日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」

 

ページ番号1015980  更新日 令和4年1月25日 印刷 

日本遺産認定「絶景の宝庫 和歌の浦」

和歌の浦の夕景
和歌の浦の夕景(妹背山の観海閣)

「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。

万葉の歌聖・山部赤人に「わかの浦に 潮満ちくれば潟を無み 芦辺をさして 鶴鳴きわたる」とうたわれた和歌の聖地、和歌の浦。この1300年の歴史が織り成す景観を、国内外の多くの方々に体験していただけるように、平成29年度日本遺産認定を契機に和歌山市は、和歌山県・海南市と共同で認知度向上や地域活性化に努めていきます。
 

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「絶景の宝庫 和歌の浦」ストーリー概要

潮が引けば干潟が現れ、刻一刻と輝きながら変化し、潮が満ちれば一面の海となり、陽光をうけて古い石橋が影を落とす。入り江を取り巻く山の桜が寺社を彩り、潮入りの庭園を新緑が包み、紅葉の峠越しにみる入り江は碧く、風景にとけこんだ町並みに色鮮やかな祭礼行列が練り歩く。ここ和歌の浦の情景は一時として同じではない。このまま持ち帰りたいと万葉歌人は和歌にうたい、和歌の神様がこの地に宿った。そして数多くの文化芸術を育んできた歴史の厚みを湛え、和歌の浦は今も人々を魅了している。

和歌の浦(干潟)
干潟に舞うユリカモメ(片男波)
霧の三断橋
妹背山にかけられた三断橋
紀州東照宮
関西の日光といわれる紀州東照宮
和歌祭
今に受け継がれる和歌祭(面掛行列)
紀三井寺(多宝塔)
西国巡礼の桜の名所・紀三井寺
和歌浦天満宮
天神山に鎮座する和歌浦天満宮

構成文化財

<和歌山市>

国指定・名勝 和歌の浦

国指定・重要文化財 紀州東照宮

国指定・重要文化財 和歌浦天満神社

市指定・建造物 玉津島神社

国指定・県指定 護国院(紀三井寺)他

<海南市>

国指定・史跡 熊野参詣道 紀伊路

国指定・重要文化財 地蔵峰寺

国宝 長保寺 他

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このページに関するお問い合わせ

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