の確保など地域産業の振興に向けた取組を加速させます。 実現するために ◦市内企業の成長を支援します ◦産業の海外展開を促進します ◦農水産物の魅力発信拠点の整備を行います ◦産業を支える「人」の確保を図ります ◆観光地としての魅力向上 「絶景の宝庫 和歌の浦」の日本遺産認定など地域の魅力を高める取組を進めてきました。 和歌山城、和歌の浦、加太を中心に観光地としての魅力を高める取組を加速させます。 実現するために ◦和歌山城の魅力向上、周辺の回遊性向上を図り、賑わい創出を行います ◦日本遺産に認定された「絶景の宝庫 和歌の浦」の魅力を発信し、更なる魅力創出を進めます ◦加太の魅力を生かした移住・定住促進を図ります わかやま就職応援プロジェクト(合同企業説明会) (仮称)和歌山城前広場(イメージ画像)) アマルフィ市との交流推進 (写真)アマルフィに似ているといわれる雑賀崎の景観 東京大学加太分室の設置 加太をモデルに、地域活性化の研究を行うための空き家を活用した現地駐在型拠点の設置を支援 ◆地域産業の活性化 ◦企業誘致事業拡張への取組:1億35万5千円 ◦金融機関等と連携した生産性向上セミナーの開催:22万5千円 ◦国際戦略担当アドバイザーの活用:439万円 ◦リッチモンド和歌山フェア開催:251万5千円 ◦農林水産事業者等への海外販路開拓を支援:51万円 ◦四季の郷公園のリニューアル:4663万9千円 ◦わかやま就職応援プロジェクト:899万1千円 ◆観光地としての魅力向上 ◦天守閣再建60周年事業:564万7千円 ◦(仮称)和歌山城前広場及び市道中橋線の整備:2066万4千円 ◦官民連携による雑賀崎観光拠点整備:2461万7千円 ◦アマルフィ市との交流推進:807万8千円 ◦東京大学加太分室の設置:1800万円 ◦青少年国際交流センターの整備:12億6355万7千円 ◦地域コンテンツ管理・販売システムの導入:462万2千円 ----------------------------------------- # 住みたいと選ばれる魅力があふれるまち ----------------------------------------- ◆まちなかの活性化 誘致が決定した3大学は、開校に向けた準備が進んでおり、4月には1校目となる大学が開校します。 大学と地域の交流・連携の推進、官民連携によるまちなかエリアの価値向上による居住の促進などの取組を加速させます。 実現するために ◦大学連携の推進を図ります ◦まちなかの新たな活動拠点の整備を行い、まちなか活性化を促進します ◦官・民によるまちなかエリアの価値向上・居住の推進をします ◆地域の魅力向上 各地域の個性や多様性を生かした魅力ある地域づくりに取り組んできました。 文化、スポーツのビッグイベントに向けた市全体の機運を盛り上げ、交流人口の増加や移住につなげる取組を加速させます。 実現するために ◦地域の特色を生かしたまちづくりに努めます ◦自転車を活用したまちづくりをめざします ◦文化・芸術とスポーツの環境づくりを進めます 東京医療保健大学 和歌山看護学部 新市民図書館を含む市駅前再開発 (写真)図書館館内イメージ シェアサイクル 点在する専用駐車場で、いつでも自転車を借りたり、返したりできる自転車共有システムシェアサイクル「ofo(オフォ)」の導入 3月28日水曜日利用開始 ◆まちなかの活性化 ◦まちなか大学と地域との交流促進 ◦新市民図書館の整備:9億327万4千円 ◦市駅前自転車駐車場の整備:4672万2千円 ◦市民会館(仮称)市民文化交流センターの整備:1億576万円 ◦民主導による公共空間の有効活用に向けた活動支援:100万円 ◦市営北駐車場建設に向けた準備:53万6千円 ◦駐車場・遊休不動産動向調査:780万9千円 ◦市街地再開発の促進:29億9795万円 ◆地域の魅力向上 ◦杭の瀬児童館・福祉館の複合化:4億3062万2千円 ◦平井文化会館・児童館の複合化:5001万6千円 ◦地域のまちづくり活動の支援:402万3千円 ◦自転車活用の推進:75万7千円 ◦和歌祭400年に向けた取組:999万9千円 ◦スポーツキャンプへのサポート:150万円 ◦ねんりんピックの推進:570万3千円 ----------------------------------------- # 子供たちがいきいきと育つまち ----------------------------------------- ◆子育て環境の充実 年度途中の待機児童が減少しています。 