藤原巧さん・和香奈さん 

 

ページ番号1033937  更新日 令和3年12月13日 印刷 

藤原巧さん・和香奈さんのわかやま暮らし

Iターン

南部

藤原さん写真

プロフィール

やっていること
(仕事)

移住地域・現住居

活用した制度・支援

・氏名:藤原 巧さん
       和香奈さん

・年代:30代

・家族移住

・東京からのIターン
・R2・10 移住

・巧さん:自営業

 

・南部

・古民家

【移住するにあたって】

・ワンストップパーソン

 

 

◆移住家族ちゃんねる

YouTubeチャンネルで、移住生活、古民家暮らし、古民家DIY、和歌山暮らしをお伝えしています。

都心のマンション暮らしから、地方の古民家暮らしへ大きな変化を経験。 楽しいことも、うまくいかないことも、嬉しいことも、慣れないことも、 移住の日常をお伝えしていきます!

チャンネル登録よろしくお願いします!

移住しようと思ったきっかけは?

巧さん:
子供の成長に合わせて引っ越しの検討をはじめた2019年の末頃に、著名人の地方移住の情報に触れ、地方移住のメリットについて調べはじめました。当時は2人ともフルタイムで働いていたので、仕事と子育ての両立で毎日4時半起きの忙しない日常を送っていました。地方移住で家賃が下がれば「仕事量を減らして家族との時間増やす」、「休日に遠出しなくても、近所で自然の中で子供を遊ばせられる」といったこれまでとは違ったライフスタイルが送れるかもしれないと思い、2020年1月頃に僕から妻に移住の提案をしました。幸いなことに、僕の仕事はネットショップの運営なので、東京に居続ける必要性も少なかったですしね。元々自然の多いところで子育てをしたいというのは妻とも話していたので、その頃から、日本地図を広げて移住先の検討をはじめました。その後、新型コロナウィルスの流行にともない、移住に対して世の中の理解が急速に進み、結果的に検討スタートから約10か月というスピード感で移住することが出来ました。

和歌山市に決めた理由

和香奈さん:
最初、移住先は東京からアクセスの良いところにしようと思っていたので、静岡県、埼玉県秩父市、2人の両親が住む千葉県辺りで考えていました。各所に下見に行き、どこも良かったのですが、家探しに苦戦していました。そんな折、父から祖母の家(父の実家)が10年ほど空き家になっている、移住するならそこに住んでみるのはどうか、と提案してもらいました。東京からは離れていましたが、祖母のお墓参りも兼ねて、まずは見に行ってみようか、ということになりました。

巧さん:
私達は移住関係の情報収集に東京有楽町にある「ふるさと回帰センター」を活用していました。和歌山へ下見をしに行くことを決めた当日すぐにふるさと回帰センターに移住相談をさせていただいたところ、なんと相談した日の翌日に和歌山県主催のWEB移住イベント(ZOOM)があると教えて頂き、飛び入りで参加させていただくことになりました。そこでご紹介いただいた和歌山市役所の方(ワンストップパーソン)に和歌山へ下見をした際の、街案内をお願いしました。実際に下見に行き、その時見た片男波(かたおなみ)のきれいさには感動しました。

和香奈さん:
和歌浦は、歩いていけるほど近くに海も山(秋葉山や高津子山(たかつしやま))もあるというのが、すごく良いなと感じました。それでいてすごく田舎ってこともないですし、移住の第一弾としてはいいかもねってなりました。家探しに苦労していたので、家があるっていうのも大きかったです。また、飛行機を使えば東京までのアクセスも悪くはないという印象でした。

インタビュー

移住前に心配だったこと

和香奈さん:
心配よりも楽しみの方が大きかったのですが、車の運転は心配でした。地方での生活は車がないと不便と思っていたのてすが、この辺り(和歌浦)はスーパーもホームセンターも近くにあるので、生活する分には自転車で何とかなりました。バスも活用し、車が必要な時は、レンタカーやカーシェアを使っていました。和歌山の南の方の自然や観光スポットへも気軽に行きたいということで、移住4か月目にようやく車を購入しました。

巧さん:
僕が心配していたことは、友達がいない土地でやっていけるかということでしたね。東京では都心に住んでいたということもあり、よく仕事帰りに友達がウチに遊びに来てくれました。夕方から夜の忙しい時間帯や、僕が仕事で帰りが遅い時に、友達が子供の相手をしてくれたり、夕食を一緒に食べたりと、かなり助かっていました。子育てをしている中で困ったときに友達が助けてくれていたので、何かあった時はどうしようっていうのは今でも課題ですね。

築100年の古民家に住んでいるとのことですが不便はないですか?

