市長記者会見 令和2年1月23日

 

ページ番号1027055  更新日 令和2年2月5日 印刷 

1月市長定例記者会見
【令和2年1月23日(木曜日)午後2時~】

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市長発表事項

発表項目

「和歌山市ふるさと観光大使」のHYDEさんがアジサイを植樹しました。英語名「Hydrangea Park(ハイドランジアパーク)」も表記した看板を設置します。

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目、3項目ございます。資料にしたがって、順次説明させていただきます。
 まず、一点目でございます。和歌山市のふるさと観光大使であるHYDEさんが、和歌山市の加太・深山にあるアジサイ園にアジサイを植えていただきました。実は昨年1月30日のHYDEさんのライブがあった時に、ステージ上で、突然「HYDEさん、アジサイを加太に一本植えていただけませんか」ということでお願いしました。加太というのは関西国際空港の最大の土取り場になったわけなんですけれども、その後その山を再生しようということで、地元の方たちが、海の恵みは山から恵みがあるんだということで、ずっとアジサイを植えていただいていました。そんな中でHYDEさんには、加太でよく遊ばれたとかいろんな意味で加太は思い出深い土地だということはお聞きしておりました。それと、アジサイというのは英語でHydrangea(ハイドランジア)ということでちょうどHYDEさんにも掛かっているなという思いもありましたので、突然ですけど「HYDEさん、一本だけ植えてください」ということをお願いしました。すると、快くその場で引き受けていただきました。それで1月14日、HYDEさんの知人の子供さんとともに、3人で植えさせていただきました。ちょうどアジサイ園、Hydrangea Park(ハイドランジア・パーク)ということでHYDEさんにちなんで、英語名も表記した看板をつけたいと思っています。その周辺に場所を特定させない形でその看板を設置させていただきたいと思っています。

特急「HYDEサザン」運行記念!「HYDE ゆかりの地を巡るデジタルスタンプラリー ~#なんて素敵な和歌山なんでしょう~」を開催

 2点目でございます。発表項目の2点目。特急HYDEサザン運行記念ということで、南海電車と協力してHYDEさんゆかりの地を巡るデジタルスタンプラリーを開始することになりました。期間は1月29日から3月31日まででございます。ほぼ2か月間ということで、HYDEさんゆかりの地、6ポイントをこのデジタルスタンプラリーをしながら巡っていただきます。そこに行くとAR機能を使用した写真撮影ができることになっています。HYDEさんとともに、実際のバックの景色を入れて写真が撮れるということで、非常に思い出深い写真が撮れることができます。また6カ所すべて回っていただくと、コンプリート画像が得られることになっています。これはどんな画像が出てくるかというのはお楽しみということで、南海電鉄の方でも発表していません。また、その後は抽選に応募することができ、HYDEさん直筆のサイン入りのBlu-ray/DVDやHYDEさんおすすめの和歌山市の物産品等のプレゼントがもらえる可能性があります。ぜひ、和歌山に来て巡っていただければと思っています。

風光明媚な和歌の浦で育ったカキを提供します。 ~和歌浦漁業販売・飲食施設「和歌浦漁港わか家」の営業を開始します~

 3点目でございます。風光明媚な和歌の浦で育ったカキを和歌浦漁協が、食として提供することになりました。地元でカキの養殖をしてカキ小屋で販売するということになりました。これは県と市の補助を合わせて実現しました。和歌浦にある様々な食について、我々も観光の一つとして積極的にPRに協力していきたいと思っています。

発表項目は以上でございます。よろしくお願いいたします。

記者の質問事項

風光明媚な和歌の浦で育ったカキを提供します。 ~和歌浦漁業販売・飲食施設「和歌浦漁港わか家」の営業を開始します~

 (記者):最後のカキのことなんですけれども、カキと言えば広島とか、他にも有名なところがたくさんあると思うんですけれども、この和歌山のカキはどんなところを売りにしてやっていこうと思われていますか。

(市長):和歌山でも海南でもカキの養殖をやっていて、それは結構おいしいと言われています。売りって言われるとどこかわからないですけれども、今回和歌浦では昔、海苔の養殖が盛んな所でした。やっぱり非常に綺麗な場所だということで、そうした綺麗な場所で取れるカキっていうことで、おいしいんだと思います。

