骨粗しょう症・骨折予防について

 

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骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは骨量(骨密度)が減り骨の質が低下することで、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気を言います。骨折により歩けなくなると、寝たきりや認知症のリスクが高まります。骨粗しょう症・骨折を防ぐために、生活習慣を変えることで予防できるものがあります。

和歌山市における介護が必要になった主な原因

1位:転倒・骨折

2位:高齢による衰弱

3位:心臓病

※参考データ元:第8期 和歌山市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査

骨卒中とは?

骨卒中とは、転倒などで起こる高齢者の骨折のことです。深刻さが脳卒中に似ているため「骨の卒中」と呼ばれています。寝たきりや命に関わることもあるため注意が必要です。

骨が弱っていると、ひとつ骨折したのをきっかけに、次々と骨折が起こることがあります。これをドミノ骨折と呼びます。一度骨折してしまったら、背骨や太ももの付け根の骨折リスクが高まります。次の骨折を防ぐための予防が大事になります。

ドミノ倒し

骨粗しょう症になりやすい人とは?

高齢者や閉経後の女性は、骨粗しょう症のリスクが高くなります。また、慢性腎不全、糖尿病、関節リウマチなどの持病がある方も、健康な方に比べて骨粗しょう症になりやすいことが知られています。これらの病気の治療を続けながら、骨の検査についても医師にご相談ください。

骨粗しょう症のリスクには遺伝も関係します。骨粗しょう症が進むと、転倒や骨折につながり、ご本人だけでなく一緒に暮らすご家族の生活にも影響が出ることがあります。ご家族と協力しながら、早めに予防に取り組みましょう。

ご家族と一緒に、セルフチェックをしてみましょう

骨のセルフチェック

骨の検査が可能な医療機関はこちら

※対象の医療機関は変更する場合があります。詳しくは各医療機関へお問い合わせください。

※持病をお持ちの方は、かかりつけ医に相談してください。

骨粗しょう症の治療とは?

骨粗しょう症の治療は、骨を強くして骨折を防ぐために行います。お薬による治療を中心に、食事・運動・転倒予防を組み合わせることで、骨折のリスクを大きく減らすことができます。

※骨粗しょう症の薬を自己判断で中断すると、骨が弱くなり、骨折の危険が高くなることがあります。必ず医師と相談しながら治療を続けましょう。

骨粗しょう症を予防するには?

食事

・骨の主な成分はカルシウムです。丈夫な骨をつくるために食事から積極的にとりましょう。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDや、カルシウムを骨に沈着させる働きをするビタミンK、骨の形成に関わるマグネシウムをとることが必要です。

・体に必要な栄養素をとり入れるため、1日3回食べて欠食しないようにしましょう。

・主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、大豆・大豆製品)、副菜(野菜、いも、豆類、きのこ、海藻)を揃えましょう。

・カルシウムの吸収を助けるために、主菜(たんぱく質を多く含む食品である肉、魚、卵、大豆・大豆製品など)を毎食とり入れましょう。

※サプリメントやカルシウム剤などを服用する場合は、医師に相談してください。

 

カルシウムを多く含む食品例

乳製品

牛乳、チーズ、ヨーグルト、スキムミルク、プロセスチーズなど

魚介類

ししゃも、いわしの丸干し、しらす、ちりめんじゃこ、干しえびなど

野菜・海藻類

小松菜、チンゲン菜、干しわかめ、乾燥ひじき、切り干し大根など

大豆製品

木綿豆腐、凍り豆腐(高野豆腐)、厚揚げ、納豆など

種実類

ごま、アーモンドなど

カルシウムを多く含む食品

ビタミンDを多く含む食品例

鮭、いわしの丸干し、卵、干しシイタケ、乾燥きくらげなど

ビタミンKを多く含む食品例

ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、納豆など

マグネシウムを多く含む食品例

玄米、あさり、木綿豆腐、納豆、ほうれん草、乾燥ひじき、アーモンド、カシューナッツ、バナナなど

 

過剰摂取を控えた方が良い食品

リンやナトリウム(食塩)を多く含む食品は、カルシウムの吸収を阻害します。

食品例:ハム・ベーコン等の加工肉、ちくわ・はんぺん等の練り物、インスタント食品、ファストフードなど

カフェインを含む食品は、カルシウムの尿への排泄を促進します。

食品例:コーヒー、紅茶など

アルコールを含む食品は、カルシウムの吸収を阻害して尿への排泄を促進します。

食品例:ビール、日本酒、焼酎、ワインなどのお酒

 

運動

運動によって骨に刺激が伝わり、骨の強度が高まります。

筋トレや、続けやすいウォーキングなどを生活に取り入れましょう。

他の運動例:スクワット(机に手をついて椅子へゆっくり立ち座りを繰り返す)、かかと上げ、片足立ち、

水泳、水中ウォーキング

※水泳、水中ウォーキング:骨にかかる力は大きくないですが、週2回程度自分ができる範囲で継続的に取り組むことで効果が期待できます。

※骨折している方、変形性関節症、腰痛症などの治療を受けている方は医師に相談してください。

ウォーキング

日光浴

日光を浴びることで体の中でビタミンDが作られます。散歩や外に出る時間をつくり、少しでも日光に当たるようにしましょう。

 

禁煙

喫煙は、カルシウムの吸収を阻害し尿への排泄を促進します。骨折リスクも高まりますので禁煙しましょう。

 

骨折しないための環境づくりとは?

外出先だけでなく住み慣れた自宅でも転倒の危険性があります。自宅での転倒による骨折を防ぐために、次のポイントを確認してください。

玄関

・段差をなくす(スロープや踏み台を設置して固定する)

・手すりを付ける

居間

・床に物を置かない

・敷物を固定する

・電気器具のコードを壁沿いにはわせる

・滑りやすい靴下やスリッパをやめる

階段・廊下

・手すりを付ける

・足元に照明を取り付ける

・階段にすべり止めをつける

・滑りやすい靴下やスリッパをやめる

手すりにつかまりながら歩くおばあちゃん

浴室

・手すりを付ける

・すべり止めマットを敷く

寝室

・夜間のトイレへの通路に照明を付ける

・ベッドに転落防止の柵を取り付ける

※それぞれのポイントと共に、個人に合った適度な運動を続け、丈夫な足腰を保ち転倒予防に努めましょう。

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健康局 保険医療部 保険総務課
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