平成25年度 わかやま市民協働大賞  受賞事業

 

ページ番号1002515  更新日 平成28年2月2日 印刷 

大賞

事業名
親子で自給自足体験!食育プロジェクト&菜の花プロジェクト
事業実施団体
  1. 特定非営利活動法人にこにこのうえん
  2. 和歌山市 子育て支援課
事業概要
目的
食の自給自足を通して、生活を楽しむという子育てスタイルを提案するとともに、共通のテーマを通して子育て世代の交流を深める。
成果
日ごろ何気なく食べている米、野菜及び加工品を参加者自身で栽培、収穫及び加工することを通して、食について考えるきっかけとなり、また、親子で参加し、共に作業を行うことで、親子のきずなや参加家族どうしの関係を深める機会を提供することができた。
実績
親子や家族がともに作業を行うことを主眼に、年間を通じて、収穫・調理・食事及び農作業という流れでの体験を軸としたイベントを毎月開催。
  • 回数:平成24年5月~平成26年3月まで計23回実施(予定)
  • 人数:平成24年度 大人213人、小人171人、幼児44人
    平成25年度(8月末まで)大人87人、小人85人、幼児19人
  • 開催場所:和歌山市府中にこにこのうえん
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
平成23年度及び24年度ともに「わかやまの底力・市民提案実施事業」の「翌年度で実施したい部門」でのテーマとして、子育て支援課が「子育て中の保護者の交流」を掲げ、事業を募集した。行政が主催する事業には内容、運用面及び資金面においても限度があることから、子育て、もしくは子育て支援以外の分野において活動されている団体の力や提案を中心に、幅広い視点から子育て中の親子の交流が図られる事業を実施したかったため。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
子育て支援課において、常日頃より取り組んでいる親子の交流といえば、つどいの広場という常設施設内での母親同士の交流が中心となっているが、この事業を通して屋外での自給自足体験ができたこと、また和歌山市において平成23年度より父親の育児参加を推進している中、農作業という男性も参加しやすい内容であったことから、多数の父親の参加があったとともに、父親と子ども、そして父親同士の交流も図ることができた。

優秀賞

事業名
平成24年度交通情報機能強化事業
事業実施団体
  1. 和歌山の交通まちづくりを進める会 わかやま小町
  2. 和歌山市 交通政策課
事業概要
本事業は和歌山市における公共交通活性化を目的としている。
平成24年8月から10月までにかけて専従職員5名を配置し、JR和歌山駅前で平成24年8月末から10月末までの間の週6日、わかやま電鉄車内で週1日「コンシェルジュ」として、目的地への交通手段を尋ねる市民や来街者への交通案内をおこなったほか、交通機関に興味を持っていただくクイズラリーの実施、公共交通路線図「wap2.2」、交通機関利用促進リーフレットの作成などをおこなった。
期間中、5800名を超える方への交通案内を実施したほか、利用シーン別の乗り継ぎ時刻表などを作成してウェブサイトで公開、また利用促進リーフレットを貴志川線、加太線、和歌山線などの沿線自治体に配布。
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
「平成24年度交通情報機能強化事業」は平成23年度「わかやまの底力・市民提案実施事業」翌年度で実施したい部門で当団体が採択され、平成24年度に実施した事業を発展させることを視野に和歌山市が企画したものである。事業実施にあたってはプロポーザルをおこなったうえで当団体が受託し、期間限定ではあるが、集中的に公共交通利用促進につながるデータ収集などを実施した。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)

コンシェルジュ事業をおこなううえでは、観光案内所との役割分担が大きな課題となったが、適切に対応・調整をいただくことができた。
また、単独の団体では各交通事業者との連絡調整は困難なことが多いが、直接のつながりを有する交通政策課から事前に事業者の担当者にお声がけをいただいた。特に、当方が直接のつながりを有していなかったJR西日本と南海電鉄については事前打ち合わせにも同行いただき、連絡・調整が極めてスムーズに進んだ。

さらに事業成果を取りまとめることで、交通機関を利用する市民・来街者がどのようなニーズを持っているかを把握し、行政だけではなく事業者に対してもフィードバックをおこなうことができた。行政に対しては公共交通体系を検討する一助に、事業者においては、自社の旅客向け案内の見直しにもつながっている。

事業名
平成24年度和歌山市健康づくり推進事業
事業実施団体
  1. 一般財団法人和歌山健康センター
  2. 和歌山市ウォーキング会
  3. 和歌山市スポーツ推進委員連盟
  4. 和歌山市 高齢者・地域福祉課
事業概要
市民の健康増進及び健康意識の普及啓発を目的に、平成24年6月から平成25年1月までの間に月1回のペースで『健康ウォーキングイベント』を、平成24年10月には『わかやま市健康フェスタ』を各団体の協働で開催しました。ウォーキングコースの設定は多くの方々が興味を持っていただけるような楽しくて安全なコースを設定し、語り部やタラソウォーキング、ノルディックウォーキングなど趣向を凝らしたメニューとしました。
  1.  『健康ウォーキングイベント』(1年あたり8回)
    参加者数延べ487名
  2. 『わかやま市健康フェスタ』10月8日開催
    (午前の部)ウォーキング・ランニング約300名参加(午後の部)谷口真理氏とのトークショー約200名参加
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
本事業は、平成24年度から新たにスタートした事業で和歌山市にはそのノウハウの蓄積がなかったため、ウォーキング実績が豊富にある「和歌山市ウォーキング会」、健康づくりに深い知識がある「和歌山健康センター」、「和歌山市スポーツ推進委員連盟」とが協力して、多くの方々に興味をもっていただくために、一般道路を参加者が列になり、市内の魅力を再認識しながら歩くイベントとしました。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
健康ウォーキングイベントは、基本的に平成23年度に作成した「健康ウォークガイドブック」のコースを歩くこととしましたが、実施には車が多くて危ない道や険しい山などのコースがあり、「和歌山市ウォーキング会」などが事前調査を行い安全なコースを検討しコースを決定していきました。
イベント当日は、各団体からそれぞれ5~6名がスタッフとして参加し、「和歌山市スポーツ推進委員連盟」による準備運動やウォーキング中の安全確保、「和歌山市ウォーキング会」が旗を持っての先導やウォーキング指導などすることで、参加者が安心してウォーキングを楽しむことができました。
第5回のマリーナシティ潮風ロードコースでは、「和歌山健康センター」の指導によるタラソウォーキングを実施し、第8回の四季の郷コースでは「和歌山市ウォーキング会」の指導によるノルディックウォークを実施し、多様なウォーキング方法を参加者にPRすることができました。
わかやま市健康フェスタでは、「和歌山市スポーツ推進委員連盟」によるウォーキング時の安全確保と「和歌山健康センター」による司会・指導でウォーキングを実施して大成功に終わりました。
和歌山市は、各イベントの受付や連絡調整、チラシの作成、市報わかやまへの掲載、ホームページの掲載などの広報面を充実することができました。

2次審査会(公開プレゼンテーション)の実施風景

日時:平成25年10月30日(水曜日)午後1時30分~3時30分まで
場所:和歌山市NPO・ボランティアサロン会議室C(和歌山市本町2丁目1番地フォルテワジマ6階)

写真:事業実施団体によるプレゼンテーションの様子
事業実施団体によるプレゼンテーションの様子
写真:審査結果後、講評する和歌山市協働推進委員会委員長
審査結果後、講評する和歌山市協働推進委員会委員長

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