和歌山市 市歌
和歌山市市歌について
昭和20年7月に和歌山市は大空襲を受けました。戦後の復興は容易ではありませんでしたが、土地区画の整理や道路などの建設により、新しい和歌山市を目指して徐々に復興していきました。そのような状況の中、新しく生まれ変わっていく和歌山市にふさわしい市歌をという動きが出てきました。
そこで作詞を和歌山県出身の詩人である佐藤春夫氏に、作曲は「赤とんぼ」「この道」等で有名な山田耕筰氏に依頼し、現在の市歌が作成されました。
そして昭和30年7月5日、市制66周年の開市記念日に、現在の新しい市歌が当時の市民会館大ホールで、山田耕筰氏の指揮のもと発表されました。
歌詞
注釈
南海の鎮め ・・・ 紀州徳川家は、「南海の鎮」として西日本を監視する役割を担っていました。
南龍公 ・・・ 紀州徳川家初代藩主 徳川頼宣(よりのぶ)
豈煤煙を誇らんや 風光ゆかしこの辺り
・・・ 「どうして煤煙を誇ることがあろうか、和歌山市には風光明媚な地があるではないか」
(引用:三尾功『城下町和歌山百話』、243頁、平成13年)
曲の再生
- 音源(男声独唱) (mp3 7.2MB)
- 音源(和歌山市消防音楽隊) (mp3 2.6MB)
- 音源(和歌山児童合唱団) (mp3 1.3MB)
- 動画(和歌山市消防音楽隊)(外部リンク)
- 動画(和歌山児童合唱団)(外部リンク)
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外部リンク
楽譜
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