生活保護にかかわるよくある質問

 

ページ番号1018966  更新日 令和2年7月16日 印刷 

Q 生活保護はどこで申請すればいいの?

A 現在生活している地域の福祉事務所です

 定まった現住所がなく、住民票もない場合でも、また住民票がある自治体と違うところで生活していたとしても、現在生活している市町村の福祉事務所で生活保護を申請することができます。

Q 世帯のうち一人だけ生活保護を利用(受給)することはできる?

A 原則できません 

 生活保護は「世帯単位」で利用(受給)することが原則です。世帯とは、世帯員が「一緒に居住して、生計を共にしている」状態のことをいいます。よって、血縁関係や婚姻関係になくても、世帯としての実態があれば、生活保護を利用(受給)できます。

Q 外国籍の人でも生活保護を利用(受給)できる?

A 定住性があれば利用(受給)できます

 外国籍の人で、有効なる在留カード又は特別永住者証明書など、定住性のある証明があれば、生活保護が準用されます。住民登録されている市町村の福祉事務所へ相談してください。

Q 親族に知られたくない場合は?

A 特別な事情があるときはご相談ください

 生活保護を申請すると、福祉事務所は扶養義務のある親族に対して、申請した人を援助できるかどうか確認する扶養照会をします。ただし、DVや虐待などの被害があり、親族に居場所を知られたくないといった特別な事情がある場合は、照会を見合わせることもありますので、事前にご相談ください。

Q 持家があっても生活保護を利用(受給)できる?

A 原則、住居であれば利用(受給)できます

 資産価値の大きい住居などの場合は売却をはじめ資産活用が勧められますが、そこに住んでいれば、持家であっても生活保護を利用(受給)することができます。また、高齢者世帯の場合は、「要保護世帯向け不動産担保型生活資金」の貸付を受けられることがあります。

Q 自動車や二輪車があっても生活保護を利用(受給)できる?

A 原則できません

 自動車は、所有や使用も出来なく処分しなければなりません。ただし、障害者の通勤や通院などで、他の交通機関の利用が困難な場合など保有を認められることもあり、125CC以下の二輪は、その処分価値及び主な使途などにより、保有が認められる場合があります。

Q 生命保険はどうなりますか?

A 原則として解約し、返戻金を生活費に充てることになります

 解約返戻金が少額で、かつ、保険料額も少額な場合に限り、保有が認められることがあります。

Q 住宅ローンがあっても生活保護を利用(受給)できる?

A 原則できません

 保護費で住宅ローンを返済することは生活保護の趣旨に反するので、原則として利用(受給)することができませんが、ローン支払いの繰り延べが行われている場合、又は、ローン返済期間も短期間であり、かつ、ローン支払額も少額である場合、利用(受給)できることもあります。また、住宅ローンが支払えず、家を手放さざるを得なくなった場合でも生活保護を利用(受給)することができますので、福祉事務所に相談してください。

Q 借金があっても生活保護を利用(受給)できる?

A 利用(受給)できますが、借金は返済できません

 原則として生活保護を利用(受給)しながら借金を返済することはできません。借金については、法律家などに相談し、債務整理をするようにしましょう。

このページに関するお問い合わせ

福祉局 社会福祉部 生活支援第1課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1205 ファクス:073-435-1267
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福祉局 社会福祉部 生活支援第2課
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