【2~3面】 ************************************************** # 特集 ************************************************** -------------------------------------------------- # 和歌山ぐらし ようこそ和歌山市へ! -------------------------------------------------- 和歌山市の魅力に惹かれて、ほかの街から移住してきた方々がいます。 移住者が増えることは、地域のコミュニティの確保や空き家の有効活用等、地域の活性化につながるだけでなく、私たちの毎日の中にあるかけがえのない魅力の再発見にもつながります。 今回の特集では、移住者の声を通して、和歌山市の魅力を改めて考えます。 ■問合せ先 企画課 電話番号435-1015 -------------------------------------------------- # Interview1 藤原 巧さん・和香奈さん(和歌浦) -------------------------------------------------- 自然の多い環境で子育てをしたいとの思いから、昨年10月に東京都から移住。夫の巧さんがフリーランスの仕事をしながら、家族で築100年の古民家をDIYして生活されています。 自然がそばにある生活 「初めて来たとき、自然の豊かさ、特に片男波の海岸の美しさに感動しました。」と話すのは夫の巧さん。妻の和香奈さんも「こっちの人に言うと『え?』って言われますけど、私達からしたら本当に綺麗です。山も、高津子山や秋葉山が近くにあって。かといってすごく田舎でもない。」と話します。 現在は、かつて和香奈さんの祖母が住み、長年空き家になっていた古民家をDIYして暮らしています。 空気も水も食べ物もおいしい すぐに違いを感じたのは、空気や水のおいしさ。移住前から使っていたお米でも、和歌山で炊いた時に驚くほどおいしく感じたそうです。和香奈さんは「広い空と景色、夕焼け空に毎日見惚れています。あとは食べ物がおいしい。新鮮でおいしい食材が近所で買えるのが嬉しい。」と話し、巧さんも「漁港や市場に行くのが楽しみの1つ」と笑います。 ゆったりとした時間 景色や食べ物以外でも和歌山らしさを感じるそうで、二人は「人が親切です。道を聞くと、連れて行ったりしてくれるんです。」と笑顔で話します。 移住してきてからは時間の流れがゆっくりになったという藤原さん一家。撮影のために片男波海岸を訪れると、海が大好きだというお子様も、元気いっぱいに走り回っていました。 -------------------------------------------------- # Interview2 和田山 真央さん・晴美さん(加太) -------------------------------------------------- 令和元年10月に大阪府から移住。夫の真央さんは、新進気鋭の陶芸家として注目され、数々の賞を受賞。現在は加太港近くで妻の晴美さんと共に暮らし、作品作りに励んでいます。 活気がある街 二人は、移住前の下見の時から加太の人々の情熱に触れ、東京大学の加太分室などを含め、加太が「何かしようとしている街」と感じ、加太の活気が移住の決め手の一つになりました。 海のそばで暮らす 海の綺麗さも魅力的で、晴美さんは「夏はすごく観光気分でした。疲れたら近くのビーチに行っていました。」、真央さんも「着替えを持たずに海に行けるのがいいです。釣りも道具を持って歩いていけます。」と、海のそばでの生活の楽しさを教えてくれました。 また、食べ物についても「鯛がすごく好きになりました。サバもアジもおいしいです。」と真央さんは話します。 加太の人たち 加太での暮らしは、人との交流も盛んです。「近所の人や観光客の人も含めて、人とすごく喋るようになりました。」と晴美さん。真央さんも「楽しいですね。」と笑います。食べ物を貰ったり、誰かの家で集まって話すことも多いそうで、晴美さんは加太の人の印象を「愉快な人たち」と笑顔。 インタビュー時も二人からは笑顔が絶えず、加太ならではの暮らしを楽しんでいることが伝わってきました。 -------------------------------------------------- # 移住・定住戦略を強化します -------------------------------------------------- ■「多極分散」機運の高まり 昨今、新しい生活様式が定着し、テレワークの急速な普及など、個人の働き方も大きく変わりました。場所を問わず仕事ができる時代になりつつある今、都市圏の過密から多極分散への機運が高まっています。 和歌山市でも今年4月から「移住定住戦略課」を新設し、居住・子育て・教育などの政策を総合的に展開し、個人だけでなく、企業の地方移転など、今後の社会情勢を見据えた人口政策に取り組みます。 ■和歌山市での取組 市では、移住に関するあらゆる相談に対応する担当者「ワンストップパーソン」の設置やオンラインも含めた移住相談の実施、空き家バンクの制度拡充等、様々な取組を進めています。これまでの取組により、UIJターンなどによる転入者は徐々に増え、令和元年には転入者が転出者を上回り、子育て世代の転出入も改善されました。 今後も、市内の空き家を活用し1泊から気軽に生活体験ができる「お試し居住」や、和歌山市の移住・定住に特化したホームページの作成など、さらなる取組を進めます。 -------------------------------------------------- # 空き家所有者の方へ 「わかやま空き家バンク」へ登録して移住者を応援 -------------------------------------------------- 農地付き物件も登録できます! 県外から移住を希望される方向けに空き家情報を紹介する情報サイト「わかやま空き家バンク」への登録物件を募集しています。 賃貸・売買できる空き家がありましたら、ぜひご登録をお願いします。 ※登録無料 ※詳細は市ホームページ(ID:1021256) ■問合せ先 空家対策課 電話番号435-1091