土木職(道路建設課)
道路建設課 宮﨑 圭佑(土木職)
【仕事内容】生活の基盤となる市道の整備
市民の生活基盤となる和歌山市道の新設や、現在供用している市道をより利用しやすい道路に改良する道路整備を目的として、道路の「設計」や「施工」に関する業務を主に行っています。「設計」では完成形となる道路の幅や延長、側溝等の構造物の設置条件などを決定し、道路を作るために必要な工事の設計図面や数量計算書等を作成します。「施工」では設計成果を基に、工事費の積算と施工業者を決定する入札発注を行います。業者が決定した後は工事が適切に施工されていることを確認するための監督業務や、関係機関との協議等を行います。
一日のスケジュール | |
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8時30分 |
始業、メール確認、書類整理 |
9時00分 |
資料作成 |
11時00分 |
工事関係機関との協議、現地調査 |
12時00分 |
昼食 |
13時00分 |
工事監督 |
15時30分 |
工事の設計・積算業務 |
17時15分 |
終業 |
経歴(令和6年3月時点)
平成23年採用
所属 | 業務内容 | 年数 |
---|---|---|
第二阪和・京奈和 関連建設事務所 |
都市計画道路の設計及び施工 | 2年 |
街路課 | 都市計画道路の設計及び施工 | 3年 |
第二阪和・京奈和 関連建設事務所 |
都市計画道路の設計及び施工 |
1年
|
建設総務課 | 工事の監督・技術的事項に係る指導及び連絡調整 | 1年 |
技術管理課 |
工事の入札制度の改定 |
1年 |
道路管理第二課 |
近畿地方整備局へ割愛退職による出向
国道の橋梁・トンネル等道路構造物の保全業務
電線共同溝の設計及び施工
|
2年
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道路建設課 | 道路の新設工事又は改良工事の設計及び施工 | 現在3年目 |
【嬉しかったこと】新しい道路がまちの一部となった瞬間
都市計画道路というまちの発展や防災に欠かせない重要な道路を建設する担当となり、開通に向けて道路工事の設計や監督業務、地元住民や関係機関との協議に努め、無事道路を完成させることができました。今まで住宅地や水田だった場所が新しく道路となり、車や歩行者が道路を通り始めた瞬間は、努力が報われた達成感を感じたのと同時に、自分の業務成果が道路という形として残り、まちの一部として今後みんなの生活に貢献していくのだと思うと感慨深い気持ちになりました。
【公務員になった理由】土木職としてまちのために貢献したい
中学校を卒業後、工業高等専門学校の土木専攻学科に進学した私は、在学期間中にインターンシップで和歌山市役所の上水道等の土木に関する業務の一部を体験する機会がありました。その際、土木職の公務員が担う、道路、上下水道等の公共施設の計画・建設により都市の基盤を形成し、人々の生活を支え、まちを発展させていくという業務に興味を持ち、自身が学んできた土木に関する知識をまちの発展のために役立てたいと思い、公務員を目指しました。
【和歌山市を選んだ理由】生まれ育った和歌山市のために貢献したい
和歌山市に生まれ、子供のころから市内の自然や街などの特色に触れ、学び、育ってきました。また、インターンシップで和歌山市役所の業務を体験したことで、市民としてだけでなく行政の担い手としてもう一歩踏み込んだところから見た、和歌山市の長所や課題についても知ることもできました。そうして培った知識や経験を、ふるさとである和歌山市のために還元し、まちの発展に貢献したいと思い和歌山市役所を選びました。
【メッセージ】様々な業務経験が自身の成長につながる
和歌山市の土木職の業務は都市・道路・上下水道・河川・公園などに分かれています。まずは、和歌山市都市計画マスタープランなどを活用し、やりたい仕事を見つけてみてください。人事異動により、やりたい仕事以外の業務に携わる場合もありますが、各業務で得られる業務経験や土木知識、人との縁は業務内容が変わったとしても必ず活かされ、自分自身の成長につなげることができます。近い将来、一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。