保育体制の強化や更なる経済的支援など子育て環境の充実に向けた取組を加速させます。 実現するために ◦子育て支援と子供教育の拠点づくりを進めます ◦妊娠期からの切れ目のない子育て支援を行います ◦子育て環境の整備と経済的支援を行います ◆教育環境の充実 平成29年度は、伏虎義務教育学校が開校し、市立小中学校普通教室への空調設置が完了しました。 トイレの洋式化や地域との交流促進など教育環境の充実に向けた取組を加速させます。 実現するために ◦確かな学力の育成のため、学習支援体制と教員の授業力強化を図ります ◦安全・安心の学校づくりを進めます ◦子供たちの成長を支える環境づくりを進め、確かな成長を支えます まちなかの緑に囲まれた地に"子育て支援と子供教育の拠点“が誕生! (仮称)本町認定こども園・こども総合支援センター複合施設整備 (仮称)和歌山信愛大学教育学部整備(イメージ画像) 子育てひろば(手遊びやふれあいあそび・おはなしなど) 小学校トイレの洋式化 ◆子育て環境の充実 ◦(仮称)本町認定こども園・こども総合支援センター複合施設整備:5億7,672万7千円 ◦乳幼児健康診査・発達相談:4,569万5千円 ◦若竹学級の充実:4,655万5千円 ◦不妊治療助成事業:9,322万円 ◦保育費用の助成を拡充:2,762万6千円 ◦こども医療費の助成:11億7,439万3千円 ◦子供の生活に関する実態調査:275万4千円 ◆教育環境の充実 ◦放課後フォローアップ事業:462万円 ◦和歌山市小中学校授業研究会事業:6万9千円 ◦小学校のトイレの洋式化:4億8,479万4千円(2月補正) ◦教育相談・適応指導教室での指導:2,790万7千円 ◦いじめ等の相談体制を調査研究:967万9千円(2月補正) ◦コミュニティ・スクールの推進:123万8千円 ◦「親としての学び」支援のための学習プログラム開発:113万2千円 -------------------------------------------- # 誰もが安心して住み続けられる持続可能なまち -------------------------------------------- ◆暮らしの安心確保 高齢者の通いの場の創出や総合事業への移行、障害を理由とする差別や障害のある方に対する社会的障壁の解消などに取り組んできました。 超高齢社会に対応するため、医療と介護の連携や地域で支えあう環境づくりなどを加速させます。 実現するために ◦健康長寿の促進を図ります ◦生涯安心して暮らせる地域づくりをめざします ◦障害者・生活困窮者を支える環境づくりを強化します ◦自殺対策の強化と動物愛護の推進を図ります ◆生活基盤の充実 交通アクセスの向上や新たな公共交通システムの導入検討を実施しました。 持続可能な公共交通ネットワークの構築や住環境の整備促進など住みよいまちの実現に向けた取組を加速させます。 実現するために ◦公共交通ネットワークの充実を図り、便利なまちをめざします ◦地域を支える道路網の整備を進め、安全・安心・便利な生活を支えます ◦良好な住環境の促進により、豊かな暮らしを支えます ◆安全対策の強化 南海トラフ巨大地震などに備え、建物耐震化の促進や津波避難計画の策定、防災訓練などを実施しました。 豪雨災害による浸水対策や空き家などの対策強化、防災行政無線の整備着手など地域の安全対策を加速させます。 実現するために ◦浸水対策の強化と促進により、災害に強いまちをつくります ◦住宅耐震化等の促進により、安全対策を充実させます ◦空家等対策の推進を本格化させます ◦防災力の強化を図ります 健康長寿の促進(百歳高齢者訪問の様子) Myコミュニケーションカード 広域防災活動拠点の整備 ◆暮らしの安心確保 ◦国保運動教室:493万4千円 ◦糖尿病性腎症の重症化予防:1,059万1千円 ◦安心して在宅医療・介護が受けられる地域づくり:3,589万3千円 ◦障害者差別解消推進及び手話施策の推進:3,671万円 ◦基幹相談支援センターの設置:1,800万円 ◦地域自殺対策の強化・自殺対策計画の策定:1,199万円 ◆生活基盤の充実 ◦地域公共交通網形成計画の策定:741万3千円 ◦生活道路・通学路の整備:8億6,463万1千円(2月補正込み) ◦合併処理浄化槽補助拡充:6千万円 ◦上下水道事業への民間活力の導入可能性調査:5千万円 ◆安全対策の強化 ◦洪水ハザードマップの作成(紀の川、和田川及び亀の川):2,021万3千円 ◦感震ブレーカー設置補助:100万円 ◦特定空家等の認定と是正の勧告等 ◦広域防災活動拠点の整備:6,145万6千円