「オール和歌山市」で取り組む地域の温暖化対策(企業版ふるさと納税活用事業)

 

ページ番号1055724  更新日 令和6年2月2日 印刷 

はじめに

 今や待ったなしの地球温暖化対策。温暖化の原因となる温室効果ガスを削減するためには、わたしたち一人ひとりの取組の積み重ねが重要です。

 温室効果ガスは、わたしたちの様々な活動から排出されますので、日々の省エネ行動、再生可能エネルギーの活用はもちろん、地域の特性に合わせた取組を進める必要があります。

 本市では、企業版ふるさと納税を活用させていただきながら、温暖化対策の取組を進めていますので、ぜひ、和歌山市の取組にご支援をお願いします。

地域の現状

 本市の温室効果ガスの排出量は、本市の産業の特徴から「産業部門」が最も大きく、次いで「民生部門(家庭や業務ビルなど)」が大きくなっています。また、移動手段として自動車への依存が大きいことなどから、「運輸部門」の割合が比較的大きいのも特徴となっています。

地球温暖化対策の取組

企業版ふるさと納税を活用した取組

(1)汚泥の堆肥化による資源循環

 現在焼却処理をしている青岸汚泥再生処理センターから排出される汚泥の一部を堆肥化し、農地に還元することで化学肥料の削減と温室効果ガスの排出削減を図ります。さらに、作物の生産・消費へと循環させることで、資源の地産地消やサーキュラーエコノミー(循環型経済)の構築を図ります。

  •    令和5年9月 堆肥活用の市民モニターを募集しました(受付終了)

汚泥堆肥化

(2)電気自動車(EV)の導入支援

 電気自動車(EV)への給電(充電)を太陽光発電設備等から発電した再生可能エネルギー電気により行うこと等の要件を満たす場合に、EVの導入を支援することで、温室効果ガスの排出削減を図ります。

 また、(4)の取組と合わせて進めることで、EVの利便性向上、さらなるEV化の促進を図ります。

その他の取組

(3)再生可能エネルギーの導入等への支援

 事業所向けの太陽光発電設備、個人宅向けの太陽光発電設備や蓄電池、エネファームの導入を支援することで、温室効果ガスの排出削減を図ります。

(4)公共施設へのEV充電設備の設置

 民間事業者と連携して、公共施設へのEV充電設備の設置を進めるとともに、地域でのEV充電設備普及に関する取組を進めることで、EVの利便性向上を図ります。

(5)和歌山市SDGs推進ネットワーク「脱炭素分科会」の設置

 企業や団体向けに、脱炭素経営に関するセミナーの開催などを実施することで、地球温暖化対策に対する機運を高めるとともに、取組の展開を図ります。

本取組に対してご寄附をいただいた企業さま

株式会社三菱UFJ銀行
株式会社三菱UFJ銀行さま
花王株式会社
花王株式会社さま

ご寄附を検討されている企業さまへ

 現在実施している事業に加え、今後地域の特性に合わせた様々な事業を実施する予定です。和歌山市の温暖化対策にご興味がございましたら、まずは気軽にご相談ください。

 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の内容についてはこちらをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

市民環境局 環境部 環境政策課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1114 ファクス:073-435-1366
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます