【2~6面】 ************************************************** # 特集 ************************************************** -------------------------------------------------- # 2019年度当初予算 -------------------------------------------------- 2019年度は「和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の最終年度となります。 また、2020年度には、大学誘致や市民図書館を含む市駅前ビルなどの拠点づくりが完了します。 これまでの取組を着実に進めることはもちろん、先端技術の導入や持続可能なまちづくりなど次のステージに向けた検討も進めなければなりません。 2019年度予算は、未来に向かって切れ目なく取組を進め、本市の発展を築いていきたいとの思いから「未来の発展につなげる予算」と位置付けて編成しました。 一般会計 予算額:1,566億8,303万円 対前年度比:3.8%増 特別会計 予算額:977億277万円 対前年度比:0.2%減 公営企業会計 予算額:411億5,036万8千円 対前年度比:1.2%減 合計 予算額:2,955億3,616万8千円 対前年度比:1.7%増 きらり 輝く 元気和歌山市をめざし 4つのまちの実現に向けた取組を進めます。 子供たちが いきいきと育つまち 働ける・働きたいまち 誰もが 暮らしやすいまち 魅力 あふれるまち -------------------------------------------------- # 子供たちが いきいきと育つまち -------------------------------------------------- ●未来へつなぐ子育て支援 子育てに係る相談支援体制の充実など、未来を担う子供たちへの投資を拡充させ、「子育て環境日本一」をめざします。 実現するために ◦子供に寄り添う体制の充実を図ります。 ◦保育環境の充実を図ります。 ◦待機児童ゼロへの取組を進めます。 ◦子育て交流施設の充実を図ります。 こども総合支援センターの充実 ▼2,001万1千円 発達相談・乳幼児健康診査の充実 ▼4,728万9千円 公立認定こども園の整備 ▼14億6,703万5千円 幼児教育・保育の無償化 ▼5億8,487万3千円 私立認定こども園の整備支援 ▼4億1,236万6千円 若竹学級の充実 ▼1億3,577万8千円 南海和歌山市駅に新たな子育て拠点を整備 ▼391万3千円 こども総合支援センターの拡充など子供を虐待から守る取組を強化 若竹学級(学童保育) 新市民図書館 屋上広場 ●未来をつかむ力を育む教育 子供たちの確かな成長を支え、未来に大きく羽ばたけるよう、教育環境を充実させるなど「子供を第一」にした取組を進めます。 実現するために ◦子供の成長を支える環境づくりを強化します。 ◦「知・徳・体」を育む取組を進めます。 ◦安全・安心・快適な教育環境づくりを進めます。 コミュニティ・スクールの推進 ▼93万7千円 就学援助の充実 ▼1億8,399万7千円 放課後学習等フォローアップ ▼462万円 情報教育研修の充実 ▼119万4千円 体育館への空調設置 ▼3億2,009万1千円 学校トイレの洋式化 ▼37億7,276万5千円(2月補正) コミュニティ・スクール(※)での保護者や地域の方によるマリンバ演奏会 ※保護者や地域の方を委員とする学校運営協議会を設置した学校 放課後学習等フォローアップ 学校トイレの洋式化 -------------------------------------------------- # 誰もが 暮らしやすいまち -------------------------------------------------- ●生涯にわたる健康福祉の充実 人生100年時代を見据え、子供から現役世代、高齢者、障害のある方、すべての市民が安心して生活できる環境づくりを進めます。 実現するために ◦健康長寿社会の実現に向けた取組を強化します。 ◦生涯安心して暮らせる地域共生社会の実現をめざします。 ◦障害者を支える環境づくりを進めます。 ◦人と動物が共生できる社会の実現をめざします。 健康体操教室の推進 ▼2,671万6千円 在宅医療・介護の連携 ▼3,635万5千円 「我が事・丸ごと」の地域づくり ▼2,577万5千円 障害者の働く場の確保・開拓など就労支援の取組強化 ▼187万円 手話施策の推進 ▼159万6千円 (仮称)動物愛護センターを拠点とした動物愛護の推進 ▼4,455万8千円 ねんりんピック紀の国わかやま2019 開催期間:11月9日(土曜日)〜12日(火曜日) <和歌山市で開催される種目> ゲートボール:紀三井寺公園 テニス:つつじが丘テニスコート 水泳:秋葉山公園県民水泳場 卓球:武道・体育センター 和歌山ビッグウエーブ ▼7,079万7千円 障害者の就労を支援 秋にオープン予定の(仮称)動物愛護センター ●市民の命と暮らしを守る 災害に強いまちづくりを進め、安全・安心・快適に暮らせる持続可能な社会の実現をめざします。 