多数の観客等が参加する行事における火気管理の徹底について

 

ページ番号1000244  更新日 平成28年2月2日 印刷 

イラスト:火気管理の徹底


平成25年8月15日、京都府福知山市の花火大会で多数の死傷者を出す火災が発生しました。この原因として、ガソリンの不適切な取扱いが疑われています。
今後、多数の観客等が参加する行事における火気管理を徹底し、同様の事故の防止をお願いします。
なお、この火災を受けて、和歌山市火災予防条例が改正されました。

火気の取扱いについての確認事項

1 燃焼器の確認

  • 屋台で使用するLPGボンベ及びLPG用の燃焼器等は、使用前に点検してください。
  • LPGボンベ及びLPG用の燃焼器に接続されているゴムホース等の部品は、老朽品化したものは交換してください。
  • ガス漏れを防止するため、ゴム管等の接続部分にホースバンド等を設置してください。

2 自家発電機の確認

  • 事前に自家発電機の点検をしてください。
  • 自家発電機(ガソリン使用機器)に燃料を補給する場合は、自家発電機を停止し、安全な場所で行ってください。
  • ガソリン容器は、火気や自家発電機から離隔し、高温とならない安全な場所に保管してください。
  • ガソリン容器を保管する必要がある場合は、火の気がなく温度変化の少ない安全な場所に保管してください。直射日光が当たる場所や、高温になる場所での保管は、変形や破裂、蓋の開栓時にはガソリン蒸気が勢いよく噴き出すおそれがあります。

3 消火設備設置の確認

  • 祭礼・縁日・花火大会など大勢の人が集まる催しにおいて、火気器具等を使用する場合には、消火器の準備が必要となります。

ガソリンの特性と取扱い

  • ガソリンは、気温が-40度でも気化し、小さな火源でも爆発的に燃焼する物質です。
  • ガソリンの蒸気は、空気より重いため、穴やくぼみなどに溜りやすく、離れたところにある思わぬ火源(ライター等、静電気火花、衝撃の火花や電動機の火花)によって引火する危険性があります。
  • ガソリンを入れる容器は、消防法令により一定の強度のある材質を使用することと容量が制限されていますので、消防法令に適合した金属缶容器に収納してください。
  • ガソリンは、静電気火災防止のため、ポリ容器に入れないでください。
  • ガソリンは、気化しやすいので、ガソリン容器を開封する場合は、圧力調整弁の操作等、取扱説明書等に従って適正に行ってください。

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このページに関するお問い合わせ

消防局 予防課
〒640-8157和歌山市八番丁12番地
電話:073-427-0119 ファクス:073-423-0190
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