SDGs de 深めナイト
概要
和歌山市SDGs推進ネットワーク(以下、ネットワーク)では、SDGsについての更なる理解向上やパートナーシップ構築などを目的に、会員向け勉強会兼交流会『SDGs de 深めナイト』を実施しています。
不定期開催ですが、開催案内はネットワークのFacebookページや会員へのメールでお知らせしています。会員の皆さまのご参加をお待ちしています。
※ネットワークでは会員を募集しています。加入を希望される企業・団体は、下記のページをご確認の上、加入・登録申込書を和歌山市企画課宛てご提出ください。
開催報告
Vol.07 続・食が育む地域の未来
日時:令和2(2020)年10月20日(火曜日) 午後7時00分~午後9時00分
スピーカー:カネナカ水産株式会社 代表取締役 中井 一統氏
参加者:25名
10月6日に開催されたオンライン講演会「食が育む地域の未来」にご登壇いただいた中井さんに再登壇いただき、市場でのせりや魚の血抜きの動画再放映のほか、海外有名シェフの視察受入れ、フランスのAOC(原産地統制呼称制度)、新規事業としてのジビエ精肉販売などを追加で説明していただきました。
後半は市場関係者やシドニーからの参加者を含む皆さまで、出口だけではなく入口(需要と供給)両方向からの取組の必要性、外から見た和歌山が持つ素晴らしさやポテンシャルなどをテーマに議論しました。
食が育む地域の未来に向けて、それぞれの立場から取組が続いていきます!!
Vol.06 誰一人取り残さない未来に向けて
日時:令和2(2020)年8月19日(水曜日) 午後7時00分~午後8時30分
スピーカー:株式会社信濃路 代表取締役社長 西平都紀子氏
参加者:31名
和敬喜心(わけいきしん:和を大切にし、人を敬い人の喜びを自分の喜びと思う。その想いを常に心に)を経営理念とされている株式会社信濃路の西平さんから、おどるんや~紀州よさこい祭り~、職親プロジェクト、犬猫の殺処分ゼロに向けた活動、旭学園生徒とアルテリーヴォ和歌山選手との交流など、多岐にわたる社会活動についてご講演いただきました。Q&Aでは、保護司を務める方へのアドバイス、経営者と現場とのコミュニケーションや調整方法、出口支援のみならず入口支援の重要性などについて質問がありました。また、短時間ながらグループに分かれて交流会を実施しました。
多様性を許容する社会の実現に向けたアクションを考える貴重な会となりました!!
Vol.05 エネルギーの地産地消と防災対策
日時:令和2(2020)年8月5日(水曜日) 午後7時00分~午後8時30分
スピーカー:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
スマートコミュニティ部主査 廣瀬圭一氏
参加者:32名
衣食住と同様に"エネルギー"はあることが当たり前の存在であるものの、食などに比べて距離感が遠いのが現状です。今回は、国内外のエネルギー分野に精通され、これまでに通勤で地球を40周分かつ欧米や未電化地域などへの国外出張で地球を20周分以上移動しているNEDOの廣瀬さんから、エネルギーの必要性やSDGsとの関係、ドイツの地域エネルギービジネスの取組「シュタットベルケ」や東日本大震災直後の約3日間にわたって商用系統停電中も電力供給を継続できた「マイクログリッド」など、初めて耳にする言葉についても分かりやすくお話していただきました。
Q&Aでは、主にドイツのシュタットベルケについて活発な質問があり、ドイツと日本では制度や文化などの違いがあることや、シュタットベルケによる便益、地域での好循環を生むための取組などについて議論がなされました。
SDGsの実現に向けて、エネルギー分野の理解が進んでいます!!
Vol.04 和歌山の海の現状と可能性
日時:令和2(2020)年7月13日(月曜日) 午後7時00分~午後8時30分
スピーカー:SEA GARDEN diving school 小浦 修氏
参加者:28名
普段生活をする上で気候変動や海洋プラスチック問題について肌で感じることは少ないかもしれませんが、ホンダワラ(海藻)の減少によりアオリイカ等の生物が減少しているといった課題や、北から南まで多様性のある和歌山の海の素晴らしさなどについて、年間何百回と海に潜られている小浦さんならではの視点でお話していただきました。写真をふんだんに交えたお話やQ&Aを通じて、参加者はバーチャルダイビングをした感覚で海の素晴らしさや課題を感じながら、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」を実現するためのアクションを考えました。
和歌山の海の素晴らしさを知ることがSDGsの推進に繋がっています!!
Vol.03 SDGsの世界とwithコロナの世界
日時:令和2(2020)年6月23日(火曜日) 午後7時00分~午後8時30分
スピーカー:ヨコハマSDGsデザインセンター長、和歌山市特別顧問 信時正人氏
参加者:41名
これまで産官学の各セクターを経験し幅広い知識と実践経験を持つ信時正人さんから「SDGsの世界とwithコロナの世界」というタイトルで、SDGsの内容や必要性、横浜SDGsデザインセンターでの取組事例、withコロナ時代の展望などについて、お話していただきました。後半は信時さん、三木保人(三木理研工業株式会社)さん、事務局滝本の3人でクロストークを展開し、withコロナで地方が注目される中、どのようなアクションができるかや、和歌山が持つ既存のアセットを活用した面的なオープンイノベーションを生みだすための移住者呼び込みができないかなどを議論しました。
withコロナの世界においてもSDGsの取組が進んでいます!!
Vol.02 地域内経済循環を高めるBUY LOCAL
日時:令和2(2020)年6月10日(水曜日) 午後7時00分~午後8時30分
スピーカー:株式会社PLUS SOCIAL 有井安仁氏
参加者:41名
商工会議所青年部(和歌山YEG)提言委員会の委員長を2年間勤め、BUY LOCAL推進を和歌山市長に提言した有井安仁さん(株式会社PLUS SOCIAL 取締役)からBUY LOCALの目的やSDGsとの関係などについて、身近な事例から専門的な話まで、非常に内容の濃いお話をしていただきました。BUY LOCALは、1人あたり毎月500円の地元消費によって年間20億円以上の経済効果があり、さらには人間関係資本の増幅やCO2排出削減などの好循環を生み、持続可能な地域を創ることに繋がります。交流会では、既にBUY LOCALを実践している方からの共有や、各自が生活や事業を行う上でのアクションについて議論しました。
BUY LOCALがSDGsの達成に繋がっています!!
Vol.01 基礎から学ぶSDGs
日時:令和2(2020)年5月20日(水曜日) 午後7時00分~午後8時30分
スピーカー:和歌山市SDGs推進ネットワーク事務局 滝本
参加者:43名
事務局からSDGsについての全体像、取組の必要性や意義のほか、経済・社会・環境面の統合的な発展やパートナーシップの重要性などについて説明を行いました。交流会では、まず4名のグループに分かれて、印象に残った部分を共有するとともに、翌日以降に向け各自が実施できるSDGsへのアクションについて議論を行い、最終的に参加者全員に各グループの意見が共有されました。
SDGsへの理解が進むとともにSDGsを共通言語にしたパートナーシップの構築が進んでいます!!
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
総務局 企画部 企画課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
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