巧さん:
正直、思っていたよりずっと快適で、不便さはあまり感じないですね(笑)僕はマンション暮らししかしたことがなかったので古民家に住むのか楽しみすぎて、「庭がある、やったぁ!」ぐらいに思っていました。不便というか、今の生活様式に合わない部分はDIYで手直ししていますが、頻繁にホームセンターに通って家がどんどん住みやすくなっていくのはとても達成感があって、楽しんでDIYをやれています。

和香奈さん:
都会のマンション暮らしからいきなり築100年の古民家っていうのは色々葛藤もありました。古民家について調べているうちに、古民家の良さを知り、祖母が大事にしていた家というのもあり、自分たちで手直ししながら暮らすのもいいなと。老朽化している部分やすきま風で寒かったりもしますが、何とか暮らせています。今までのマンション暮らしは管理人さんがやってくれることが多かったのですが、ゴミ出しや家のメンテナンス、庭の手入れなど、自分たちでやることも増えるので、暮らしながら勉強していこうと思っています。

今やっていること

巧さん:
仕事は今までと同じ仕事を継続しています。空いた時間に、和歌山探索に出かけたり、家のDIYをしていますね。

和香奈さん:
押し入れをクローゼットにしたり、引き戸を作ってくれたりと、助かっています。

古民家DYIの様子とかネット(SNS)にアップしてみてはどうですか?

巧さん:
いずれは動画だけでなく様々な情報をSNSで発信していきたいですね。今は撮影しても編集する時間がなかなか取れないので、今後は積極的にSNSを活用していきたいと思っています。

和香奈さん:
私もインスタグラムで少しずつ発信はしているのですが、動画での情報発信もしたいなとは思っています。和歌浦はすごく良いところなので、情報発信を通じてもっと色んな方に移住して来て欲しいって思います。また、近所を散歩していると空き家、しかも立派な古民家も多いので、空き家と移住者とのマッチングができたら、和歌浦がより活気づくのでそういった取り組みをしてみたいと個人的には思っています。

移住後の暮らしの変化(趣味・ライフスタイルなど)

和香奈さん:

ものすごく忙しかった東京のワーキングママ時代に比べると、子供と一緒に過ごす時間が増えました。
和歌浦は本当に歴史のある街で、日本遺産となっている庭園、神社、勝地に家族みんなで歩いて行ったりしています。今まではあまりにも近代的なビルや高層マンションに囲まれたところに住んでいたので、寺院を回って昔の人の暮らしなどに思いを馳せるようなゆとりのある過ごし方になるなんて、半年前は考えられませんでしたね。また、ここは空が広くて景色が良くて、夕焼けがきれいです。本当に「夕焼け小焼け」の歌みたいに、烏がおうちに帰るのを娘と眺めたり、片男波の砂浜をお散歩したり、秋葉山でどんぐり拾いをしたりと、子供と一緒に自然を満喫しています。

巧さん:
確かに家族と過ごす時間は増えました。東京にいる時は時間に追われてあくせくしていたので、ゆったりした時間の中で仕事も子育てもできるっていうのは大きな変化ですね。

僕が個人的に大きく変わったと感じるのは食生活ですね。空気がきれい、水が美味しいっていうのは移住してすぐに思いました。びっくりしたのが、東京で食べていたお米をこっちの水で炊いてみたところ、東京のときと比べて格段に美味しいと感じたことです。魚も漁港で採れたてのものを買えますし、和歌山県産の野菜や果物も安く買えます。食材の買い出しがこちらので楽しみの1つになっています。

和香奈さん:
人が親切なことも驚きました。道を尋ねると目的地まで一緒に連れていってくれます(笑)。ご近所さんからおすそ分けを頂く機会も増え、人の暖かさに触れています。

藤原さん写真

アドバイス(苦労した点など)

和香奈さん:
移住にあたって私達夫婦がやっておいてよかったことは、「先輩移住者を紹介してもらい関係を持つ」「市の用意しているサービスをしっかり活用する」の2点だと感じました。やはり、移住するにあたって誰も知らない土地に来るっていう心細さってありますよね。和歌山市のワンストップパーソンの方に紹介いただいた先輩移住者のゲストハウスオーナーさんには、移住前後によく相談にのってもらい、今でも仲良くさせていただいています。保育園・幼稚園探しについても、市役所の子育てプランナーさんにたくさん相談にのってもらいました。
子供連れにオススメの場所、隠れた名店など、ネットには載っていない良い情報を教えてもらえて助かりました。

次は私達も先輩移住者として紹介されてもいいように、早くこちらでの生活に慣れていきたいです。

巧さん:
SNSの活用も大切だと痛感しています。妻がインスタグラムで「和歌山に移住してきました」という投稿をしたところ「こんなに良いところありますよ」って情報を色々な方からいただきました。また、SNS経由でお友達になった方とランチをさせてもらったりと、SNSの活用が都会と比べてより重要に感じます。今後移住される方にお役に立つためにも、今後も情報発信をしていきたいと思っています。

移住までの流れ

qqq

2

2

2


このページに関するお問い合わせ

市長公室 企画政策部 移住定住戦略課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1013
ファクス:073-435-1254
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます