【20面】 ************************************************** # 市長コラム ************************************************** 長いトンネルの向こうに 5月8日から新型コロナ感染症の位置づけが「2類」から「5類」に移行し、マスクを外される方も増え、人々が交流するイベントも増えてきました。観光客もほぼコロナ前の水準に戻りつつあり、コロナ禍の長かったトンネルも出口の光が見え始めたような気がします。これまで医療機関やエッセンシャルワーカーの皆様、そしてご協力頂いたすべての市民の皆様にお礼申し上げます。しかし、コロナウイルスが無くなったわけではありませんので、引き続きご苦労をおかけすると思いますがよろしくお願い申し上げます。和歌山市では、感染拡大に備えた保健所の体制やワクチン接種を維持しつつ、社会や経済活動の正常化に向け、コロナ禍からの脱却を目指してまいります。 先日、久しぶりに家内の実家に車で行く途中、急に家内が「山が笑っている」と言い出しました。そう言われてみると山々に芽生えた新緑が風に揺れ、山全体が表情豊かに笑っているように見えます。同じ景色なはずなのに、コロナ禍からの心境の変化からなのか、山が笑い、滴り、風薫るのを感じ、この3年間とは違う景色に見えます。大事な人に会える、施設に入っている家族に会える、笑顔でお互いの健康を確認し合う再会ができる。コロナ禍で失ったものは大きかったけれど、人と人が会える大切さを改めて学んだように思います。 トンネルの向こう側は、4年前と景色が少し変わるのか、まだはっきりとは見えないけれど、当たり前の日常を当たり前に過ごせる日も近いことを信じています。 和歌山市長 尾花 正啓 ************************************************** # 第55回 紀州おどり ぶんだら節 ************************************************** 今年は8月5日(土曜日)開催! 参加連募集 ♦参加申込期限 6月23日(金曜日) ♦ 踊りに連(グループ)として参加したい場合は、市ホームページ(ID:1003239)より申込方法等の詳細をご確認の上、お申込みください。市ホームページはこちらから → ※個人も「飛び入り連」で自由にご参加いただけます。 今年の紀州おどり「ぶんだら節」は、8月5日(土曜日)に和歌山城周辺で開催します。市政80周年を記念し昭和44年に誕生してから、今年で55回目を迎えます。これまでも参加者の皆様には、独自の振り付けや衣装でお祭りを盛り上げていただきましたが、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられてから初の開催となる今回、本市の夏の風物詩を日常に取り戻すとともに、新たな未来に向かって歩み始める節目の55回目となるよう、ぜひご参加をお願いします。 ■問合せ先 紀州おどり実行委員会事務局(観光課内)電話番号435-1234 ************************************************** # 和歌山市民憲章(昭和41年11月3日制定) ************************************************** 自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 ************************************************** # 今月の題字、私が制作しました ************************************************** 市立和歌山高等学校デザイン表現科2年 成田 コウ さん 夏といえば祭りかなと思い、屋台の明かりをイメージしました。蛍の光にも見えますね笑。 市報わかやま 令和5年6月号 第939号 発行/和歌山市広報広聴課 〒640-8511 和歌山市七番丁23 電話番号073-432-0001(代表) ホームページ http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ 人口/349,497人(男164,480人 女185,017人) 世帯数/159,082世帯 ※令和5年5月1日現在(令和2年国勢調査の結果を基に算出した推計人口)