【2~3面】 ************************************************** # 特集 ************************************************** ■問合せ先 障害者支援課 電話番号435-1060、ファックス431-2840 ろう者※とろう者でない人が共生することのできる地域社会の実現を目指すため、平成28年3月28日に和歌山市手話言語条例が施行されました。 この条例は、手話が日本語などと同じ「言語」であるとの認識から生まれたものです。条例施行から3年余り、今回の特集では手話の普及を目指す和歌山市の取り組みについて紹介します。 ※聴覚に障害のある方のうち、主として手話を使用する方 -------------------------------------------------- # 市役所で気軽に学ぶ -------------------------------------------------- 簡単な日常会話を中心に手話を学ぶ「手話ロビー講座」を開講しています。 ●日時/毎月第3金曜日 12時30分〜13時30分(右表参照※8月は休講) ●場所/市役所本庁舎1階ロビー 偉人・先人コーナー(総合案内所横) ●対象/来庁者(どなたでも参加できます) ●費用/無料 年間日程(予定) 6月21日 7月12日 8月休講 9月20日 10月18日 11月15日 12月20日 1月17日 2月21日 3月13日 -------------------------------------------------- # 動画で学ぶ -------------------------------------------------- あいさつなど簡単な手話を学ぶことができる「和歌山市手話動画」を市のホームページに掲載しています。 詳細は市ホームページ(ID:1017329) 手話動画を見てみよう! QRコードを読み取ると、市ホームページへ移動します。 -------------------------------------------------- # 出前講座で学ぶ -------------------------------------------------- 職員が地域に出向き講座を行う「出前講座」でも手話を学ぶことができます。詳細は市ホームページ(ID:1001167) ※私立・公立幼稚園・小学校・中学校、市立高校からの申込については、「教育パワーアップ!出前講座」で受け付けています。詳しくは、学校教育課 電話番号435-1139、ファックス431-9629へ。 -------------------------------------------------- # 本格的に学ぶ -------------------------------------------------- 本市では、はじめて手話を学ぶ方のための講座として「意思疎通支援奉仕員養成講座」を開講しています。 入門課程、基礎課程、レベルアップ課程IIIとコースが分かれており、ステップアップしながら学ぶことができます。 ※詳細は市ホームページ(ID:1012438) ●意思疎通支援奉仕員養成講座 入門課程(全22回) あいさつや日常会話などを学びます。 初めての方はここから!! 基礎課程(全21回) 手話の文法に従って学びます。 もう少し学びたい… あらたに今年6月から開始 レベルアップ課程I(全8回) レベルアップ課程II(全10回) 基礎課程の復習を中心に学び、手話通訳者養成講座(右記参照)の受講へつなげます。 基礎課程またはレベルアップ課程を修了後、「手話通訳者」を目指してチャレンジ!! ●和歌山県手話通訳者養成講座 ■問合せ先 和歌山県聴覚障害者情報センター 電話番号421-6311、ファックス421-6411 手話通訳者として必要な知識を身につけて、手話語い・表現技術などの習得を目指します。修了すると「手話通訳者」として活躍可能に。 -------------------------------------------------- # 手話の歩み -------------------------------------------------- 明治11年に「京都盲唖(もうあ)院」が設立され、手話が使われ始めたのが日本の手話の起源といわれています。 意思疎通を行う手段として、ろう者は手話を大切にしてきましたが、言語として認められず、長い間不便な環境で過ごしてきました。 こうしたなかで、平成18年に国連で採択された「障害者の権利に関する条約」や平成23年に改正された「障害者基本法」において、手話が言語として位置づけられ、 本市でも平成28年に「和歌山市手話言語条例」が施行されるなど、手話に対する理解や普及が求められています。 (写真)手話であいさつする尾花市長 -------------------------------------------------- # ご存知ですか?障害者マーク -------------------------------------------------- 聴覚障害を示します。手話や筆談で話したり、正面を向いてゆっくりはっきり話したりしましょう。 -------------------------------------------------- # 手話でコミュニケーションをとる方向けに -------------------------------------------------- ●どこでも手話電話サービス インターネットを通じて、聴覚に障害のある方が、市役所の手話通訳者に手話(映像)で電話したい内容を伝えます。 その内容を、手話通訳者が代わりに電話で伝えることで、聴覚に障害のある方は市役所に来庁することなく、どこにいても電話での意思疎通が可能になります。 ※利用にはSkype(スカイプ)のダウンロードが必要です。 詳細は市ホームページ(ID:1017328) 〜サービスの仕組み〜 聴覚に障害のある方 ↓↑ 手話通訳者(市役所) ↓↑ 電話先 ●手話通訳者の派遣 聴覚に障害のある方が、公的機関や医療機関などへ出かけるために手話通訳が必要な場合、要請があれば手話通訳者を派遣します。