感染症に関する情報
今、注目の感染症
マイコプラズマ肺炎が増加しています(令和6年9月12日)
全国的に令和6年7月からマイコプラズマ肺炎が増加傾向となっており、和歌山市でも同様9月12日現在、基幹定点医療機関からの定点当たり報告数が高い水準で推移しています。
※基幹定点医療機関:内科、外科、小児科のある病床数300以上の医療機関の内、定点把握医療機関として指定したもので、和歌山市では3か所。
※定点あたり患者報告数:上記3か所の医療機関から1週間当たりの患者数の報告を受け、1機関当たりの平均値で流行の動向を観察しています。
★マイコプラズマ肺炎って?
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することで起こる呼吸器感染症です。感染してから症状が出るまでの期間(潜伏期間)は通常2~3週間で、初期症状は発熱、全身倦怠感、頭痛などです。咳は少し遅れて始まることが多く、熱が下がった後も長期に渡って(3~4週間)続くのが特徴です。多くの人は感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。
★感染しないためには?
◇手をあらいましょう!
流水と石けんで十分に行ってください。
◇咳エチケット!
咳の症状がある場合には、マスクを着用しましょう。
★かかったなと思ったら
抗菌薬による治療が有効です。長引く咳などの症状があるときは、医療機関を受診して診断を仰ぎましょう。
感染症情報(和歌山市感染症情報センター)
和歌山市では、医療機関の協力のもとに市内の感染症発生動向を調査しています。現在、流行している感染症や今、注目の感染症など、感染症に関する情報の収集・分析を行い、また、病原体の検索(病原微生物検査)を実施することにより流行の実態を早期に把握しています。
ホームページ「和歌山市感染症情報センター」では、今、注意をしなければならない感染症の基礎知識や医学的に正しい予防法など、感染症に関する情報を発信しています。
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健康局 健康推進部 総務企画課 健康危機管理班
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