友ヶ島の文化財調査の速報展示

 

ページ番号1059366  更新日 令和6年9月7日 印刷 

イベントカテゴリ: 文化・芸術

友ヶ島第3砲台

開催期間

令和6年9月7日(土曜日)から令和6年9月18日(水曜日)まで

開催場所

和歌山市城ホール3階 多目的室

内容

友ヶ島砲台の文化財調査 調査成果を速報展示します!

~明治時代の砲台の様子が明らかに~

今から120~130年程前の明治時代、日本各地の沿岸に、敵国の軍艦(ぐんかん)攻撃(こうげき)に備えて要塞(ようさい)が築かれました。京阪神一帯を守るために、紀淡(きたん)海峡(かいきょう)の両岸に築かれたのが「由良(ゆら)要塞(ようさい)」です。海峡の最も狭まった地点に、砲台(ほうだい)18か所・堡塁(ほうるい)9か所が築かれ、当時国内で最も大砲(たいほう)が密集する場所となりました。

このうち、友ヶ島には友ヶ島(ともがしま)第1砲台(ほうだい)~第5砲台や(とら)(しま)堡塁(ほうるい)を中心として、軍用道路、埠頭(ふとう)、発電所、(たん)(しょう)(とう)台(サーチライト)、将校や砲兵の営舎(えいしゃ)、井戸、(かわや)(トイレ)、(ほう)具庫(ぐこ)(大砲用具を収納する倉庫)、弾廠(だんしょう)(砲弾を準備する作業小屋)などの関連施設があちこちに築かれ、まさに要塞の島となりました。

令和6年(2024)1~3月に友ヶ島で文化財調査を実施しました。

友ヶ島で最も規模の大きい第3砲台では、砲座(ほうざ)8門のうち1か所の発掘(はっくつ)調査(ちょうさ)を行い、当時の砲撃(ほうげき)の主力火器であった28cm榴弾砲(りゅうだんほう)を、直径5.4mの砲座に据えた痕跡(こんせき)が明らかになりました。砲台の立体的な3D画像や、砲座のミニチュア模型など、貴重な調査成果をこの機会にぜひご覧ください!

申し込み

不要

費用

不要

主催
和歌山市文化振興課・公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
問い合わせ

和歌山市 産業交流局 文化スポーツ部 文化振興課

電話
文化振興課073-435-1194(平日のみ)

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このページに関するお問い合わせ

産業交流局 文化スポーツ部 文化振興課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1194 ファクス:073-435-1294
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