【16面】 ************************************************** # 市長コラム ************************************************** 水と緑の、人にやさしいまちづくり 「こんな和歌山を見られて嬉しい」「長生きしてよかった」 400年の節目に和歌山城周辺で行われた和歌祭では、渡御行列とともに松平健さんの将軍や大名行列も加わり、久しぶりに城下町が笑顔と活気に包まれました。コロナ禍で失っていた何かを少し取り戻せたように思います。 和歌山市は紀の川の河口に位置し、海・山・川に囲まれ、水と緑が豊かなまちです。 私はこれからのまちづくりは、「水と緑の環境にやさしい」、そして人が歩きやすい、運転しなくても公共交通機関で病院や買い物に行ける「人にやさしい」まちづくりが大事だと思っています。 今年4月には、京橋親水公園が完成し、カヌーなど水上のイベントで賑わいました。本町公園の民間活用と合わせ、水辺や緑のオープンスペースとしてまちにうるおいを与えてくれています。市駅と京橋やブラクリ丁が水運でもつながり、歩いても楽しく、ゆっくり水辺を楽しめる、水と緑の環境にやさしいまちにしたいと思っています。 コロナ禍などで、公共交通の維持が難しくなりつつあります。公共交通を利用しやすくするため、郊外の各地域で「低料金の巡回バス」を走らせ、各鉄道駅や路線バスに接続し、市内のどこへでも乗り継いで移動しやすくできないかと考えています。「人にやさしいまち」の一つのイメージです。 福祉や防災対策などやるべきことはたくさんありますが、これまでもあちこち走り回って民間活力や国県の支援を活用し、長年の借金を減らしてきました。財源がないからやらないのではなく、財源の確保に努め、まちの未来に必要なことはしっかりと進めるつもりです。 和歌山城はまちのシンボルであり、市民の誇りです。城下町を中心に、市内全域が笑顔に包まれる「水と緑の、人にやさしいまちづくり」を進めてまいります。 和歌山市長 尾花 正啓 ************************************************** # 今年は8月6日(土曜日)開催! 第54回 紀州おどりぶんだら節 参加連を募集します ************************************************** 初参加歓迎! ■問合せ先 紀州おどり実行委員会事務局(観光課内)電話番号435-1234 本市の夏を代表する祭り紀州おどり「ぶんだら節」も今年で第54回を迎えることとなり、8月6日(土曜日)に和歌山城周辺で開催されます。 正調「ぶんだら節」、アップテンポの「ぶんだら21」も街頭おどりで楽しんでいただけます。独自の振り付けや衣装に工夫を凝らした連も数多く、観客を一層楽しませていただいております。ぜひ、ご参加をよろしくお願いします。 ※新型コロナウイルス感染症の発生状況等により、人数制限や開催内容の変更または中止となる場合があります。 20人以上から「連」としてご参加いただけます。(無料) ●申込/観光課(市役所10階)で申込用紙に記入 ●申込締切/6月24日(金曜日) ※20人未満のグループや個人は、「飛び入り連」で自由にご参加いただけます。 ************************************************** # 和歌山市民憲章(昭和41年11月3日制定) ************************************************** 自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 ************************************************** # 今月の題字、私が制作しました ************************************************** 市立和歌山高等学校デザイン表現科2年 平尾 絆心さん さわやかな雰囲気を出すために明るい色合いにしました。 市報わかやま 令和4年6月号 第927号 発行/和歌山市広報広聴課 〒640-8511 和歌山市七番丁23 電話番号073-432-0001(代表) ホームページ http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ 人口/352,622人(男165,988人 女186,634人)世帯数/158,591世帯 ※令和4年5月1日現在(令和2年国勢調査の結果を基に算出した推計人口)