行政事務標準文字の導入について

 

ページ番号1066682  更新日 令和7年12月26日 印刷 

国は、全国の自治体で取り扱う主な業務システムの統一・標準化を進めています。その一環として、使用する文字が「行政事務標準文字」に統一されます。これにより、和歌山市が発行する住民票の写しなどの各種証明書、お知らせなどに記載される名前や住所の文字の形が、一部これまでと変わることがあります。

行政事務標準文字とは何ですか?

「行政事務標準文字」は、すべての自治体が同じ文字を使うことによって、効率的な行政サービスの実施や大規模災害への迅速な対応ができるよう導入するもので、戸籍や住民票で使用している標準的な文字をもとにデジタル庁が作成したものです。

どのように変わるのですか?

部首の大きさ、曲げはねの違い、一部の長さの違いなど、デザインの差(「字形」の違い)の範囲内で変わる場合があります。漢字の骨組み(「字体」の違い)は変わりません。

字形(デザイン)が変わる例

いつから変わるのですか?

和歌山市では、令和8年1月から順次、行政事務標準文字を導入します。

今までの漢字は使えないのですか?

行政事務標準文字は、自治体が発行する証明書や印刷物、コンピューター処理などで使われるものであって、住民の方が同じ文字を使用しなければならないというものではありません。なお、戸籍では従来の文字を保持し続けます。書類などに使う文字は、手書きの文字であればこれまで通りに使えます。

システム標準化について

自治体のシステム標準化とは、国(デジタル庁)が定めた共通仕様に沿って、全国の自治体が基幹業務システムを統一する取組です。デジタル庁は「自治体ごとに異なっていた業務やシステムを標準仕様にそろえることで、効率化とコスト削減を実施する」と示しています。和歌山市もこの方針に基づきシステム標準化とクラウドへの移行を進めています。

行政事務標準文字の詳細については、デジタル庁HPをご覧ください

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