【2~3面】 ************************************************** # 特集 あの作品のロケ地なんです 和歌山市 ************************************************** -------------------------------------------------- # 風光明媚な景観が魅力の和歌山市、映像制作に携わる方の注目を集める撮影の地となっています。 -------------------------------------------------- 和歌山市は、大阪から電車や車で約1時間という好立地で、海、山、川などの「自然」、港町や昔ながらの下町風情を残す「街並み」、また、和歌山城をはじめとする「歴史ある建造物」など様々な『顔』を有しています。 そこで本市では、フィルムコミッション事業として、市内で行われる映画やテレビドラマ、CM、音楽プロモーションビデオ、雑誌等のロケーション撮影に伴う支援及び誘致を行っています。この活動を通じて、まちのイメージアップや観光振興・観光誘客を図るとともに、新たな地域資源を発掘し、魅力ある街づくりにつなげていきます。 -------------------------------------------------- # エキストラを募集中 -------------------------------------------------- 映画やドラマに「エキストラとして出演したい!」、ポスターや雑誌等に「モデルとして出たい!」と思っている方は、是非ご登録ください。 ■問合せ先 観光課 電話番号435-1234 ************************************************** # 2010〜2022の作品をPick Up!! ************************************************** これまでにロケ地となった作品(場所) ・映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」(和歌山マリーナシティ) ・映画「グレイテスト・ショーマン」のプロモーション動画(市立和歌山高等学校) ・映画「真田十勇士」(和歌山城、コスモパーク加太) ・映画「ソワレ」(和歌山競輪場・明光商店街 他) ・映画「ちょき」(じゃんじゃん横丁・和歌浦天満宮・磯の浦海水浴場・県立和歌山盲学校 他) ・映画「鋼の錬金術師」(和歌山マリーナシティ) ・映画「彼岸島」(友ヶ島) ・映画「燃えよ剣」(加太) ・短編映画「Smile」(南海電鉄加太線・淡島神社 他) ・CM「カルピスソーダ」(加太海岸 他) ・NHK「あさが来た」(和歌山マリーナシティ) ・NHK「渋沢栄一inパリ万博」(和歌山マリーナシティ) など ************************************************** # 雑賀崎などがロケ地の映画 1月27日(金曜日)全国公開 『あつい胸さわぎ』 ************************************************** 監督/まつむらしんご 脚本/髙橋 泉(たかはし いずみ) 出演/吉田 美月喜(よしだ みづき)、常盤 貴子(ときわ たかこ)、前田 敦子(まえだ あつこ)、奥平 大兼(おくだいら だいけん)、佐藤 緋美(さとう ひみ)、石原 理衣(いしはら りい)、三浦 誠己(みうら まさき) 憧れだった芸術大学に通う千夏(吉田 美月喜)。新しい生活に胸を踊らせていた矢先、初期の乳ガンが見つかり、胸を残すか失うかの選択を迫られる。幼なじみの光輝(奥平 大兼)への恋心と女手ひとつで育ててくれた母親の思いに揺れる青春ストーリー。 この映画は、令和4年10月、東京国際映画祭「Nippon Cinema Now(特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品)」部門に選出されたことで、非常に注目を集めています。 ************************************************** # 『あつい胸さわぎ』の監督が、12月2日に行われた先行上映会で、和歌山市の魅力について語りました。 ************************************************** -------------------------------------------------- # 古き良き、風景と空気 -------------------------------------------------- 和歌山にロケハンに来た際に、なんてすてきな場所なんだろうと思いました。 関東近郊で撮影を行おうと思っていたので、スタッフキャスト全員を和歌山に連れてくることは、かなり大変なことだとは、わかっていました。 それでも、どうしても、あの景色が忘れられない、家のたたずまいが忘れられない、この物語は多分東京とかではなくて、こういう古き良き日本の風景・空気が残っているようなところでやった方が絶対に意味のあるものになると思ったので、大変ですけど、和歌山でやらしてもらえませんかっていうのを、制作サイドに相談しました。 -------------------------------------------------- # 常盤貴子さんの役作り -------------------------------------------------- 常盤貴子さんが雑賀崎をすごく気に入ってくださいました。 彼女が「自分の役作りをしていくスタイルって、土地の空気を吸う、そこの土地で生きている人たちと話して、自分もここで育ってきたっていう、イメージを作ることだ」というふうに仰っていました。 あれ?常盤さんがいないなと思ったら、普通にベンチに座って地元のおばあちゃん達と話していました。毎日、平然と常盤さんが接しているので、まちの人たちも普通に話せるようになっていました。それが、すごい微笑ましいというか、私としても、主人公のお母さんであるアキコという人間を、この土地で生きてきた人間なんだなって、すんなり思うことができました。 ************************************************** # 和歌山市の魅力が、たくさんの人に届くように ************************************************** 和歌山市では、地域の魅力を発信することを狙いに、映画やテレビ番組等のロケ誘致を促進し、撮影の協力・支援業務を行っています。映画やテレビを見た全国の皆様や、ロケで本市に訪れた制作会社の皆様にも、様々な景勝地や観光地を知っていただく事で、実際に本市に観光で訪れていただくきっかけになれば大変うれしいです。また自分たちの暮らしているまちが、様々な物語の舞台となったり、テレビ番組で全国に発信されることで、市民の皆様のシビックプライドの醸成にもつながる事業であると考えています。 観光課 田上 友崇 フィルムコミッション事業担当