東京大学 生産技術研究所との連携

 

ページ番号1019128  更新日 平成30年5月16日 印刷 

東京大学 生産技術研究所との連携

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■概要

東京大学 生産技術研究所 川添研究室(主宰:川添 善行 (かわぞえ よしゆき))は、平成26年度から、歴史的なまちなみが残る加太地域を研究対象として選定し、地域の活性化を目指し、和歌山市や地域の方々と連携したさまざまな研究を実施してきました。この度、こうした取り組みをさらに深化させるため、東京大学 生産技術研究所(所長:藤井 輝夫(ふじいてるお))と和歌山市(市長:尾花 正啓)との間で、相互協力・連携に関する基本協定書を締結することとなりました。

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協定書締結式及び共同記者会見の様子

東京大学 生産技術研究所と和歌山市は、本基本協定書の締結を受け、魅力的なまちなみなどを生かした地域活性化を図るため、駐在型研究拠点である「東京大学 生産技術研究所 加太分室 地域ラボ(東京大学 地域ラボ 加太)」の加太地域への設置を目指し、空き家問題などの地域課題の解決や産品・まちづくりに対する「デザイン」による魅力向上などの研究、本市の学生との交流や地域内外への情報発信などの連携協力を推進してまいります。

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加太のまちなみ
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東京大学 生産技術研究所

■東京大学 生産技術研究所

・1877(明治10)年 東京大学創立。今年度140周年を迎える。
・1949(昭和24)年 生産技術研究所発足。
・東京大学の附置研究所(東京都目黒区駒場)。110名を超える教員が研究室を持ち、1,000人を超える研究者たちが、工学のほぼ全ての分野の基礎から応用まで、さまざまな研究を行っている。大学の附置研究所としては日本最大級。

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川添善行准教授

■川添善行(かわぞえ よしゆき/Kawazoe Yoshiyuki)

建築家、東京大学准教授。東京大学卒業後、オランダ留学を経て、博士号を取得。ハウステンボスにある「変なホテル」の設計で、ギネス記録に登録される。およそ100年ぶりとなる東京大学新図書館計画を担当し、2017年に「東京大学総合図書館別館」を完成させた。設計だけでなく、「空間にこめられた意思をたどる」(幻冬舎)、「このまちに生きる」(彰国社)などの著作もある。日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン未来づくりデザイン賞、ロヘリオ・サルモナ・南米建築賞名誉賞などを受賞し、空間構想一級建築士事務所、日蘭建築文化協会会長などの要職を務める。

■地域活性化策検討プロジェクトチームの設置と加太地域活性化策検討に係る連携会議の実施

基本協定の締結を受け、和歌山市では庁内の組織横断的なプロジェクトチーム「地域活性化策検討プロジェクトチーム」を設置しました。
また、同プロジェクトチームの発足に併せ、地元の加太まちづくり株式会社のメンバー及び東京大学生産技術研究所川添研究室を交えた連携会議を実施しました。会議では、尾花 市長、加太まちづくり株式会社 尾家 代表取締役、東京大学 青木 特任助教の挨拶のあと、意見交換などが行われました。
 

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〒640-8511和歌山市七番丁23番地
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