平成29年度 わかやま市民協働大賞  受賞事業

 

ページ番号1018098  更新日 平成29年11月11日 印刷 

大賞

事業名
地域に設置されている公衆トイレの清掃活動(呼称8の字会)
事業実施団体
  1. 和歌浦地区片男波自治会
  2. 片男波こども園
  3. 片男波子供会
事業概要

目的
8の字公園内に設置されている公衆トイレを毎日交代で清掃することで、訪れた人達が快適かつ清潔に利用できます。
公共施設が綺麗であるか、大切にされているかどうかは、その地域の安心・安全のバロメーターであるため、清掃を欠かさず継続しています。”美は美を守り美をつくる”がモットー。
成果

2001年に設置されて以来、17年間1日も休むことなく清掃を継続しています。
2013年に和歌山県の「おもてなしトイレ」の第1号に選ばれました。
2015年に内閣官房の日本トイレ大賞・維持管理部門で優秀と認められ全国に紹介されました。
2016年に日本トイレ協会の『2016グッドトイレ選奨』に選ばれました。

目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
自治会のメンバーが主体となるだけでなく、こども園の先生や子供会の世話人達にも参加してもらうことで地域の連携を強化し、地域の安心・安全についても形成していくことができるため。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
こども園の先生や子供会の世話人達も参加することでより子ども達の安心・安全を意識するようになっています。
毎日の清掃日記をつけており、1年の節目には清掃に参加してもらったメンバーで慰労会を開催した際にそれらを提示して前年までの比較を行なうなどして、お互いにモチベーションを維持することができています。

奨励賞

事業名
あつまれ!ちびっこうんどうかい
事業実施団体
  1. NPOわかやま子育てサークル本部サンマザー
  2. 和歌山市子育て支援課 地域子育て支援センターなかのしま
事業概要
目的
毎年秋に和歌山県立体育館にて子育てママたちによる手作りの「ちびっこうんどうかい」を開催しています。孤立しがちな子育て中のママたちが「ちびっこうんどうかい」を通じて地域・社会とのつながりを深めることをめざしています。また、子どもをもつ母親でも、自分たちで企画・運営することの充実感を得ることで、エンパワメントにつながると考えています。
成果
市内の子育て支援拠点施設のスタッフや異世代の方のサポートにより、地域とのつながりや子育て支援が充実していることを身近に感じ、孤立感が軽減しています。事業をやり遂げることでママたちは充実感と達成感を獲得しています。子どもと一緒に運営することで親子の絆が深まり、子育ての不安を解消。自信や喜びを経験した母親達が就労への意欲にもつながり、新しいライフワークスタイルを獲得しています。
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)
少子化や核家族化の中で子育ては孤立しがちです。ママたちが地域の方や異世代の方と協働することにより、地域とのつながり、子育て支援の充実さをより身近に感じ、子育てへの安心感、自信につながり、社会復帰へのステップアップにつながると考えました。
効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
地域の異世代の方のサポートにより、地域とのつながりがふえ、子育て支援を肌で感じる事ができ、孤立感の軽減につながっています。また、準備過程の中で、未就園児をもつ親が初めて就園させる不安等々の子育てに対する悩みを、子育て支援拠点の保育士さんに聞いてもらうこともあり、安心感を得ることができています。

奨励賞

事業名
要約筆記付きこども落語
事業実施団体
  1. わかやま楽落会
  2. 特定非営利活動法人全国要約筆記問題研究会 和歌山支部
事業概要
目的
日頃、外出して楽しみに触れ合うことが少ない高齢者、身体が不自由な人のご自宅、倉庫、近隣に訪問して、落語、漫才、手品、紙芝居など、お笑いを提供し、健康の増進に寄与する居場所をつくります。
成果
聴力障がい者、高齢者などにわかりやすい、笑いの文化を提供できました。お笑い福祉士の資格を持つこども達が、訪問寄席を和歌山市内外各地で展開。その活動の中で、話芸が磨かれ、平成28年7月のこども落語全国大会で、最優秀賞、審査員特別賞を受賞しました。
目的
(なぜ事業を協働で実施したのか。)

わかやま楽落会という落語の民間団体だけでは、聴力に障がいのある人に寄席を開催することが困難です。特定非営利活動法人全国要約筆記問題研究会和歌山支部との協働で実施することで、聴力に障害がある人も安心して申込みができます。
両団体としては、障がい者福祉、高齢者福祉に貢献できる活動を展開できます。
わかやま楽落会としては、要約筆記付きこども落語を開催することで、多くの人に寄席の楽しさを体験してもらえます。
場所的にも、経済的にも参加しやすい体勢が必要で、わかやま楽落会と特定非営利活動法人全国要約筆記問題研究会和歌山支部との協働が必要でした。

効果
(協働によりどのような成果を上げれたか。)
お互いの話を通じて、寄席の内容を充実できました。
参加者募集の広報など、広範囲にできました。
こどもの福祉事業の実践の場となり、こどもの教育の一助となりました。
参加者は、参加しやすい場所で、参加費も無料で参加できました。

2次審査会(公開プレゼンテーション)の実施風景

日時:平成29年9月11日(月曜日)午後3時~4時30分まで
場所:和歌山市NPO・ボランティアサロン会議室C(和歌山市本町2丁目1番地フォルテワジマ6階)

写真:事業実施団体によるプレゼンテーションの様子
事業実施団体によるプレゼンテーションの様子
写真:審査後、講評する和歌山市協働推進委員会委員長
審査後、講評する和歌山市協働推進委員会委員長

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