【24面】 ************************************************** # 市長コラム ************************************************** 新しい力 この春、大学誘致1校目の東京医療保健大学和歌山看護学部1期生の卒業式が行われました。学部から100名、大学院から10名が晴れて卒業し、そのうち7割もの学生が和歌山市内に就職され、看護師、保健師として、コロナ禍で逼迫する医療の現場を支える力になってくれます。 卒業生代表挨拶で、涙ながらに4年間を振り返り、学園祭やボランティアなど地域の方との触れ合いを通じて、地域貢献できる看護師を思い描いてきたと述べられていましたが、この言葉を聞き、市内に大学が存在する意義を改めて感じました。大学生という多感な4年間を通じ、学生にとっても地域にとってもかけがえのない大切な絆が得られたのではないかと思います。 私は、若者の県外流出を止めるため、まちなかの賑わいを取り戻すため、小学校などの廃校舎を活用した大学誘致を行ってきました。 初めのうちは、この少子化時代に大学なんかできないという声もありました。しかし地方では、地域医療に不可欠な看護、薬剤、理学・作業療法といった分野や待機児童解消につながる認定こども園の教員などが極端に不足していることを訴え、専門分野の大学の必要性を文部科学省にも認めて頂き、県と市の連携で次々と現在6つの大学が開校することになりました。 ここ2年間は、コロナ禍で、大きな制約がある中で思ったような活動ができなかったと思いますが、同大学の学生が「ぶんだら踊り」で見せてくれたあの笑顔は、未来の和歌山に繋がると思います。 これから毎年毎年、誘致した他の大学からも卒業生が市内や県内に就職し、生まれ育った故郷を支える「新しい力」となってくれます。 これまで進めてきた「ふるさとで学び、働き、住み続けられるまち」に少し近づけたのではないかと思います。 和歌山市長 尾花 正啓 ************************************************** # 4月2日(土曜日) 10時 四季の郷公園GRAND OPEN ************************************************** 4月2日に四季の郷公園がグランドオープンし、子供から大人まで楽しめる公園へと生まれ変わります。 ■問合先 農林水産課 TEL435-1049 【1】見晴らしの丘(パース写真) 自然のアップダウンを活かした遊び空間。ロープやボルダリングを仕掛けた丘の先には、すべり台やターザンロープが楽しめます。 【2】つきやまの遊び場・四季の小川(パース写真) 【つきやまの遊び場】 自然を活かした自由な遊びにより発想力を育む遊び空間。ネット遊具、斜面すべり台、ぶらんこなど。 【四季の小川】 衛生的な水環境へと整備。季節ごとの水辺を楽しめます。 【3】ドッグパーク(パース写真) 新たにドッグランエリアを設置。愛犬と安心して遊べる場所を拡充します。 (地図)レストラン、BBQ広場、直売所、体験農園 ************************************************** # 和歌山市民憲章(昭和41年11月3日制定) ************************************************** 自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 ************************************************** # 今月の題字、私が制作しました ************************************************** 市立和歌山高等学校デザイン表現科2年 平尾 藍美さん 春の柔らかな雰囲気を出せるように色味を柔らかくして、花をモチーフに作りました。 市報わかやま 令和4年4月号 第925号 発行/和歌山市広報広聴課 〒640-8511 和歌山市七番丁23 TEL073-432-0001(代表) ホームページ http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ 人口/350,409人(男164,562人 女185,847人) 世帯数/156,767世帯 ※令和4年3月1日現在