市長記者会見 令和8年5月15日

 

ページ番号1068008  更新日 令和4年8月4日 印刷 

5月市長定例記者会見
【令和8年5月15日(金曜日)10時00~】

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市長発表事項

発表項目

【第3回有吉佐和子文学賞 受賞作品決定 最優秀賞を高校生が初受賞しました!】

おはようございます。定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目4項目ございます。最初に、第3回有吉佐和子文学賞の受賞者が決定しました。最優秀賞が小髙桃子さんで、高校生が初めて最優秀賞を受賞されます。表彰式は6月7日午後1時30分から和歌山市立有吉佐和子記念館で表彰式を開催させていただきます。47都道府県全てから応募がありました。また海外からも5作品の応募がありました。年齢別に応募状況を見ると、10代から90代までの全ての年代の方からご応募いただきました。特に10代の方からの応募が多く、327名の方からご応募いただきました。最年少は中学1年生の13歳、最年長の方は94歳と年代的にも幅広く、また全国から応募いただいているということで、有吉佐和子文学賞が、だんだんと根付いてきたんじゃないかなと思っています。有吉佐和子さんという偉大な作家が与えた影響は、いまだに大きく残っているので、応募していただけているんじゃないかなと思っています。今年のトピック的なところでは、有吉佐和子さんの母校である光塩女子学院の中等科の生徒110名から応募がありました。この光塩女子学院には、有吉佐和子さんの展示コーナーや有吉佐和子文庫などがあります。この文学賞を通じて、和歌山で生まれた有吉佐和子さんの認知が広がっていけばいいなと思っています。

【令和8年4月で誘致大学の全学年の生徒がそろいました~地学地就が大きく進展!~】

和歌山県立医大の薬学部が、この4月に入学生を迎えて6学年全ての生徒がそろったということで、誘致した5つの大学の全学年の生徒がそろいました。1895名の生徒が、和歌山で学んでいただいています。県内からの進学率を見ると、東京医療保健大学が97%、信愛大学が99.3%、宝塚医療大学が96.5%、和歌山リハビリ専門職大学が92.4%、そして今回、県立医大薬学部の生徒が27.4%、トータルで74.6%になります。県内からの進学率が非常に多いということになりました。また、昨年までの就職率の状況を見ると81.7%の学生が県内に就職しているということで、まさにふるさとで学んで、ふるさとで就職するという地学地就が、随分進んできていると思っています。令和7年度全国大学生数増加率を見ると、和歌山県全体で18.2%と全国1位になっています。大学を誘致したことで、全国大学生数増加率で和歌山県が1位に上がっていけたんじゃないかなと思っています。

【「浪早ビーチ」をダイビング講習水域として試験開放~雑賀崎・田野エリアに新たなマリンアクティビティの魅力を創出~】

雑賀崎・田野エリアは、昔、新和歌浦と呼ばれ、関西の奥座敷というぐらい大勢の観光客でにぎわったところです。雑賀崎・田野エリアを昔のように観光地としての誘客を積極的に進めていこうということで、ブランド化を今進めています。まだまだ利用されていない資源が多く、今の新しい観光の魅力も十分に出せていないということもあって、ブランド化を進めています。そうした中の一環で、田野にある浪早ビーチでダイビングの講習を受けられる新たなエリアを試験開放していきたいと思っています。田野浦の漁協やパディ・アジア・パシフィック・ジャパンさんに協力いただき、6月からスキューバダイビングの講習水域として開放することになりました。ここで講習を受けるとダイビングライセンスのCカードが取得できることになります。新たな観光スポットやレジャーのスポットとして田野エリアを活用していきたいと思っています。申込みは5月20日から受付を開始し、講習は6月から開始したいと思います。非常に綺麗なところですので、いろんなことを通じて、雑賀崎・田野エリアの未利用資源をもっと活用していきたいと思っています。

【今年の紀州おどり「ぶんだら節」の開催日が決定しました!今年も前夜祭を開催!~街頭踊り参加連及び大名行列参加者の募集を開始します~】

紀州おどり「ぶんだら節」の日程が決まりました。本祭が8月1日午後5時半から、前夜祭が7月31日の午後6時15分から行います。昨年も、前夜祭に観光客の方やインバウンドの方など多くの方に参加いただき、非常に好評でした。今年も前夜祭と本祭を開催していきたいと思っています。昨年は、コロナ以降最大となる69連の方に参加していただきました。今年もできるだけ多くの皆さんに参加していただこうということで、5月18日から6月19日まで募集します。併せて大名行列もぶんだらのおどりに先立って行うんですが、参加していただける方を5月22日から募集します。大勢の方に和歌山最大の祭りである紀州おどり「ぶんだら節」に参加していただくとともに、観光資源として多くの観光客の方にも見ていただければと思いますので、どうか皆様にもよろしくお願い申し上げます。

発表項目は以上でございます。よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

大学の誘致の件で何点か伺いたいのですが、令和7年度の全国大学生数増加率が、和歌山が1位だったということは、流入というよりは流出が防げたという側面が大きいんですか。

(市長):

そうですね。県内からも来ていただいているし、県外からも若干来ていただいており、特に薬学部は県外から来ていただいています。そうした中で大学生数の伸びが全国1位になったということです。

(記者):

この誘致の背景には、和歌山の若者が流出するというところがあっての話だと思うんですけど、任期の最後の方にして、こういった成果が出たというところに関しての市長の受け止めをお聞かせください。

(市長):

大学誘致に関しては、私が市長に就任早々にしようということで、日本赤十字社などいろんなところにあたって、12年にわたって大学誘致を進めてきています。その中で今回、5つの大学に全学年の生徒がそろったということで、12年目にしてすべてそろったんだな、非常にありがたいなと思っています。今までは県内から県外へ出なければいけなかった学生が、県内で学べるということで非常にメリットが大きいと思っています。いろんな費用面でも大きいし、また市内の活性化としても、学生の存在というのは非常に大きいです。エッセンシャルワーカーを中心として県内への就職が多くなっているということで、そういう意味では地学地就がすごく進んできたということで、成果としてはよかったなと思っています。

(記者):

今後の若者の地元で学んで地元に就職するという流れについて、この取り組みをさらに進めていくことが、和歌山の活性化には必要かなと思うんですけれども、市長が考える今後の展開についてお聞かせください。

(市長):

地方の大学は、なかなか経営面では厳しい面があります。学生を集めるところで厳しい面があって、昨年から文科省の私立大学の在り方検討会議で私も委員をやらせていただいていて、地方の大学は、これからの地方創生に絶対必要ですよということを訴えてきました。国から地方の大学を重点的に支援していこうということが決まってきているので、今後も地方の大学は、地方創生について非常に大事だということを訴えていきたいと思っています。理工系であるとか、そうした地方に必要な学生が、まだ十分に育成できていないところがあります。今まで誘致できていない大学、特に理工系等についても積極的に誘致を進めていきたいと考えています。

(記者):

同じく誘致大学の件で、先ほどお話の中で、エッセンシャルワーカーの方もいらっしゃるというお話をされていたと思うんですけれども、改めて誘致大学の卒業生の特徴だったり、こういったところにすごい貢献していただいているみたいなものがあれば、ぜひお願いいたします。

(市長):

もともと有効求人倍率が非常に高い職種の学生を呼び込んでいきたいということで、その中で特にエッセンシャルワーカーの部分が非常に高かったんです。例えば看護士さん、保育士さん、理学療法士さん、作業療法士さんといった職種の有効求人倍率が高いということで、なかなか就職に結びついていなかったので、そうした学部を中心に誘致を進めてきました。それが今、エッセンシャルワーカーとして県内の就職に繋がっていると思っています。今後、和歌山にとってエッセンシャルワーカーは安定的に必要な職種になってきますので、しっかりと確保していきたいと考えています。

(記者):

先ほど地域にとってはなくてはならない存在だという話もあったと思うんですけれども、その一方で、いくつかの大学の情報公開の資料とかを拝見していると、定員充足率がいくつか割れているという学校さんも散見されるかと思うんです。それで文部科学省の方も、今後私立大学の学校数を削減していくという目標を2040年に掲げたりもされてると思うんですけれども、大学の何か魅力を高めるという辺りですとか、働きかけたいと思っていることとかあればよろしくお願いいたします。

(市長):

