光化学オキシダント(スモッグ)の特別監視について

 

ページ番号1005397  更新日 令和5年10月20日 印刷 

光化学オキシダント(スモッグ)とは

自動車や工場などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物(VOC)が、太陽からの紫外線を受けることで生成される刺激性のある物質のことを光化学オキシダントと言います。
光化学オキシダントの濃度は、気温が高くて日差しが強い、風が弱いなどの気象条件が重なると高くなります。濃度が上がると空に白いモヤがかかったようになり、目やのどに痛みを感じることがあります。

光化学オキシダントの予報等基準

光化学オキシダントの濃度が一定値を超えると、下記の区分に従って予報等が発令されます。
予報及び注意報が発令された場合は、防災行政無線による学校等への戸別放送、和歌山市ホームページ及びSNSへの掲載、和歌山市大気常時監視情報メールの配信にてお知らせします。
警報以上が発令された場合は、防災行政無線による一斉放送、和歌山市ホームページ及びSNSへの掲載、和歌山市大気常時監視情報メールの配信にてお知らせします。
(注)気象条件からみて、濃度が継続すると認められる場合に発令します。

光化学オキシダントの予報等基準
区分 発令の基準
予報 和歌山市内の1以上の測定局で0.10ppm以上
注意報 和歌山市内の2以上の測定局で0.12ppm以上
警報 和歌山市内の2以上の測定局で0.30ppm以上
重大緊急警報 和歌山市内の2以上の測定局で0.40ppm以上

 

光化学オキシダントの測定結果

和歌山市では、市内7ヶ所の測定局に自動測定機を設置し、常時測定を行っています。測定結果はそらまめ君(環境省大気汚染物質広域監視システム)にリアルタイムで公開されています。

全国の測定結果もみることができます。

注意報が発令された場合

  • できるだけ屋外での運動や、不要不急の自動車の使用を避けてください。
  • 眼やのどに刺激を感じた場合は、きれいな水で眼を洗ったり、うがいをし、安静にしてください。
    また、保健所に連絡してください。

過去5年間の発令状況

過去5年間の発令状況
年度 予報 注意報 警報 重大緊急警報 延べ発令時間 被害件数
令和元年度 1 0 0 0 8時間40分 0
令和2年度 0 0 0 0 -- 0
令和3年度 1 0 0 0 2時間00分 0
令和4年度 2 0 0 0 6時間46分 0
令和5年度 0 0 0 0 -- 0

光化学オキシダントの特別監視期間

濃度が高くなる可能性のある夏場(5月初旬から10月初旬まで)において、和歌山県と和歌山市が協力して光化学オキシダント特別監視を実施し、監視の強化を図っています。

和歌山市大気常時監視情報メール配信サービス

このページに関するお問い合わせ

市民環境局 環境部 環境政策課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1114 ファクス:073-435-1366
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます