STOP 生活習慣病! ~健康寿命をのばそう~
9月は健康増進普及月間です。(9月1日~9月30日)
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~
健康寿命とは「病気などによって日常生活に制限がなく、自活できている期間」を指します。日本人の健康寿命は、男性・女性ともに平均寿命より短く、寿命を迎えるまでの約10年は、介護や医療を受けて生活しているということになります。健康寿命が縮む主な要因は、身体機能の低下と生活習慣病(がん・循環器病・糖尿病・慢性閉塞性肺疾患(COPD)など)であり、生活習慣病は日本人の死亡者数の6割を占め、生活習慣を改善することでリスクを下げることができます。
健康のために、“毎日少し”の運動をプラスしてみましょう~まずはウォーキングから~
●歩数計やスマホアプリ等を上手に利用し、楽しみながら行いましょう。
●周りに宣言して、仲間と一緒に取り組んでみましょう。
●がんばりすぎず、毎日できなくてもいいので、少しずつ続けていきましょう。
ご自身の身体活動をチェックしてみましょう。
- 職場でもおうちでも!簡単♪運動コンテンツのご紹介 (PDF 925.5KB)
- 手軽にできる!ながらでできる!?スポーツメニュー (PDF 1.9MB)
- 和歌山市サイクリングマップ (PDF 2.8MB)
- 和歌山市観光虎の巻 (PDF 29.7MB)
- 「おうちで+10(プラステン)超リフレッシュ体操」特設Webコンテンツ(外部リンク)
毎日、+1皿の野菜と果物のある生活を意識しましょう
野菜摂取量の目標は1日350g・果物摂取量の目標は1日200g(チャレンジ健康わかやま目標値)です。毎日野菜を+1皿追加し、果物は毎日摂取することを心がけましょう。
また、朝ごはんもしっかり摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。
おいしく減塩を意識しましょう
食塩摂取量の目標は男性は1日7g(チャレンジ健康わかやま目標値)です。日本人の現状から考えるとあと2g減らすことが目標です。普段からうす味を心がけ、柑橘類・香辛料等を使用して、おいしく減塩を心がけましょう。また外食や食品を購入する際には、栄養成分表示を参考にして減塩を意識してみましょう。
バランスの良い食事とは
バランスの良い食事とは、「主食・主菜・副菜をそろえた食事」を「その人に適した量を食べる」ということです。「主食・主菜・副菜をそろえた食事」は、炭水化物・脂質・たんぱく質の量や割合が適正になりやすく、生活習慣病の予防や改善に効果的なビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素もバランス良く摂ることができます。
しっかり禁煙を
喫煙は、肺がんだけでなく、他のがんや循環器疾患・糖尿病・慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の生活習慣病の原因になります。また、非喫煙者である周囲の人の病気リスクも高め、乳幼児のぜん息や呼吸器感染症、乳幼児突然死症候群等の原因にもなります。
健康増進法の改正により「望まない受動喫煙のない社会の実現」を目指しています。
あなた自身とまわりの大切な人の健康を守るために、禁煙にチャレンジしませんか。
- やっぱりやめてみるかタバコ (PDF 1.5MB)
- 和歌山県内の禁煙治療に保険が使える医療機関(外部リンク)
- 教えて!禁煙センセイ - タバコのこと、禁煙のこと -(外部リンク)
- 生活習慣病予防について(厚生労働省)(外部リンク)
アルコールとの上手な付き合い方について学びましょう
アルコールはさまざまな疾患との関連が指摘されており、がん・循環器疾患等の生活習慣病を引き起こす可能性があります。生活習慣病のリスクを高める多量飲酒をしないように気を付けることが必要です。
最近では、「アルコール摂取量について、健康に被害を与えない安全量はない」と発表されるなど、少量のアルコールでもリスクが上がる疾患があるということが言われています。
これらを理解した上で、アルコールと上手に付き合いましょう。
良い睡眠でこころもからだも健康に!
睡眠は、こども、成人、高齢者のいずれの年代においても健康増進・維持に必要不可欠な存在です。睡眠不足は、日中の眠気や疲労、情動不安定、注意力低下や学業成績の低下等、さまざまな影響を与えます。また、睡眠不足などの睡眠の問題が慢性化すると、肥満、高血圧、2型糖尿病、心疾患や脳血管障害の発症・重症化リスクが上昇し、死亡率の上昇にもつながることが明らかとなっています。そして、睡眠の問題自体がうつ病等の精神障害の発症リスクを高めるという報告もあります。
そのため、日常的に質(睡眠休養感)・量(睡眠時間)ともに十分な睡眠を確保することがこころとからだの健康にとって極めて重要になります。
歯周病と全身疾患の関連をご存じですか?
歯周病とは
歯周病は、主に歯の周囲の汚れ(プラーク)により歯ぐきに炎症が起き、歯周病菌により歯を支える骨が破壊される病気です。成人期において歯を失う原因の多くは、歯周病によるものと言われています。しかし、初期段階ではなかなか自覚症状がありません。そのため、かかりつけ歯科医を持ち、定期的な健(検)診と日々のケアが必要です。
まずは歯周病検診を受けましょう。
歯周病と全身疾患の関連について
歯周病は心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、がん、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。なかでも歯周病と糖尿病との関連は、エビデンスが高いものとして知られています。
糖尿病は糖代謝異常により高血糖状態となる代謝疾患であり、国内の患者数が多い疾患の一つです。糖尿病患者は感染しやすい状態となるため、歯周組織の炎症が進み歯周病が進みやすくなります。また糖尿病患者に対して歯周治療を行うことは、歯周病の改善だけではなく糖尿病のコントロールにも有効であると考えられています。
歯と口腔の健康を維持することは、全身の健康維持にとても重要です。
歯科疾患の予防
セルフケアとプロフェッショナルケアを行い、歯と口腔の健康を大切にしましょう。
関連情報
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