地方創生

 

ページ番号1002797  更新日 令和5年10月31日 印刷 

 全国的に少子高齢化が進む中、人口減少対策は待ったなしの喫緊の課題として、国と地方が総力を挙げて取り組んでいく必要があります。
 国においては、まち・ひと・しごと創生本部を設置し、東京一極集中の是正、若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、地域の特性に即した地域課題の解決の3つの視点を基本に、個性豊かで魅力ある地方の創生を目指すこととしています。
 本市においても、急激な人口減少に歯止めをかけ、将来に向かって活力ある和歌山市を維持するため、和歌山市の地方創生に全力で取り組みます。


第2期和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略及び第2期和歌山市人口ビジョン

 第1期和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(以下「第1期総合戦略」という。)は、人口減少・少子高齢化という構造的課題に的確に対応し、将来に向かって活力ある和歌山市を維持するため、まち・ひと・しごと創生法(平成26年11月28日法律第136号)第10条に基づき、市民が夢や希望を持ちながら潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の形成(まちの創生)、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保(ひとの創生)及び地域における魅力ある多様な就業機会の創出(しごとの創生)を一体的に推進する上で、本市の実情に応じて必要となる施策についての基本的な計画を定めるものとして、平成27年10月に策定しました。
 第1期総合戦略の計画期間は、平成27年(2015年)度~令和元年(2019年)度の5か年であり、総合戦略に基づき体系的に各施策を展開してきましたが、令和元年12月20日に国の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略が閣議決定されたことを受け、第1期総合戦略における施策による成果、課題を評価・分析し、第1期総合戦略で芽を出し始めた「まち」の成長に加えて、「ひと」や「しごと」への投資を重点化し、持続可能で未来に希望の持てるまちの実現に向け、更に地方創生を推進することを目的として、第2期和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。
 計画期間は、令和2年度から令和6年度となります。
 また、併せて、本市の人口の現状と将来の展望をまとめた第2期和歌山市人口ビジョンを策定しました。


地域再生計画(地方創生関連交付金等の支援措置を活用している計画)

 地域再生制度とは、地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出その他の地域の活力の再生を総合的かつ効果的に推進するため、地域が行う自主的かつ自立的な取組を国が支援するもので、地方公共団体は、地域再生計画を作成し、内閣総理大臣の認定を受けることで、当該地域再生計画に記載した事業の実施に当たり、財政、金融等の支援措置を活用することができます。
 和歌山市では地域再生計画の認定を受け、地域再生法に基づく支援措置を活用しながら、和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の着実な推進を図っています。

地域再生計画1

名称

加太・和歌の浦の活性化による移住促進プロジェクト

期間

平成30年3月30日~令和6年3月31日

概要

加太エリアにおいて、自然環境の魅力向上や充実したスポーツ環境への取組を実施することにより、スポーツ関係者や観光客の増加を図るとともに、東京大学と連携し、空き家の有効活用を図る取組や、アート等によるブランディングを進めることで、移住・定住に結び付ける。また、風光明媚な景観や歴史資源が豊富な和歌の浦エリアでは、芸能・歴史を生かしたまちづくりによる交流人口の増加を図るとともに、漁業と観光が融合した取組を展開し、長期滞在型の観光エリアをめざすことで、域内消費の増大を実現する。

地域再生計画2

名称

和歌山市まち・ひと・しごと創生推進計画

期間

令和2年4月1日〜令和7年3月31日

概要

人口減少・少子高齢化という構造的課題に的確に対応し、将来に向かって活力ある和歌山市を維持するため、まち・ひと・しごと創生法第10条に基づき、市民が夢や希望を持ちながら潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の形成(まちの創生)、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保(ひとの創生)及び地域における魅力ある多様な就業機会の創出(しごとの創生)を一体的に推進し、根付き始めた地方創生の萌芽を長期的に成長させる。

