宮前出張所に新しい救急車が配置されました。

 

ページ番号1065879  更新日 令和7年9月5日 印刷 

令和7年8月4日から宮前出張所で新たな救急車が運用開始となりました。和歌山市内の各救急車には、鳥の名前が記されています。これは、鳥のように軽やかに現場に到着するという思いが込められており、新しい救急車には【はやぶさ】が記されています。また、【はやぶさ】の横には【Act Fast Save Lives】と書かれており、【迅速に行動し、命を救う!】という意味となっています。

新しい救急車の魅力を紹介します!

救急車右側面の写真
車両右側面には、大きくかっこいいはやぶさが記されています。

車両の設備について

新しい救急車は、「広い、揺れない、使いやすい」という3つのコンセプトがあります。

(1)広い

救急車後部座席の写真
従来の救急車よりも室内幅が広くなったことで、よりスムーズな救急活動が行えるようになっています。傷病者の両サイドからの処置が今まで以上に行いやすくなり、2人同時に左右から処置することで、処置時間の短縮に繋がります。

(2)揺れない

ボディーフレームに特許技術が使われ、路面からの振動やそれに伴う車体の捻じれを最大抑制する構造になっています。傷病者を安静に搬送することが可能になり、関係者などの車酔いが起こりにくくなりました。

(3)使いやすい

電動2段ステップの写真
どんな方でも救急車の乗り降りがしやすい電動2段ステップがついています。
後部座席のシート写真
後部座席のシートになります。シートは跳ね上げ式になっており、座面を跳ね上げることで隊員の活動空間を広げることができます。またクッション性とヘッドレストを兼ね備え、快適な乗り心地です。
運転席及び助手席と後部座席を隔離するドア
感染防止を目的とした陰圧対応スライド隔離となります。新型コロナウイルスや未知のウイルスにも対応していけるように取り付けられており、救急隊員への感染防止を徹底します。

最後に

 今回配置された救急車は、宮前出張所に配置された新しい救急車になります。これまで説明したように、今までの救急車と違う点がいくつかあります。実際に見学したい方は、気軽に来てください!

 なお、この救急車は、塚本治雄様からご寄付を受け設置された「塚本治雄基金」を活用し導入させていただきました。和歌山市民のために末永く大切に活用させていただきます。

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