平成28年度 わかやま市民協働大賞  受賞事業

 

ページ番号1014383  更新日 平成29年2月6日 印刷 

大賞

事業名
水軒堤防の松林の再生と保全
事業実施団体
  1. 水軒の浜に松を植える会
  2. 和歌山市立西浜中学校
事業概要

目的
かつての水軒堤防の松林を再生させ、保全活動を行うこと。
成果

平成20年1月1日発足以来、毎年、約3000m²の土地をゴミ処理、雑木伐採及び整地を行い、2月には西浜中学校の1年生全員(約200名)と一般会員(約100名)による松の植樹を行ってきた。
また、1年間を通じて、遊歩道や松林の草刈りを会員や地元の人たちと行っている。
とくに、西浜中学校の生徒は5月に2年生全員で松林の清掃活動を行っている。

目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
水軒堤防は、昔の松林の面影がうすれ、不法投棄のごみも多く、昔の美しい海岸林を知る私たちは何とかしなければと考え、史跡水軒堤防の再確認を契機に住民が自ら、美しい「水軒の浜」を後世に伝えていこうと松林を再生し、後世に伝えることを目指している。
そのためには将来地域の担い手となる、若者に水軒堤防を知ってもらい、松を植えることによって、愛着を持ってもらうことを目指した。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
水軒堤防の風景がすっかり変わり、植えた松も大きくなった。西浜中学校の生徒の協力なしではこれは実現できなったと考えている。
この結果、和歌山県、和歌山市もこの場所を史跡公園として後世に伝えることに前向きになった。

優秀賞

事業名
障がい者がはたらくことをすすめる事業
事業実施団体
  1. 和歌山市自立支援協議会就労部会
  2. 和歌山市 障害者支援課
事業概要
目的
障がい者や雇用者、特別支援学校等の情報や課題を共有して、その解決するための方向性を地域の方を巻き込んで解決できる方向性を検討すること。
成果
先進的な障がい者雇用に取り組んでいる岡山県総社市から3名の講師と和歌山市障害者支援課課長を招いて、平成28年1月22日(金曜日)にセミナーを開催したところ、103名の参加者があった。このセミナーでは総社市の取り組みの中で和歌山市がすぐに実践できるものや、今後の和歌山市の取り組みのヒントとなる内容であった。
それに合わせて障がい者雇用促進のために和歌山市内にある障がい者が仕事をできる事業所や支援機関をまとめたパンフレットを作成して配布を行い啓発に努めた。
その後、その情報をまとめ、セミナー前後での支援機関への相談件数等の変化を取りまとめたところ、パンフレットを持参して相談に来られる方が数名あった。
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
自営、一般就労や福祉的就労など働く形態は様々であるが、障がいのあるなしに関わらず能力に応じた地域の中で等しく「働く」環境づくりや働き方をするための支援や施策が進められている。そこで支援や施策をより充実させるためにも「障がいのある方の働くこと」に関しての周知や啓発活動は必要であり、市民と行政が協働して障がいがある方も安心して働ける環境づくりに貢献していくこと。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
障がい者の方が就職するにあたり、行政の考える課題と事業所の考える課題だけでなく、地域の課題や本人の課題を包括的に考えることができた。

奨励賞

事業名
走れ!芸術列車~A-train(アート・トレイン)で行こう~
事業実施団体
  1. 和歌山県立和歌山高等学校 生徒会
  2. 西日本旅客鉄道株式会社 和歌山支社
事業概要
目的
JR和歌山線沿線の地域活性の一助となる取組を若者の社会参加と通じて行うなかで、若者の社会力や自尊心の育成を目指す。
乗車マナーの向上を啓発する。
高等学校が有する芸術文化での創造力を一般市民の文化活動に活用する。
本事業を契機に和歌山市及びその周辺の高等学校の生徒会等への連携を促す。
本事業を継続的に行うため、和歌山市及びその周辺市町村等への支援を求めるなかで、各行政区の連携の場を提供する。
成果
平成28年7~9月 マナー活動・ミニライブ(一部同時開催)
平成28年8月23日(火曜日) マナー活動・ミニライブ(一斉活動)
平成28年9月4日(日曜日) アートトレインの運行 列車内及び駅舎コンサートの開催
平成28年8~10月 生徒の作品(絵画・書道作品等)の展示
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)

JR西日本和歌山支社及び、和歌山市の協力を得ながら、JR和歌山線沿線の地域活性の一助となる取組を行うなかで若者の社会力や自尊心の育成をめざし、乗車マナーの向上を啓発し、高等学校の芸術文化を市民の文化活動に活用し、かつ和歌山市及び周辺の高等学校の生徒会等の連携を促すこと。

効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
JR和歌山線沿線の地域活性の一助となる取組を若者の社会参加を通じて行うなかで、若者の社会力や自尊心の育成を図ることができた。
高等学校が有する潜在力、特に創造力を一般市民の文化活動に活用できた。
乗車マナーの向上を啓発することができた。
本事業を契機に和歌山市及びその周辺の高等学校の生徒会及び各クラブの連携を促すことができた。
本事業を継続的に行うため、和歌山市及びその周辺市町村等へ支援を求めるなかで、各行政区の連携の場を提供することができた。
異分野・異業種の人々が参画するなかで、創造的な活動の展開が期待できた。

2次審査会(公開プレゼンテーション)の実施風景

日時:平成28年11月1日(火曜日)午後3時~5時まで
場所:和歌山市NPO・ボランティアサロン会議室C(和歌山市本町2丁目1番地フォルテワジマ6階)

写真:事業実施団体によるプレゼンテーションの様子
事業実施団体によるプレゼンテーションの様子
写真:審査後、講評する和歌山市協働推進委員会委員長
審査後、講評する和歌山市協働推進委員会委員長

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