地域再生計画3

名称

まちなか活力再生と市民総活躍のまちづくり

期間

令和3年4月1日~令和6年3月31日

概要

市街地の商業施設、公共施設、和歌山城を集客拠点として多くの人を集め全体の回遊性を高めながら、多世代の交流や滞在時間の延長と消費を促すことができる仕組を構築する。また、郊外の地域拠点において、住民が主体となり、地域の特色を生かしたまちづくりを推進し、まちの持続的な発展につなげる。そしてこれらの取組について、若者をメインとした地域住民が一丸となって、民間と連携し市全体の魅力の向上やPR活動、賑わいづくりに自主的かつ持続的に取り組んでいくことができるまちづくりを目指す。

地域再生計画4

名称

わかやましゲートウェイ・プロジェクト~食と農水産と観光の融合~

期間

令和3年4月1日~令和6年3月31日

概要

新市民図書館を含めた南海和歌山市駅前の再開発、和歌山城ホールの整備など本市の玄関口と南海和歌山市駅周辺の市街地と、四季の郷公園にオープンした本市初の道の駅、中央卸売市場の総合食品センター棟「わかやままるしぇ」の農・水産物の発信拠点を観光や物流の玄関口として最大限に活用することで観光客の周遊や観光消費、物流の拡大を推進し、加えて農業のブランド化・高付加価値化を促進することで持続可能で未来に希望の持てるまちを実現する。

地域再生計画5

名称

城前広場食べ歩き施設整備計画

期間

令和3年4月1日~令和8年3月31日

概要

本市のシンボルである和歌山城前で行う、人々が集い憩う交流空間の創出のための城前広場整備に合わせて観光客が食べ歩きを楽しめる施設を3棟整備し、和歌山城や近隣の商店街、キーノ和歌山などの施設を回遊する観光客の拠点とする。

地域再生計画6

名称

有吉佐和子邸復元整備計画

期間

令和3年4月1日~令和8年3月31日

概要

文化と観光の両面で核となる、本市出身で著名な作家である有吉佐和子氏の邸宅を復元することで、有吉佐和子氏の文学を中心に置きつつ、幅広い分野を横断的に扱い、市民や観光客の文学やまち歩きの拠点とする。

地域再生計画7

名称

和歌山の魅力資源を活用したインバウンド推進事業

期間

令和5年4月1日~令和8年3月31日

概要

人々が安心して訪れることのできるような取組を行いつつ、本市の魅力である、歴史・文化・芸術・スポーツの
魅力資源を活かしたインバウンド推進事業を進める。さらに、市内の魅力を一体的にプロモーション化し、ツー
リズムを提供するなど、地域特有の資源を活用したコンテンツの創出・誘客の促進により、市内全体の周遊につ
なげ、観光客の増加をはかり、「観光地として選ばれるまち」を目指す。

地域再生計画8

名称

スマートシティの推進による持続的な産業まちづくり

期間

令和5年4月1日~令和8年3月31日

概要

社会環境が変化していく中、デジタル化によって、市民生活の利便性向上や安心安全なまちづくり、生産性向上
による稼げるまちづくり等に取り組むのに加えて、官民連携による先端技術の活用や地域ブランドの強化、効果
的な発信を積極的に行うことで、本市が住みたい・働きたいまちとして選ばれ、持続的に成長できるまちを目指
す。

地域再生計画9

名称

地域の魅力を活かしたサスティナブルな移住定住促進プロジェクト

期間

令和5年4月1日~令和8年3月31日

概要

移住支援体制の強化や、安心して就労でき、暮らすことのできる環境の整備、また、「海」や「和歌山城」と
いった重要な地域資源を今後も活かしていくことで、人の流れを生み出し、誰もが住みやすく、住み続けたい、
働きたいと思える持続可能な地域づくりの実現を目指す。


地方創生推進交付金事業の効果検証

 地方創生推進交付金は、地方版総合戦略の本格的な推進に向け、地域の実情に応じて従来の「縦割り」事業だけでは対応しきれない課題に取り組む地方を支援するため、地方公共団体が地域再生計画に基づき実施する自主的・主体的な事業を支援するための制度として平成28年度に設立されました。

 本市では、外部有識者で構成する「和歌山市行政評価委員会」における意見も踏まえ、前年度に実施した地方創生推進交付金事業の効果検証を行っています。

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このページに関するお問い合わせ

市長公室 企画政策部 企画政策課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
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