【5~6面】 ************************************************** # Pick Up News ************************************************** -------------------------------------------------- # Pick Up 01 令和5年度 和歌山市文化表彰 -------------------------------------------------- ■問合せ先 文化振興課 電話番号435-1194 本市文化の向上発展に、特に顕著な功績のある個人・団体を表彰します。今年度は次の個人・団体が受賞されました。(敬称略) 文化賞 味村 正弘(みむら まさひろ) 【食文化(フランス料理)】 10代半ばで料理の道に進み、大阪や広島など各地で研鑽を積んだ後、和歌山市内のホテルの総料理長を経て、平成6年に独立する。これまでに国内外の様々な料理の祭典で優秀な成績を収めており、県から「きのくに技能奨励賞」を、厚生労働省から「卓越した技能者(現代の名工)」の表彰を受けている。 伝統的なフランス料理を大切にしつつも新たな味を求めて料理の腕を磨く一方、県調理師会会長として食文化の継承と後進の育成にも力を注いでおり、「キッズシェフ体験」や「わかやまジビエ出前授業」を通して、県下の児童・生徒に対して調理技術の習得と地域の農業や農産物への理解を深め、感謝の心を育む活動を続けている。 また、和歌山県中小企業団体中央会・日本調理師会と協力し、地震などの大規模災害発生時の食材や食事の提供に関する協定を県と締結するなど、社会貢献活動にも尽力しており、本市の食文化の振興・発展への貢献は多大である。 文化功労賞 江田 司(えだ つかさ) 【指揮者】 昭和49年の和歌山市交響楽団の創団にチェリストとして参加し、翌年から指揮を兼任する。指揮者としては、古典派から近・現代の作品まで幅広いレパートリーを持ち、オペラ・バレエ作品の上演においても練達の指揮を披露し、これまでに数々の著名なソリストと協演した実績を有する。 また、小学校の音楽専科の教員や名古屋学院大学の教授として勤務するなど音楽教育に深く携わり、音楽教科書である『小学生の音楽1〜6年』の執筆者のひとりとして名を連ねている。さらに、本市が毎年実施する「和歌山音楽大行進」の実行委員・実行委員長として、同事業を長きにわたり牽引するなど、音楽教育を通して本市の音楽文化の振興・発展に尽力してきた功績は多大なものである。 水島 大二(みずしま たいじ) 【城郭研究】 大学在学中より、「日本城郭協会」と「日本城郭協会学生研究会」に籍を置いて本格的に城郭研究を始め、「日本城郭史学会(旧:日本城郭資料館)」の立ち上げにも参加する。大学卒業後は、県立の高等学校教諭として教壇に立つ傍ら、「和歌山城郭調査研究会」を立ち上げ、県下の中・近世の城郭跡や幕末の台場跡、戦中遺構の調査研究を進める。また本市と連携し、和歌山城の石垣の刻印を調査し、約140種2,000個余りの刻印の存在を確認した。 さらに、平成27年から現在まで「和歌山城で学ぶお城教室」の講師として、和歌山城に残る往時の職人たちの技術や歴史を伝えるために、参加者と一緒に城内を巡る取組みを続けている。和歌山城の魅力について、愛好家はもとより初心者にも広くわかりやすく伝えるなど、本市の文化振興に大きく貢献している。 文化奨励賞 久保 美雪(くぼ みゆき) 【声楽家】 平成8年の和歌山県新人演奏会において、事前オーディション出演者の中で最高点を獲得して演奏会への出演を果たす。平成21年、同24年、令和元年にソロリサイタルを開催するとともに、和歌山市交響楽団や国内の名高いオーケストラと共演を重ねている。 オペラとの出会いは、平成7年に和歌山市民オペラ協会第1回定期公演の「おこんじょうるり」に参加した時で、同9年の第3回定期公演である有吉佐和子の作品をオペラにした「藤戸の浦」以来、毎年同協会の公演に携わる。 また、文化芸術の普及にも取り組んでおり、文化庁による子供育成推進事業の一環である「芸術家の派遣事業」や和歌山県文化振興財団による「おでかけコンサート」に参加し、県内の幼稚園・保育園や小・中学校で公演を行うなど、質の高い芸術を鑑賞・体験する機会を提供し、声楽の魅力を伝え、本市の文化芸術の発展に資する活動を続けている。 和歌山市民オペラ協会(わかやましみんオペラきょうかい) 【舞台芸術】 平成7年の第1回定期公演から令和5年の協会創立30周年記念公演である「清姫-渡し場の段-」まで、26回に及ぶ定期公演を重ねて、本市における舞台芸術を牽引し続けている。演目は多彩であり、古典派や近・現代のオペラのほか、有吉佐和子の浄瑠璃が原作の「藤戸の浦」など、日本の古典を種本とする作品や和歌山にこだわった作品を数多く手がける。特に令和3年に開催された「紀の国わかやま文化祭2021」では、新作オペラ「稲むらの火の物語-梧陵と海舟」を初演し、同作は、音楽評論家として長年活躍した、故佐川吉男氏の名を冠した「第20回佐川吉男音楽賞」を、県内の団体として初めて受賞している。また、音楽文化を次世代へ継承するために子供たちにオペラ制作の一部始終を体験してもらうためのワークショップを開催するなど、後進の育成に努め、本市の舞台芸術文化並びに音楽文化の振興と普及に尽力している。 -------------------------------------------------- # Pick Up 02 給付金のお知らせ 〜電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金(7万円追加給付)〜 -------------------------------------------------- 物価が高騰する中で、特に影響が大きい住民税非課税世帯の生活を支援するため、一世帯あたり7万円を給付します。 申請方法等の詳細は、市のホームページをご確認ください。 ●対象者/令和5年度住民税非課税世帯 ※住民税が課税されている者の扶養親族等のみからなる世帯を除く。 ●基準日/令和5年12月1日(金曜日) ●手続き ・12月下旬に発送のお知らせが届いた世帯⇒手続きの必要なし ・1月中に発送の確認書が届いた世帯⇒確認書の内容を確認の上、必要事項を記入して返送 ・何も届かない世帯(申請が必要な世帯)⇒事務局に問い合わせの上、申請書と添付書類の提出が必要 ●提出期限/令和6年2月29日(木曜日) ●問合せ先/和歌山市物価高騰重点支援給付金事務局 電話番号0120-969-861、 電話番号073-499-5184(土日祝、年末年始)を除く -------------------------------------------------- # Pick Up 03 2月から受付が始まります 令和6年度市民税・県民税の申告 -------------------------------------------------- ■問合せ先 市民税課 電話番号435-1036 令和6年度市民税・県民税の申告受付が、市役所本庁舎と各支所で2月から始まります。 また、混雑回避のため、郵送で申告ができる方は、郵送での申告書提出にご協力ください。 市役所本庁舎での受付 (2階(4)番窓口) ●申告受付期間/2月16日(金曜日)〜3月15日(金曜日) 支所:和佐 受付日:2月5日(月曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:山口 受付日:2月5日(月曜日) 午前:〇 午後:― 支所:紀伊 受付日:2月6日(火曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:川永 受付日:2月6日(火曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:西山東 受付日:2月7日(水曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:岡崎 受付日:2月7日(水曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:西脇 受付日:2月8日(木曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:安原 受付日:2月9日(金曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:加太 受付日:2月9日(金曜日) 午前:〇 午後:― 支所:東山東 受付日:2月13日(火曜日) 午前:〇 午後:― 支所:西和佐 受付日:2月13日(火曜日) 午前:〇 午後:― 支所:有功 受付日:2月14日(水曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:小倉 受付日:2月15日(木曜日) 午前:〇 午後:〇 支所:直川 受付日:2月15日(木曜日) 午前:〇 午後:― 各支所での出張受付 ●時間 【午前】9時30分〜12時 【午後】13時〜16時 令和6年度から適用される主な税制改正 ■森林環境税(国税)の課税開始 森林環境税は、令和6年度から国内に住所を有する個人に対して課税される国税であり、市・県民税の均等割と併せて1人年額1,000円が課税されます。 なお、東日本大震災を踏まえて、防災施策に要する費用の財源を確保するために、市・県民税の均等割額に1,000円(市民税500円・県民税500円)が加算されていましたが、この臨時的措置については令和5年度で終了します。 令和5年度 市民税 均等割:3,500円 県民税 均等割:2,000円 森林環境税(国税):― 合計:5,500円 令和6年度以降 市民税 均等割:3,000円 県民税 均等割:1,500円 森林環境税(国税):1,000円 合計:5,500円 合計については、令和5年度・6年度とも5,500円となります ■上場株式等の配当所得や譲渡所得などの課税方式の統一 上場株式等の配当所得等や譲渡所得等については、所得税と市県民税において異なる課税方式の選択が可能とされてきましたが、令和6年度の市・県民税より、課税方式を所得税と一致させることになりました。 これにより、所得税で選択した課税方式が市・県民税にも適用され、非課税判定や扶養控除・配偶者控除等の適用に影響がありますので、申告の際は課税方式の選択について慎重に判断してください。 また、国民健康保険料や後期高齢者医療保険料・介護保険料などの算定や、各種行政サービスなどに影響が出る場合がありますのでご注意ください。 和歌山税務署からのお知らせ ■問合せ先 和歌山税務署 電話番号424-2131 所得税の確定申告書は、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」で簡単に計算誤りなく作成できます。 e-Tax(電子申告)は、「簡単・便利」で「安心・安全」な申告方法です。ぜひご利用ください。