実現するために ◦便利で持続可能な公共交通の実現をめざします。 ◦道路網の整備と長寿命化を推進します。 ◦ハード・ソフト両面で災害対策を強化します。 ◦住宅等耐震化の強化と空家等の対策を進めます。 交通系ICカードシステムへの支援 ▼3,363万円 生活道路・通学路の整備 ▼5億426万1千円 前代川・永山川の改修 ▼3億8,072万3千円(2月補正含む) 災害時要援護者支援の強化 ▼984万6千円 公共施設のブロック塀等の改修 ▼2,870万7千円 老朽化した空き家の除去促進 ▼2,400万円 災害時要援護者の避難を想定した訓練 バス車載器(イメージ) -------------------------------------------------- # 働ける・働きたいまち -------------------------------------------------- ●地域産業の活性化 先端設備の導入や、外国人など新たな人材確保に向けた受け入れ態勢の充実、稼げる農林水産業への支援を進めます。 実現するために ◦産業の振興を図り、産業を支える人材確保に取り組みます。 ◦国際戦略のさらなる推進に取り組みます。 ◦次世代へつなぐ農業、稼げる水産業への支援を行います。 ◦農・水産物の魅力発信拠点を整備します。 企業の先端設備の導入や新増設を支援 ▼1億1,867万5千円 東京圏からの移住の促進 ▼1,900万円 姉妹都市等での物産観光PR ▼455万9千円 市民農園の開設等を支援 ▼100万円 漁場の生産力向上 ▼3,582万1千円 四季の郷公園のリニューアル ▼5億1,177万円 市民農園 漁場の生産力向上(魚礁の設置) 四季の郷公園で、農産物直売所やレストランなどを配置した道の駅の整備をめざす ●さらなる観光誘客の促進 情報発信やおもてなしによるイメージ戦略を推進し、観光客誘客や消費拡大をめざします。 実現するために ◦イメージ戦略や、誘客と消費拡大による観光振興を図ります。 ◦日本遺産に認定された和歌の浦・紀三井寺の魅力向上を図ります。 ◦加太の魅力を生かした交流を促進します。 クルーズ船誘致の推進 ▼385万9千円 タクシーのマナー向上の取組 ▼31万1千円 周遊クーポン券開発の支援 ▼199万1千円 和歌の浦観光遊覧船の導入支援 ▼600万円 青少年国際交流センターにおける文化芸術活動の推進 ▼60万円 空き家を活用した移住・起業支援 ▼303万9千円 約12万トンの「ダイヤモンド・プリンセス」初の寄港 文化芸術活動の推進 キャッシュレス決済の導入など、外国人観光客の利便性の向上 -------------------------------------------------- # 魅力 あふれるまち -------------------------------------------------- ●生まれ変わるまちなか まちなかで2校目となる和歌山信愛大学教育学部の開学、南海和歌山市駅の完成、新市民図書館の開館、 また2021年の国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭に向けて完成するさまざまな拠点を生かし、まちの活性化につなげます。 実現するために ◦南海和歌山市駅前の再開発などまちなかの整備を進めます。 ◦学生が行き交うまちづくりを進めます。 ◦和歌山城のさらなる魅力向上を図ります。 ◦歩いて楽しめるまちなか空間を創出します。 市駅前の再開発への支援 ▼30億1,788万8千円 新市民図書館の開館 ▼2億4,972万2千円 和歌山市地域フロンティアセンターの設置 ▼1,821万6千円 大奥・能舞台の復元的整備 ▼1,437万4千円 まちなか周縁の市営駐車場の機能強化 ▼4億6,739万8千円 魅力的な夜間景観の創出 ▼450万円 新市民図書館 和歌山市地域フロンティアセンターが入るフォルテワジマ 水辺のライトアップ ●地域が持つ魅力の向上 歴史・文化・スポーツなど各地域が持つ魅力を整備し、住みたい、 住み続けたいと思われる魅力あふれるまちをめざします。 実現するために ◦拠点づくりやまちづくり活動支援など、地域の活動を促進します。 ◦気軽にスポーツを楽しめる環境づくりを進めます。 ◦歴史・文化資源の保全・活用と、文化・芸術の振興を図ります。 地域のまちづくり活動の支援 ▼297万円 つつじが丘テニスコート周辺整備 ▼13億2,714万1千円 自転車活用の推進 ▼175万3千円 熊野古道の活用促進 ▼145万5千円 国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の開催準備 ▼134万2千円 地域のまちづくり活動(清掃活動) 自転車専用のブルーレーン