要支援、要介護状態にならないためには?
介護予防にとりくみましょう!元気で自分らしく、いきいきと暮らしていくために
日々の生活における「少しの努力」で改善できる点はたくさんあります。いつまでも介護が必要なく、快適に生活するために日々の生活でこころがけましょう。
介護予防とは、高齢者が介護の必要な状態にならないで、自立した生活を営むことができるように、加齢や病気による心身の衰えを予防・回復しようとすることをいいます。
介護が必要になる原因は?
日本人の死因で多いのは、「がん、心臓病、脳血管疾患」などの生活習慣病です。
しかし、介護が必要になる原因を見ると、脳卒中などの生活習慣病だけでなく、「高齢による衰弱」や「骨折・転倒」「認知症」など、加齢に伴う身体機能・生活機能の低下によるものが多くなっています。
高齢期には、生活習慣病予防だけでなく、これらの身体機能・生活機能の低下を予防すること(介護予防)が大切になります。
年齢を理由に諦めないで
高齢期には、ささいなことが生活機能の低下を招きます。例えば、「かみにくくなる」のは「年齢のせい」だから仕方がないと放置していると、「食事量が減る」→「体力が落ち、元気もなくなってくる」→「食欲が低下する」→「身体が衰弱し生活機能が低下する」→「介護が必要な状態になる」のです。
高齢者はこのような悪循環に陥りやすく、心身の不調を放置しないことがとても大切です。病気やけがを予防するとともに、不調を感じたら「年齢のせい」だとあきらめず、かかりつけの医師・歯科医師・地域の包括支援センターなどに相談しましょう。
身体の機能を維持し健康を保つことで、日々の生活を自分らしく豊かなものにしましょう。
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