まず文科省には、地方の維持のためには絶対に大学が必要ですよということ、これは文科省の方針としても理解していただいて、定員割れなど非常に厳しい中なので、厚く支援をしてもらえると思っています。もう1つは、地方大学の魅力を高めるという意味では、行政といろんな形で学生と一緒になって、例えば夏祭りがあれば祭りに参加してもらうであるとか、また社会活動等で協力してもらいながら、学生が有意義に学生生活を過ごせるようにいろんな形で取り組んでいきます。特にまちなかへの大学誘致なので、まちなかの大学のいろんな魅力をこれからさらに訴えていって、そして県内外から学生を呼べればと思っています。

発表項目以外の質問

(記者):

福島県で、部活動の遠征のバスが事故を起こしたという話があったと思うんですけど、和歌山市は市高と公立の小、中学校の管轄をしてると思うんですけれども、現状、遠征バスの実態がどのようになっているのか、ご把握があれば伺いたいのと、今後どのように、例えば注意喚起であるとか、どういう対応を市としてとっていきたいか考えがあれば教えてください。

(市長):

今回、高校ということだったんですけど、和歌山市でいうと中学校の部活動がほとんど中心になってきます。公立小、中学校で県外へ遠征する場合や宿泊を伴う遠征の場合は、事務要領の中で1週間前に学校長から市の教育委員会に承認を取るようになっています。教育委員会では、その承認申請を見て安全面等を確認させていただいて、承認することになっています。今後の安全対策というのは非常に難しい問題だと思っています。和歌山市では中学校の部活動での送迎は、ほとんど保護者による送迎で、公共交通機関や借上げバスも多少ありますが、マイクロバスをレンタカーとして使っていません。今後、どうした安全対策が取れるかというのは、今、文科省でもいろいろ検討していただいていますので、市としても今後の検討というところをしっかりやっていきたいと思います。5月に開催された小学校、中学校の校長会で、借上げバス等については、特に契約面であるとか、安全面といったところを十分気を付けるようにと教育委員会から指示をさせていただいたところです。

(記者):

5月の段階で、早急に注意をされたというところなんですけど、実態としては県外への遠征とか特に中学校の部活動だとどれぐらいあるとか、規模感のご把握とかございますか。

(市長):

承認の件数は164件で、小、中学校については保護者により引率が77件、公共交通機関が45件、バス借上げが8件、市高については公共交通機関が13件、バス借上げが21件となっており、市高はバス借上げが多くなっています。小、中学校は保護者による引率が大部分になっています。

(記者):

近頃海南市の方で、クマの目撃情報が相次いでいる件で、和歌山市に隣接するところで、今後どうなるかわからないですけれども、和歌山市にいつ来るかもわからない怖い状況だなと思ったりするんですけれども、改めて今後、和歌山市としてクマの対策をどうしていくのかだったり、そのあたりもしあればお伺いできたらと思います。

(市長):

去年、紀伊土記の丘で目撃情報があったんですけども、どうもそれは違ったようで、今のところ和歌山市ではクマの発見情報はないということになっています。特定外来種のアライグマや有害鳥獣のイノシシは、市の管轄で檻を設置したり、猟友会にお願いして駆除したりしているわけなんですけれども、クマの場合は県の対策になり、檻の設置も県になってきます。海南のクマが和歌山市に来るとは考えにくいんですけれども、今後、県とも相談しながら状況に応じてクマの対策をしていきたいと思っています。

(記者):

5月の下旬から、気象の警報とかの伝え方が変わってくると思うんですけれども、それに関して和歌山市として、例えば地域防災計画であるとか職員の参集体制の見直しだとか、そういったところで何かお考えになられていることがあれば教えてください。

(市長):

5月29日から気象業務法と水防法の改正に伴って、今回気象庁から防災気象情報ということで、例えば新たに洪水氾濫が加わり、今まで市町村等からの避難情報が非常にわかりにくかったんですけれども、洪水、大雨、土砂災害、高潮が5段階になり、わかりやすくなりました。新たに洪水氾濫が加わったことで、地域防災計画の一部修正が必要になってきますので、5月29日から新しい気象業務法、水防法の変更に基づいて、地域防災計画を変更することになります。併せて今回、大雨の部分が変わりますので、そうしたところについては内水の氾濫ハザードマップなどを配らしていただいて、それで自主避難等の呼びかけをさせていただきたいと思っています。

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