平成24年度 わかやま市民協働大賞  受賞事業

 

ページ番号1002514  更新日 平成28年2月2日 印刷 

大賞

事業名
紀の川東洋台資源集団回収を基盤とした地域老人会支援活動
事業実施団体
  1. 紀の川東洋台浜木綿クラブ
  2. 和歌山市一般廃棄物課
  3. 紀の川東洋台自治会
事業概要

グル-プ発足の経緯 目的
これまで地域のゴミ集積所(22箇所)に出されるゴミを見た時、その量の多さにびっくりしたとの声と、和歌山市の施策である「資源の集団回収」を行えば、ゴミと化している缶ビン古紙等が資源として再利用されることて廃棄されるゴミの減量に通ずる

  1. 資源回収チ-ムが地域活動に寄与出来る
  2. 資源の再生プロセスに加わる事で廃棄物処理への理解向上
  3. 行政回収から集団回収に移行する事により、行政回収経費の削減の他、ゴミ減量に貢献できる。

事業活動

  1. 地域住民に捨てればゴミ、分別すれば資源が定着
  2. グル-プの母体である浜木綿クラブの活動が活発化した
  3. グル-プ活動で相互の協調が芽生えた 役割分担 メンバ-欠員時の相互応援資源についての理解
  4. 資源集団回収実績(平成23年4月~平成24年8月まで) 総量46,472キログラム
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
事業の性格から行政の指導・誘導が資源回収に当たり不可欠で、加えて住民の理解と協力(紀の川東洋台自治会)なしでは活動が遂行できないため三位一体の仕組みが必要であった。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
  1. 本市初の大がかりな集団回収であった事から行政が回収現場の視察、パトロ-ルを行うことで、他の回収事業者とのトラブルが防止出来た。
  2. 自治会では毎月発行される広報紙に資源についての情報を掲載し住民に情報を伝達できた。
  3. 市の広報DVDにも活動が紹介され、子ども会の集まりでDVDを上映したところ、集団回収のことが良く解ったと返ってきた。
  4. 集団回収への移行によりパッカ-車の稼働の大幅減による経費削減が期待される他、全市的に波及効果も期待される。
  5. 行政側では資源の集団回収モデルが稼働し水平展開の仕組みが構築された。
  6. 紀の川東洋台自治会においては、資源ゴミを「資源」に位置づける広報活動により住民の理解と協力が得られた。
  7. 行政、自治会との協力・連携により活動が軌道に乗ったことで、日常会話の中で「資源」という単語も行き交うようになり、老人会(浜木綿クラブ)としての位置づけも明確になった。

優秀賞

事業名
父親のための育児ガイドブック(和歌山市父子手帳)作成事業
事業実施団体
  1. 和歌山市子育て支援課
  2. 和歌山市子育て支援ネットワーク実行委員会
事業概要
父親に育児に対する自覚と責任を、パートナーが妊娠したときから共有させるとともに、男性の子育てに対する意識の向上を図るため、父親のための育児ガイドブックを作成した。作成にあたっては、これから父親となる人が読むことを意識し、現在子育て中の父親や父親予備軍である男性からの意見を多く取り入れたものとした。
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
今回作成する冊子は、男性が手に取ってみて、かつ中を見てみようと思わせるものであり、実際に読み始めた際には興味をそそられて読み続けられるものを目指したかった。そのためには、母親の手に渡る母子健康手帳のような専門的な内容ではなく、楽しんで読み進めることができるよう、実際にこの冊子を利用する男性として、現在子育てを楽しんでいる父親、そしてこれから子育てを行う男性の意見を取り入れることが必要であると考えたこと、また日ごろから子育て支援活動に携わり、子育て中の保護者と交流していることから、悩みや不安、楽しいと感じていることなどを熟知している和歌山市子育て支援ネットワーク実行委員会の構成員を中心として編集を行うことで子育てに取り組む男性と、そのパートナーである女性の意見を幅広く拾った冊子を作成できるのではと考えたため。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
和歌山市子育て支援ネットワーク実行委員会を中心として、和歌山市、わかもの力プロジェクト、平成23年度和歌山市政策研究グループが、冊子への掲載内容を検討するところから、実際に掲載する内容や情報についてもお互いの経験や知識を出し合ったことで、まずは男性が子育てに取り組むための明るい導入本として作成することができた。
事業名
わかやま城下町バル
事業実施団体
  1. わかやま城下町バル実行委員会
  2. 和歌山市商工まちおこし課
  3. 和歌山市観光課
事業概要
和歌山市は、農業・水産業の盛んな和歌山県の随一の商業都市として、新鮮な食材が集まり、それを活かした飲食店が多数存在する。
飲食店を食べ歩き、飲み歩きを気軽に行える「バルイベント」を開催することで賑わいを創出し、多くの魅力ある飲食店を知ることで街にでかけるきっかけを提供する。
開催実績
  1. 平成23年10月15日(土曜日)参加店舗141店舗
  2. 平成24年8月4日(土曜日)参加店舗66店舗(本町エリア限定)
  3. 平成24年10月6日(土曜日)参加店舗約141店舗
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
秋に開催される「竹燈夜」や、真夏に開催される「ぶんだら節」が長年開催され、市内外から多くの方々が、和歌山市に訪れるイベントとして定着している。このようなイベントが行われている日に、さらに和歌山の街を活性化するため、来街者が飲食のため街を回遊し、新しい魅力の発見を促すため、竹燈夜、ぶんだら節との協働により、お互いのイベントの相乗効果と地域の経済が循環する仕掛けを構築するため、協働での実施を提案した。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
和歌山市役所が中心となって開催する「竹燈夜」や「ぶんだら節」との同日開催により、竹燈夜等の観覧者に対して、バルイベントという食べ歩きにより和歌山市の新しい魅力を発見する機会を提供し、それぞれのイベントに対し新しい参加者を獲得することができた。
また、昨年実施した第1回わかやま城下町バルでは竹燈夜のパンフレットバルの告知もあわせて掲載したほか、市観光課が実施する南海電鉄なんば駅での観光キャンペーンに、わかやま城下町バル実行委員会のメンバーも参加して、パンフレット配布・イベント呼びかけを協働で実施したり、FMラジオ番組を活用した市観光課の広報活動に、バルチケットを景品として提供するなど、さまざまな相互協力を行った。結果的に、こうした活動が奏功し、同イベントは約3500人の参加を得て、成功を収めることが出来た。
本年夏に実施した「ぶんバル」では、協働をさらに進化させ市観光協会が実施した夏の観光キャンペーンパンフレット「海百景わかやま市」への掲載や、コミュニティFM局への共同出演などを通じて、市外からの観光集客と、中心市街地の活性化に大きな役割を果たしている。

2次審査会(公開プレゼンテーション)の実施風景

日時:平成24年11月6日(火曜日)午後1時30分~4時25分まで
場所:和歌山市役所本庁舎14階小会議室

写真:プレゼンテーションの様子
プレゼンテーション(12分間)の様子
各団体の協働事業に対する思いがとても伝わる発表で
した。
写真:質疑応答の様子
質疑応答(10分間)の様子
和歌山協働推進委員による審査員から様々な質問が出
されました。

写真:プレゼンテーション終了
プレゼンテーション終了後、公募による市民コメンテ
ーター(3名)の方に事業に対する意見や感想などを
コメントしていただきました。
写真:審査委員全員から講評
審査結果の発表後、審査委員全員から講評をいただき
ました。

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市民環境局 市民部 市民自治振興課
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