(記者):どちらかというと、和歌山にカキを食べに来てくださいというよりは、和歌山に来た人に対して、おいしいカキもあるよというそんなイメージですか。

(市長):和歌浦が観光地としてまだまだ足りないのは食の面もあると思っています。和歌浦漁協が今、いろんな面でやっていただいていて、おっとっと広場でも食べたりもできるんですけれども、やっぱりそこの名物を作っていきたいということで注目したのがカキとのことです。その周辺はカキを養殖するのに適しているみたいです。

(記者):ありがとうございます。

「和歌山市ふるさと観光大使」のHYDEさんがアジサイを植樹しました。英語名「Hydrangea Park(ハイドランジアパーク)」も表記した看板を設置します。

(記者):HYDEさんとのアジサイの植樹なんですが、これ1本を市長も一緒に植樹されたということなんですけれども、もし可能だったらHYDEさんがどんな様子だったとか、会話されたのでしたらどんなお話されたのとか教えていただけないでしょうか。

(市長):HYDEさんはあれだけ忙しい方だから、本当に来てくれるのかなと思っていたら、電車に乗って、HYDEサザンに乗って、そして車で来られました。降りた途端に「やあ市長」と言っていただいて、しっかり覚えていただいていたんだと思いました。またHYDEさんから、散歩に来たとか、キャンプもしたとか、非常に思い出深い場所だというお話をされました。楽しく、3カ所で植えさせてもらったんですけれども。ずっと降りた時から歩いて行き、最後は恐竜のある所で植えさせていただいたんですけれども、場所が特定されるとまずいということであまりその場所は正確には言えないんですけれども。周辺は、アジサイや恐竜があったりとか非常に雰囲気のいい場所になってきています。これは実際地元の方が10年以上かけてアジサイを植えてきた効果が出てきて、森の再生にも繋がっています。その中で今回HYDEさんが植えていただいたということで、これから多くの方に来ていただけるんじゃないかなと思います。

(記者):3カ所。じゃあ1本ではなく。

(市長):はい。3本植えました。

(記者):今年の梅雨には咲くんですかね。

(市長):咲くらしいです

(記者):なんかいい観光地になったと思うんですけれども、その後なんかこんなことやろうとか、言ってくれたり、なんか働きかけとかしたんですか。なんか、また来ようとか、また来てやるとかなんかあったんですか。

(市長):今後はやっぱり和歌山市で、ふるさと観光大使としてしっかり活躍したいという思いを持たれています。それはもう今までライブの時、幕張なんかのライブの時もそうなんですけれども、いろんな思いを持たれてますので、これからもいろんな形で協力していただければと思います。

発表項目以外について

(記者):断水の関連なんですけども、漏水自体は止まったと思うんですけれども、まだ工事自体は続いていると思います。現状の最新の状況をちょっと教えていただきたいのですけれども。

(企業局長):漏水は2カ所止まりました。現在、国道の下に空洞があるかどうかの調査をしながら、道路の安全保証の為に今作業を進めているところです。それと道路の下もたぶん空洞があると思いますし、それ以外にも、ご存知だと思うんですけれども水路の下にも空洞がある可能性がございますので、それも含めて、復旧作業に取り組んでいるところです。

(記者):現在の通行止めが短くなったりとかっていうのは、現在状況はどうなんでしょうか。

(企業局長):昨日ちょっと話があったんですけれども、昨日の夜の10時、工事の関係で仮の通行規制を外したりはしております。しかし、まだ仮の状態ですので、出来るだけ交通渋滞にならないような状況の中で進めていくようにしています。

(記者):短くなるかどうかというのはまだわからないということでよろしいでしょうか。

(企業局長):通行規制の期間ですか。

(記者):そうです。今は29日までというのが公式に発表されている状態だと思いますが、それの変更はございますでしょうか。

(企業局長):変更になってくると思います。29日より縮むと思っているんですけれども、今の天候の状況で、4、5日雨が降り続くような天気と聞いていますので、出来ればもっと早くしたいのはやまやまなんですが、それも含めて、まだ29日という状況でおいています。出来るだけ縮められるように努力していきます。

