コロナ禍における熱中症対策
湿度が高くなり蒸し暑くなる6月頃から熱中症による救急搬送が多くなります。
今年も新型コロナウイルスの影響により、マスクの着用や自宅で過ごすことが多い生活となっていますが、感染予防に注意しながら熱中症対策をして、健康的な毎日を過ごしましょう。
令和3年熱中症搬送人員(5月~10月)
コロナ禍で迎えた昨年夏、和歌山市消防局では熱中症の発生が多くなる5月~10月の間に161名の熱中症患者を救急搬送しました。
熱中症が起こりやすいとき
熱中症は気温が高い時だけ起きるわけではありません。条件次第でリスクが高くなります。
- 気温が高いとき
- 湿度が高いとき
- 日差しが強いとき
- 風が弱いとき
- 急に暑くなったとき
マスクの着用により熱中症のリスクが高まります
マスクを着けていると、皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気付かないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなってしまいます。
屋外では
屋外では人と十分な距離(2m以上)を取れるときはマスクをはずすようにしましょう。
マスクの着用時は
激しい運動は避けましょう。喉が渇いていなくても小まめに水分補給をしましょう。マスクをしていると、のどの渇きを感じにくくなります。気温・湿度が高い時は特に注意しましょう。人と十分な距離を取り、マスクを一時的に外して休憩を。
暑さ指数&熱中症警戒アラートをチェックしよう
暑さ指数
環境省の「熱中症予防情報サイト」では、全国約840地点の暑さ指数の予測値が発表されています。
暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、輻射熱(日差し等)からなる熱中症の危険性を示す指標で、「危険」「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階があります。段階ごとに熱中症を予防するための生活や運動の目安が示されていますので、日常生活の参考にしましょう。暑さ指数が特に高くなる日には「熱中症警戒アラート」が発表されます。
熱中症警戒アラートとは
熱中症の危険性が極めて高いと予想される日に都道府県ごとに発表されるものです。熱中症警戒アラートは、暑さ指数(WBGT)の予測値を基に発表されます。アラートが発表されている日は、外出を控えるなど、熱中症予防対策を積極的に行いましょう。熱中症警戒アラート情報は、環境省熱中症予防情報サイトやメール配信サービスなどを通じて入手することができます。
暑さ指数と熱中症警戒アラートの詳細は環境省熱中症予防情報サイトをご覧ください。
環境省「熱中症警戒アラート(ポスター)」
このページに関するお問い合わせ
消防局 警防課
〒640-8157和歌山市八番丁12番地
電話:073-428-0119 ファクス:073-423-0190
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