第1砲台跡

 

ページ番号1027588  更新日 令和5年10月6日 印刷 

第1砲台跡の内部は海上保安庁の管理となっているため、普段は入ることができません。

概要

第1砲台は、紀淡海峡に面する友ヶ島西端の断崖上にある同地区最初の砲台であり、友ヶ島―淡路島間を通過する敵艦を砲撃することが目的となっていました。

現在は、友ヶ島灯台に隣接している第1砲台ですが、砲台ができた当時は灯台の位置が今とは違い、第1砲台からの砲撃の邪魔になるとのことで、灯台の位置を現在の位置に移転させたという逸話が残っています。

砲台の両翼には観測所跡があります。この観測所から海峡を見つめ、敵艦の位置を把握し、砲弾発射角度の指示を出していました。全国の要塞跡の金属部品は、終戦後くず鉄として持ち去られてしまうケースが多く見られますが、この観測所においては、奇跡的にほぼ原型に近い形で現存しています。

写真集

第1砲台跡1

第1砲台跡2

第1砲台跡観測所跡

第1砲台跡3

地図

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