にごり水が出たとき

 

ページ番号1033825  更新日 令和3年3月29日 印刷 

にごり水の原因

水道管内部に長い年月の経過によって錆(鉄分)やマンガンが付着し、水道水の使用状況の変化(長時間の滞留や火災・漏水・水道工事等による急激な水の流れの変化)によってそれらが剥離することで発生するものです。

もしご家庭でにごり水が発生したときは、ご迷惑をおかけしますが、次のとおりご協力をお願いします。

蛇口から赤茶色の水が出たとき

対応

 コップ等に水道水を入れてにごり水が確認される時は、飲用や洗濯は控えてください。

 対応として、しばらく蛇口から水を流して透明になったことを確認してから使用してください。

 にごり水が長時間続く場合やご近所でも水がにごっている場合は、公道に埋設されている水道本管が原因でにごり水が発生しているおそれがあり、本管の洗浄作業や修繕などを行う必要がありますので、企業局維持管理課へ連絡してください。

 ※浄水器を設置している蛇口で排水されると、フィルターが詰る可能性があるのでお控えください。

 ※エコキュートや受水槽などのように、水道水を貯める施設(タンク等)がある場合は、施設に取り付けられているバルブ等で止水し、施設(タンク等)内ににごり水が混入しないように管理してください。

 ※マンションやビル等の場合は、受水槽やポンプ(電気設備)を停止する必要があるため、管理会社に相談してください。

安全性

 にごり水の原因は鉄分であり、鉄分を含んだ水道水を万一飲んでしまっても、人体の吸収率は低く、大部分がそのまま体から排出されるため、これによる健康被害などの心配はありませんが、洗濯時には衣服が変色することがあります。

蛇口から白色の水が出たとき

対応

 無害であり、自然に消滅するため対応の必要はありません。

安全性

 水道工事などにより、水に溶け込んだ空気が気泡となり白くにごって見えるものであり、給湯器等で水が急激に加熱されると水に溶け込んだ空気が気泡となり白くにごって見えるため、飲用しても健康に影響はありません。

最後に

 和歌山市企業局ではお客様に安心・安全な水道水を供給できるよう、日々、水道施設の整備、水質の管理に取り組んでいます。

 しかしながら、水道水は予期せぬことによりにごる場合があります。

 このことは、にごり水発生の抑止に努めていても、水道施設を永続して維持管理していく中で、やむを得ず生じてしまうことであり、そのにごり水が原因で生じた損害について企業局では補償できない場合があります。

 事前のお知らせがなく断水になったり、しばらく排水してもにごり水が改善されない場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。また、日頃より、エコキュートや受水槽などのように、水道水を貯める施設(タンク等)への濁り水混入を防ぐためにバルブの設置場所や操作方法をご確認いただいておくなど、ご協力をお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ

企業局 水道工務部 維持管理課
〒640-8511 和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1131(平日:午前8時30分~午後5時15分まで)、073-435-1313(左記以外)
ファクス:073-435-1286
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます