感染症に関する情報
今、注目の感染症
ヘルパンギーナ 流行警報発令中(令和5年6月23日)
ヘルパンギーナは乳幼児を中心に夏季に流行するいわゆる夏かぜの代表的な病気です。和歌山市では6月中旬より流行が始まり、警報値を超えた流行が続いています。2016年(平成28年)以降7年ぶりの大きな流行で例年に比べ早い時期から流行が始まっています。
★ヘルパンギーナって?
乳幼児(4歳以下)に好発する夏かぜの一種です。まれに、大人がかかることもあります。突然の高熱とのどの痛みを特徴とします。のどの痛みは、のどの痛みを特徴とします。のどの痛みは、のどの炎症やそれによる水ぶくれ、潰瘍が原因で起こります。感染してから症状が出るまでの期間(潜伏期間)は2~4日と言われています。
★感染しないためには?
◇手をあらいましょう!
流水と石けんで十分に行ってください。
◇便の処理は適切に!
熱が下がっても2~4週間もの間にわたってウイルスが便中に排出されることがあります。使い捨て手袋等の使 用や、処理後の手洗いは十分に。
★かかったなと思ったら
ヘルパンギーナに専用の治療法はなく、症状に応じた治療になります。発熱・のどの痛みが見られたら、医療機関を受診して診断を仰ぎましょう。
感染症対策
感染症は、ウイルスや細菌などの原因となる病原体が体の中に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳、発疹などの症状が出ることをいいます。
感染症には、インフルエンザや感染性胃腸炎など市内で流行を繰り返す感染症から、エボラ出血熱、MERS、新型インフルエンザなどの重篤性の高い感染症まで、感染症の種類はさまざま。人から人にうつる伝染性の感染症のほかに、動物や昆虫から、あるいは傷口から感染する非伝染性の感染症も含まれています。感染してもほとんど症状が出ずに終わってしまうものもあれば、一度症状が出るとなかなか治りにくく、時には死に至るような感染症もあります。また、原因となる病原体によっては、1年を通じての流行や季節的な流行、ある地域の突発的な流行など違いがあります。和歌山市では、感染症に関する情報を常に収集・分析を行いながら、感染症の予防、まん延の防止など状況に応じた対策を行っています。
感染症情報(和歌山市感染症情報センター)
和歌山市では、医療機関の協力のもとに市内の感染症発生動向を調査しています。現在、流行して感染症や今、注目の感染症など、感染症に関する情報の収集・分析を行い、また、病原体の検索(病原微生物検査)を実施することにより流行の実態を早期に把握しています。
ホームページ「和歌山市感染症情報センター」では、今、注意をしなければならない感染症の基礎知識や医学的に正しい予防法など、感染症に関する情報を発信しています。
このページに関するお問い合わせ
健康局 健康推進部 総務企画課 健康危機管理班
〒640-8137和歌山市吹上5丁目2番15号
電話:073-488-5109 ファクス:073-431-9980
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