食中毒 よくある質問
どんな食品がノロウイルス食中毒の原因となっているの?
このウイルスによる食中毒の原因食品として生カキ等の二枚貝あるいは、これらを使用した食品や献立にこれらを含む食事があります。
カキなどの二枚貝は大量の海水を取り込み、プランクトンなどのエサを体内に残し、出水管から排水していますが、海水中のウイルスも同様のメカニズムで取り込まれ体内で濃縮されます。いろいろな二枚貝でこのようなウイルスの濃縮が起こっていると思われますが、われわれが二枚貝を生で食べるのは、主に冬場のカキに限られます。このため、冬季にこのウイルスによるカキの食中毒の発生が多いと考えられます。
カキ以外の二枚貝では、ウチムラサキ貝(大アサリ)、シジミ、ハマグリ等が食中毒の原因食品となっています。
また、カキや二枚貝を含まない食品を原因とする食中毒も発生していますが、食品からウイルスを検出することが難しいことなどから、原因食品を特定できなかった事例(その他:食事特定及び原因食品不明)が過半数を占めています。
これらの多くは、ウイルスに感染した食品取扱者を介して食品が汚染されたことが原因と推定されてます。
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