【2~4面】 ************************************************** # 特集 ************************************************** 災害から自身と大事な人を守るために作る マイタイムライン ■問合先 地域安全課 TEL435-1005 近年、全国各地で異常気象が発生しています。いつ起こるかわからない、そんな未曽有の大災害からご自身と大事な人を守るために、「マイタイムライン」を作成しましょう。マイタイムラインは、避難に備え「いつ」「何をするのか」を時系列に沿って決めておく防災行動計画のことです。 避難のタイミングを知る 適切なタイミングで 適切な避難行動を取りましょう 洪水などによる被害を軽減するために日頃から備えることが、自分自身と大事な人の命を守ることにつながります。 3ページの図から、自分自身の避難のタイミングを確認しましょう。 -------------------------------------------------- # えっ⁉こんな高さまで浸水するの!! -------------------------------------------------- (写真)中之島交差点 (写真)屋形交差点 (写真)吉田交差点 (写真)延時交差点 (写真)花山交差点 (写真)大谷交差点 上の図は、紀の川が氾濫した場合の市内6地点での浸水の様子をシミュレーションした画像です。みなさんの住んでいる地域の状況を参考に、避難行動に活用しましょう。 ※詳細は市HP(ID:1036588)から ▲洪水時の浸水シミュレーション -------------------------------------------------- # 避難勧告は廃止、避難指示に一本化 -------------------------------------------------- ■問合先 総合防災課 TEL435-1199 「危険」を感じたら警戒レベル3、4を待たずすぐに避難しましょう。 災害対策基本法が改正され、令和3年5月20日から避難情報の伝え方が変わりました。 避難指示との違いが分かりにくかった「避難勧告」が廃止され、危険な場所にいる全員が一斉に避難する「避難指示」に一本化することで、より明確な避難情報を発令することになりました。 警戒レベル5:災害発生又は切迫 住民がとるべき行動:命の危険!直ちに安全確保‼ 新たな避難情報等:緊急安全確保 これまでの避難情報等:災害発生情報(発生を確認時に発令) <警戒レベル4までに必ず避難!> 警戒レベル4:災害のおそれ高い 住民がとるべき行動:危険な場所から全員避難! 新たな避難情報等:避難指示 これまでの避難情報等: ・避難指示(緊急) ・避難勧告 警戒レベル3:災害のおそれあり 住民がとるべき行動:高齢者や障害のある人は、危険な場所から避難! 新たな避難情報等:高齢者等避難 これまでの避難情報等:避難準備・高齢者等避難開始 警戒レベル2:気象状況悪化 住民がとるべき行動:自らの避難行動を確認する 新たな避難情報等:大雨・洪水・高潮注意報(気象庁) これまでの避難情報等:大雨・洪水・高潮注意報(気象庁) 警戒レベル1:今後気象状況悪化のおそれ 住民がとるべき行動:災害への心構えを高める 新たな避難情報等:早期注意情報(警報級の可能性) これまでの避難情報等:早期注意情報(気象庁) -------------------------------------------------- # 避難時の注意点 -------------------------------------------------- (1)感染対策の徹底 避難所が過密な状態になることを防ぐため、自宅にとどまって安全を確保したり、安全な親せき・友人の家等へ避難することも検討してください。避難所に避難する場合は、マスク・消毒液・体温計などはできるだけ持参してください。 ※詳細は市HP(1029760)で ▲コロナ禍における災害時の避難 (2)ペットとの同行避難 避難所にペットを連れて避難することができます。 ※詳細は市HP(1002098)で ▲ペットの災害対策 -------------------------------------------------- # 自分の防災行動計画 〜マイタイムラインを作る〜 -------------------------------------------------- STEP1 「洪水ハザードマップ」「土砂災害ハザードマップ」を確認し、自宅の災害リスクを確認する ▼ハザードマップから浸水や土砂災害が想定される区域かどうか確認しましょう。 ※「洪水ハザードマップ」「土砂災害ハザードマップ」は市役所やサービスセンターで配布しているほか、市HP(ID:1036426)からも確認できます。 ▲ハザードマップのダウンロード STEP2 避難先を決める ▼市の指定する避難所のほか、自宅にとどまって安全を確保する、安全な親せき・友人の家等へ避難することも有効な手段です。 ▼右の「大雨のときの避難行動判断フロー図」を参考に避難が必要かどうかを判断します。 ※市HP(ID:1031339)で確認できます。 ▲避難行動判断フロー図 STEP3 避難を始めるタイミングを決める ▼上記表の「住民がとるべき行動」を参考に避難するタイミングを決めましょう。 安全に避難するためにご自身やご家族の状況に適したタイミングを考えてください! STEP4 避難開始までの行動や準備を考える ▼準備にかかる時間を記載することで、避難までの時間を逆算できます。 ▼服用している薬や、おむつなど必ず必要なものを書いておきましょう。 完成! 