令和4(2022)年度 人権コラム
5月号 人権コラム
身近な人権について
いつも私たちの身近にあって、守られていることが当たり前である人権ですが、現在もなお部落差別をはじめ、女性、子ども、障害のある人、高齢者などに対する人権侵害が依然として存在しています。
また、インターネット上の掲示板やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)において、個人に対する誹謗中傷、名誉棄損やプライバシーの侵害などの人権問題が起きています。
私たち一人ひとりが相手のことを思いやり、すべての人に人権があるという理解を深め、お互いに相手の立場を尊重する心を持つことが大切です。
7月号 人権コラム
誰もが暮らしやすい社会を目指して
共生社会という言葉を知っていますか?
共生社会とは、障害のある人もない人も、お互いの人権が尊重され、共に支え合い、誰もが生き生きとした人生を送ることができる社会です。
障害のある人もない人も誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせることが理想です。
自分らしい生き方を選択でき、お互いに個性を尊重し、支え合い、誰もが生き生きとした人生を送ることができる社会の実現を目指しましょう。
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9月号 人権コラム
同じ社会に暮らす一人として
私たちのまちには、子どもからお年寄り、外国人、障害のある方など様々な人が暮らしています。
すべての人が、暮らしやすい社会を目指さなければなりません。
近年、主流となっているユニバーサルデザインは、こうした年齢、性別、国籍や身体の状況など、個人差や文化的背景の違いなども含めて配慮しているので、すべての人が同じように利用することができます。
また、ユニバーサルデザインは、道路や設備を整備するだけのものではありません。何か困っている人や不安そうにしている人を見かけたら声をかけたり、思いやりのある行動をすることも大切です。
あなたもできることからはじめませんか。
1月号 人権コラム
働きやすい職場に向けて
職場のパワーハラスメントとは、職務上の地位や人間関係等の職場内での優位性を背景に、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為です。
ハラスメントは、個人としての尊厳や人格を不当に傷つける行為であり、働く人が能力を十分に発揮することの妨げになる問題で企業にとっても職場秩序の乱れや、人材の損失など、社会的評価に悪影響を与えかねない問題です。
こうした事態を防ぐため、2022年4月からは、「労働施策総合推進法」に基づき、大企業だけでなく、中小企業にも範囲を広げパワハラ防止対策が事業主に義務付けられています。
気持ちよく仕事ができる環境づくりに向け、職場で働くすべての人の人権が尊重され、健康で長く働き続けられる良好な環境づくりを推進することが大切です。
3月号 人権コラム
人との出会いを大切に
4月は入学や就職などで新生活が始まり、新しい出会いが増えてきます。新たな環境のもとでは、性別、生まれたところ、障害などにより、不当な扱いを受け、悩んでいる人がいるかもしれません。また、日々の生活の中、何気ない言葉や行動で周りの人の心を傷つけていることがあります。しかし、常に相手に対する「思いやりのこころ」を持ち、正しい人権感覚を身につけるよう心がければ、誰もが人として、幸せに生きていくことができます。
4月は出会いの多い季節、一つひとつの出会いに感謝し、お互いの人権を尊重し、自分自身のこととして考え行動することが心豊かな社会の実現につながると思います。
人権特集号(11月号)
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