六十谷水管橋破損に係る調査委員会報告書及び水管橋維持管理マニュアルの公表

ページ番号1046310　更新日令和4年11月24日印刷　

はじめに

令和3 年10 月3 日に発生した六十谷水管橋の落橋により、市民の皆さまをはじめ、関係各位に大変なご不便とご迷惑をお掛けしましたことを、改めてお詫び申し上げます。

この度の事故は、紀の川以北地域への唯一の送水ルートである六十谷水管橋の吊材が破断し、中央部の径間が落橋したことにより、約6 日間、約6 万世帯が断水した重大な事故となりました。

事故の重大性を鑑みて、事故原因の究明と検証、再発防止を目的とした、4 名の有識者による調査委員会を立ち上げ、オブザーバーとして国土交通省及び厚生労働省からもご参加いただきました。

調査委員会においては、事故原因の究明はもとより、復旧方法や今後の維持管理方法についてもご提言いただくことで、水管橋維持管理マニュアルの策定にも繋がりました。

本報告書は、事故の克明な記録と破損状況を記録するとともに、調査委員会で得られた知見や教訓を事業運営に反映し、再発防止に取り組むことを目的に作成いたしました。

今回作成しました本報告書、水管橋維持管理マニュアルを、全国の水管橋における今後の維持管理を行う上での参考資料として広く活用していただければ幸いです。

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