トコジラミについて

 

ページ番号1055703  更新日 令和6年1月18日 印刷 

トコジラミについて

トコジラミとは

〇体長:5mm~8mm(成虫)

〇体系:丸く、扁平で薄い

〇特徴:夜、部屋の隙間等から出てきて活動し、人や動物を刺して吸血します。成虫・幼虫、メス・オスの関係なく吸血します。吸血しなくても長期間生きることができるため、長く空室になった部屋でも注意が必要です。メスは1日5~6個の卵を産み、2週間もすると幼虫になります。刺されると強いかゆみの症状がでます。

生息場所

 清潔・不潔に関係なく外から持ち込まれることで繁殖します。扁平な体をしているため、ベッド周りをはじめ、 あらゆる隙間に潜り込んでいます。例としては、ベッドの頭のところにある板と壁の間、家具の隙間、引き出しの裏、電話機、TV、たんす類、衣類ケース、壁と床の隙間・幅木、カーテン、 壁にかけた絵の裏などです。ソファーの隙間・裏などにいることもあります。和室では、ふとんを入れる押入れ、畳の縁・裏、床の間などです。

生息場所の拡大

 トコジラミは色々なものに付着して、あちこちに広がる厄介な害虫です。 例えば、トコジラミが生息している場所で、ベッドに座った際衣服に入り込まれたり、カバンを床に置いたところ産卵されるなど、人が使用する様々なものを介して生息場所を拡大します。

防除対策について

 トコジラミは一旦繁殖すると防除が困難です。また生息場所を拡大していくので家族や親しい人に被害が拡大することもありあます。

 トコジラミを発見した場合は、掃除機で吸い取ったり、熱湯洗濯するなどの方法で防除しましょう。大量に繁殖している場合は個人での防除が困難になりますので、駆除業者に委託することを検討してください。

 和歌山市では薬剤配布や駆除等は行っておりません。

旅館業等の施設等におけるトコジラミ対策について

 トコジラミの被害の拡大が懸念されていることから、厚生労働省より「旅館業の施設等におけるトコジラミ対策に関する周知徹底について」の事務連絡がありました。旅館業の施設等の営業者の皆様にはより一層のトコジラミ対策を講じていただきますようお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

健康局 健康推進部 生活保健課 環境保健班
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