【16面】 ************************************************** # 市長コラム ************************************************** 青春は密です この言葉は、今年夏和歌山で開催された、全国の高校生が集い文化部のインターハイと呼ばれる文化祭「紀の国わかやま総文2021」の新聞部門の中で見かけたメッセージです。青春真っただ中。勉学やスポーツ・文化のクラブ活動など人生の中でも活動が密に詰まった高校時代…のはずが、コロナ禍という誰も経験したことのない困難な中で、大きな制約を受け続けた高校生が、自らの力で文化祭をやり遂げました。 総文は、総合開会式での生徒実行委員長 前冬磨さんの「誰かを思い、温かみがあふれ、優しさに包まれた、そんな総文が、誰かの希望となるように。前に進むことをやめさえしなければ道は開ける。」という思いのこもった挨拶から始まり、パレードや県内10市町で各部門に分かれて開催されました。 東京など緊急事態宣言下で参加できない高校や、密を避けて人数制限や観客が少ない中で、私も少しでも励ませればと思い、できるだけ多くの会場に応援に行ったつもりでしたが、励まされたのは逆に私の方でした。 高校生たちが2年間準備に準備を重ねた、歌える喜び、演奏できる喜び、はちきれんばかりの笑顔、「和歌山に来るのがとても楽しみでした」の言葉。和歌山県内12の特別支援学校が一つになった部門では、「おおきに」を合言葉に感謝と笑顔を全国の学校に伝えようと全力疾走。 こんな数々の姿を目の当たりにすると胸が熱くなり、言葉になりません。高校生たちの密なメッセージ、確かに受け取りました。コロナと戦いながら青春を駆け抜けている姿は、後輩たちや社会に伝わり、暗い気持ちを吹き飛ばしてくれる、そんな素晴らしい文化祭でした。 和歌山市長 尾花 正啓 -------------------------------------------------- # 紀州藩主になって 大名駕籠(かご)に乗ってみよう! -------------------------------------------------- ■問合先 文化振興課 TEL435-1194 今年度は、「紀の国わかやま文化祭2021」に合わせ11月に開催される紀州おどり「ぶんだら節」で大名行列を再現します。大名駕籠に乗って大名行列を率いていただけるお子様を募集します。 ●日時/11月3日(水曜日)10時〜15時(予定) ●対象・定員/和歌山市在住の小学校1〜3年生の児童1人(申込多数の場合抽選・無料) ※当選した方には10月4日(月曜日)までに直接連絡します。 ※保護者が必要な場合、最大2名まで可 ※児童及び保護者の方は、市で用意した衣装を着て参加していただきます。 ●申込/9月27日(月曜日)〈消印有効〉までにハガキに必要事項(お子様の住所・氏名・年齢・学年、保護者の氏名・日中連絡がつく電話番号)を記入し文化振興課(市役所10階)まで。 ※詳細は市HP(1036970)をご確認ください。 ▲市HP -------------------------------------------------- # 和歌山市民憲章(昭和41年11月3日制定) -------------------------------------------------- 自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 -------------------------------------------------- # 今月の題字、私が制作しました -------------------------------------------------- 市立和歌山高等学校デザイン表現科2年 植田 雅さん 秋の象徴ともいえる稲穂と、少し残った暑さを優しい色で表現しました。 市報わかやま 令和3年9月号 第918号 発行/和歌山市広報広聴課 〒640-8511 和歌山市七番丁23 TEL073-432-0001(代表) ホームページ http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ 人口/352,202人(男165,378人 女186,824人) 世帯数/157,295世帯 ※令和3年8月1日現在