火災の調査“なぜ”するの?

 

ページ番号1000247  更新日 平成28年2月2日 印刷 

写真:エアゾール式簡易消火具

火災調査の仕事は、火災の原因や損害、関係者のその時の行動などを明らかにして、将来の火災を防止し、消火活動の対策に必要な基礎資料等あらゆる情報を収集することを目的としています。まとめて簡単に言うと「火災から教訓を得て、同じ失敗を繰り返さないため」です。

イラスト:エアゾール式簡易消火具

火災調査の流れ

火災の発生を消防が知ったと同時に、火災調査の仕事はスタートします。
「なぜ火災が起こったのか?」「なぜ火災が拡大したのか?」「なぜ、お亡くなりになってしまったのか?」
現場の状況や関係者の聞き込みを行い、必要な情報を集めます。
また、火が消えた後は、火災の現場などに立ち入って、詳しく調査を行います。必要があれば、実験を行って出火のメカニズムなど火災原因を調べることもあります。いろいろな調査を行って、どこで、何が、どのような原因で燃えていったのか、また、どれだけの被害があったのかを調べあげて、原因を究明します。
製品からの出火に疑いがあるときは、製品を持ち帰って更に詳しく調査し、業者と協力して原因を追究することもあります。

火災の原因を知り、火災の予防へつなげるために

イラスト:火災の原因を知り、火災の予防へつなげるために

火災の原因を調べ、この結果をもとに、予防広報へつなげて、1件でも火災の発生を防ぎ、市民の皆さんに「安心・安全を実感できる和歌山市」を目指して、これからも火災調査を行っていきます。
1つでも「火災のたまご」をなくすため、皆さんも「火災予防」にご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

消防局 予防課
〒640-8157和歌山市八番丁12番地
電話:073-427-0119 ファクス:073-423-0190
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます