教育長あいさつ

 

ページ番号1025693  更新日 令和7年10月3日 印刷 

教育長あいさつ

教育長(写真)

 この度、令和7年和歌山市議会9月定例会におきまして、議会の同意をいただき、10月3日付で和歌山市教育委員会教育長に再任されました。3期目となりますが、改めて職責の重さを実感いたしますとともに身の引き締まる思いです。
 さて、昨年3月に本市が目指す教育の方針を示した「第3次和歌山市教育振興基本計画」が策定され、それに基づいた教育施策が実施されて1年半が経過しました。本市教育の基本理念である「ともに学び ともに支えあい 未来につながる教育」を基盤とし、様々な施策に取り組んでいるところです。
 一部を紹介しますと、本年4月には県下初の公立夜間中学である「和歌山市立和歌山あけぼの中学校」が和歌山市立和歌山高等学校内に開校し、十分に義務教育を受けられなかった十代から七十代の10人の方々が入学し、学び直しの一歩を踏み出しています。同じく4月に、和歌山市で8館目となる「西コミュニティセンター」を新たな生涯学習の拠点として砂山地区に開設しました。
 また、給食を通じて食の重要性や食文化等を学ぶ機会を提供するため、現在中央卸売市場南側に中学校給食センターを建設中であり、令和8年度から中学校全員給食を実施することで、成長期にある全ての生徒に栄養バランスのとれた安心安全な給食を提供し、生徒の健康増進を図ります。他にも、児童生徒の学びの場である学校は、地震などの災害時には地域住民の避難所としての役割も果たすことから、老朽化した校舎の長寿命化やトイレの洋式化を更に進めるとともに体育館空調等の整備にも取り組んでいます。
 一部の紹介になりましたが、本市教育の基本理念である「ともに学び ともに支えあい 未来につながる教育」の実現を目指し、子供たちの未来のため、「第3次和歌山市教育振興基本計画」に掲げる各種諸施策の推進に積極的に取り組んでまいります。
 人生100年時代を迎え、子供から大人まで、健康で心豊かに過ごすためには、主体的な学びや、芸術・文化、スポーツに親しむ機会の充実、そして、学びの成果を広く社会に還元できる生涯学習社会の実現が一層求められています。
 今後も、教育委員会と教育委員会事務局が一丸となり、学校教育と生涯学習を両輪に据えた取組を推進し、和歌山市の教育の発展に全力を尽くしてまいりますので、引き続き市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
                                    和歌山市教育委員会
                                    教育長 阿形 博司

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