和歌山市マイタイムライン 台風が近づいているとき 名前:和歌山太郎 家族:花子(妻)・一郎(子)・光代(母) 3〜5日前 警戒レベル1 大雨のおそれ 警戒レベル2 注意(注意報級) 避難・気象情報:大雨注意報・洪水注意報・高潮注意報・氾濫注意情報 行動:【4】避難開始までの行動や準備を考える □母は避難準備を開始(所要時間30分) □ハザードマップで安全な経路の確認 □妹に連絡(これから避難すると伝える) 避難開始 警戒レベル3 警戒(警報級) 避難・気象情報:高齢者等避難 大雨警報・洪水警報・氾濫警戒情報 行動:【3】避難を始めるタイミングを決める ※高齢の母に合わせる □花子・一郎・母は避難開始(所要時間30分) 警戒レベル4 避難・気象情報:避難指示 高潮警報・土砂災害警戒情報・氾濫危険情報 行動:【2】避難先を決める 〜〜〜警戒レベル4まで【妹の家】に避難する〜〜〜 災害発生 警戒レベル5 避難・気象情報:緊急安全確保 大雨特別警報等 行動:警戒レベル5の発令を待ってはいけません。 作成方法の詳細 マイタイムラインシートのダウンロード 「台風が近づいているとき」「大雨が長引くとき」「短時間に急激な豪雨が発生するとき」の3種類があります。 市HP(ID:1034861)を確認してください。 ▲マイタイムラインのダウウンロード -------------------------------------------------- # より詳しく防災を学ぶ -------------------------------------------------- 職員出前講座で防災・減災について学習し災害に備えましょう 地域安全課では、職員が地域に出向き「災害と防災対策」や「マイタイムラインの作り方」についての職員出前講座を実施しています。わかっているという人でも、この機会に改めて学んでみることで、いざという時により的確な行動ができるようになります。 和歌山市では、防災関係以外にも様々な職員出前講座を実施しています。お気軽にお問い合わせください。 -------------------------------------------------- # 「今こそ!マイタイムラインを作ろう」 -------------------------------------------------- 地域安全課 地域防災班長 池澤 昌俊(いけざわ まさとし) 近年、毎年のように河川が氾濫し甚大な被害が発生しており、実際に被災された方のほとんどが「まさか自分が被災者になるなんて…」とおっしゃいます。 風水害は「早めの避難」が最も大切です。そのため、事前に自分自身の行動を決めておかないと、いざという時、行動が遅れてしまい危険な目に合ってしまうことも…。 自分自身や家族、大切な人の命を守るため、皆さんも出前講座を活用して、「和歌山市マイタイムライン」を作成し、災害への備えを万全にしていただきたいと思います。作成したマイタイムラインは、冷蔵庫など日頃から目につきやすい場所に貼っておくと防災意識も高まり、より効果的です。 職員出前講座をご希望の方は ●申込/FAX・メール・持参で ●申込・問合先/広報広聴課(市役所5階)TEL435-1009 FAX431-2931 E-mail:koho@city.wakayama.lg.jp ※詳細は市HP(ID:1001167) ▲職員出前講座 -------------------------------------------------- # 災害時の情報収集手段 -------------------------------------------------- 情報収集の方法をたくさん知っておき、もしものときに備えましょう。 ホームページ 和歌山市HP ▼「和歌山市」で検索してください。 テレビ(データ放送) NHKテレビ▼1ch テレビ和歌山▼5ch チャンネルを合わせて【d】ボタンを押すと、データ放送で災害情報を確認できます。 ラジオ エフエム和歌山▼87.7MHz NHK ラジオ第1放送▼666kHz NHK FM▼84.7MHz 和歌山放送 AM▼1431kHz 和歌山放送 ワイドFM▼94.2MHz 防災情報サービス専用端末 J:COM 防災行政無線の音声が自動で専用端末から放送されます。(有料) ※詳細はこちらから NTT災害用伝言ダイヤル 大規模災害時、声の伝言板として利用できるサービスです。(通話料有料) 体験利用日は、毎月1日・15日、1月1日〜3日、防災週間(8月30日〜9月5日)、防災とボランティア週間(1月15日〜21日)。 録音▼171→1→自分の番号→録音 再生▼171→2→相手の番号→再生 緊急告知防災ラジオ エフエム和歌山 ラジオの電源が自動的に入り、防災行政無線の音声が放送されます。(有料) ※詳細はこちらから SNS 和歌山市ライン公式アカウント 和歌山市公式フェイスブック 和歌山市役所ツイッター 災害警戒・対策本部ツイッター 防災行政無線が「聞き取れなかった」「もう一度聞きたい」というときは・・・ 防災情報電話案内サービス TEL0120-077-199(通話料無料) 防災行政無線と同じ内容を聞くことができます。 令和3年9月1日から変わります。 (1)電話番号が新しく (2)通話料が無料に ぜひご登録ください 和歌山市防災情報メール 防災行政無線の放送内容を配信します。次のアドレスへ空メールを送信してください。 ▼touroku@bosai-mail.city.wakayama.wakayama.jp ※迷惑メール対策をしている方は、osirase@bosai-mail.city.wakayama.wakayama.jpからのメールを受信できるよう設定してください。 ▲登録メール