特定健診 和歌山市の現状

 

ページ番号1001508  更新日 令和5年10月2日 印刷 

受診者の状況

75%の人に糖尿病のリスクあり!!

令和4年度の糖尿病の検査結果が異常なしの方は26%、残りの75%の方は「糖尿病の発症の可能性がある」または「糖尿病がすでに発症」という結果でした。これは、およそ4人中3人に糖尿病のリスクがあるという状態です。
糖尿病は、生活習慣を変えることで血糖値の上昇を抑えることが可能です。まずは特定健診で自分の健康状態を知り、生活習慣を振り返ることから始めましょう。

 

 HbA1c%(NGSP値)

全体に占める割合

令和3年度

全体に占める割合

令和4年度

 糖尿病 

 危険度 

       

     正常範囲       

     異常なし    

5.5以下

     27.5%

  25.7%

 なし

    正常高値(*注)

5.6~5.9

     40.6%

   40.6%

 小

              糖尿病予備群

6.0~6.4

     19.5%

   21.3%

 中

              糖尿病域

6.5以上

     12.4%

   12.4%

 大

(注)小数点以下四捨五入のため必ずしも合計が100パーセントになるとは限りません。
(注)正常高値域(5.6~5.9)は、他のリスク(肥満、高血圧等)が加わると将来の糖尿病の発症リスクが高くなると考えられる区分です。


糖尿病はなぜ怖い??

糖尿病の初期は自覚症状がほとんどありません。そのため、糖尿病と診断された時には、発症してから何年もたっていることがあります。血糖値が高い状態が続くと、全身の血管に負担がかかり続け、網膜症や腎臓病、手足のしびれや壊疽(えそ)を引き起こし、人工透析や足の切断といった今後の生活に大きく影響する病気になったり、脳梗塞や心筋梗塞といった生命にかかわる病気になったりする可能性があります。このように糖尿病は自覚症状がないまま進行し、今後の生活や命にかかわる重大な症状を引き起こすため怖いのです。

イラスト:糖尿病症状

和歌山市の取り組み

生活習慣病を予防するために

生活習慣病の予防のために和歌山市国保では、未受診の方に対して特定健診のご案内のハガキや電話をしています。また、令和5年度も日曜日の集団健診を開催予定です。1年に1回は特定健診を受けて、ご自身の生活習慣を見直し、健康で快適な人生を送っていきましょう。

糖尿病のリスクを減らすために

特定健診の結果から、血糖値が高く、医療の管理下にない人を対象とした「糖尿病重症化予防教室」を実施しています。対象者には個別に通知が届きます。医師の講話や管理栄養士による栄養カウンセリング等が行われ、糖尿病の知識について学ぶことができます。

このページに関するお問い合わせ

健康局 保険医療部 国保年金課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1057 ファクス:073-435-1266
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