(記者):ありがとうございました。

(記者):前の会見で市長がこの断水に係る広報体制などの責任を取って給与カットしたり、補償の話も少しあったかと思うんですが、補償ですね、実際に被害にあった人に。そちら両方についてより詳しいことですとか、今後の見通しのようなものがもし決まっていればお願いします。

(市長):今回、最悪の事態に備えるということでとった体制について、これは間違いじゃなかったと思っています。広報の在り方等については非常に反省すべき点もあったと思う。特に私の一番反省すべきところは最初の所だったと思っています。1月9日に報告を受けた時点で、やはり断水の可能性を広報した方が良かったんじゃないかなと。そういう中で断水しない様に努力する作業を進めていった方が良かったんじゃないかなと非常に重く反省しています。その結果、非常に多くの方に混乱とご迷惑をおかけしました。そのことについては本当にお詫び申し上げたいと思っています。それと補償の話は、記者の方から質問が企業局の方へ出たというか、企業局の方で答えています。その時もちょっとトーンが変わり、日を変えて2回質問があったのかな。1回目は、補償はできませんというかありませんと。2回目はちょっと違うトーンだったんだよね。いずれにしても重大な過失というか、そういうのがあるかどうかで決まってくると思いますので、その辺は企業局の方で今検討しているんだと思います。

(経理課長):今回多くの方にご迷惑をかけて申し訳なかったんですけれども、補償の件に関しましては、一応水道法とか条例では、そういうやむを得ない事情ということの中では、断水や送水の制限とかできるということになっています。今回、1月16日から断水の予告をしたということで、一応3日間広報させていただきました。いろんな形で濁り水が発生したり、断水が中止になったりしたんですけれども、今回の件に関しては、予見することが困難であって、市の方に過失はないとの判断になりますので、補償等は行いません。

(市長):ちょっと微妙なとこもあって、過失があるかどうかという検証はしっかりやりたいなと思っています。あと、濁り水がでて、水が使えなかったりとか、多くの水を溜めてその水が不要になって捨てたということで、その捨てた水に対して料金を頂いている市としては、やはり何らかの、水道料金に対する減免というのは検討しているところでございます。

(記者):確認ですけれども、市の過失があったかどうかは検討中だということ?

(市長):検証しないといけないんですけど、現在考えられる過失というのはないかなと思っています。そういう意味で補償はありませんということで、企業局の方で答えたんだと思っています。ただ、水に対する水道料金は頂いているので、本来不要な水を供給したことになりますので、その部分は減免等で検討しなきゃいけないとこだろうなと思っています。

(記者):分かりました。あと市長が責任を取るということに関してですが、給与カットなどということだったんですが、この詳細が決まりましたかという質問です。

(市長):今回2月議会ということで、もう議案に上げないといけないんで、多分議案に上げた時点ではっきり広報できると思います。

(記者):分かりました。

(記者):今回の混乱を招いたこと、対応で迷惑をかけたことで、検証機関を設けることを考えられるということでしたけれど、いつぐらいにどんなものを、例えば第三者を入れるかだとか、公開されるかどうか、お考えがあればお聞かせください。

(市長):これはいろんな課題というのが時間が経つと分からなくなるところがあるので、出来るだけ早く検証する体制というのを整えたいと思っています。まだ現場作業が続いていたり、混乱している面もあるので、まずはそちらを優先して、一段落つき次第、そうした検証体制をしっかりとっていきたいと思います。

(記者):大体今月中にとか目途はありますか。

(市長):今月中にはやらなきゃいけないなと思っています。ただどんな体制にするかというところはまだはっきり決めていませんので、何らかの体制でしっかりと専門家も入れて検証できる体制というのは必要じゃないかなと思います。

(記者):先ほど市長がおっしゃった水道料金の減免に関してもう少し詳しく教えてもらえますか。

(市長):そこはあまり詳しくはないんですが、その過失という点では、今回はないと思っています。個々にはいろんな異論はあると思うんですけれども、今の水道の条例等で行くと、断水とかに対しては損害賠償しないという形になっています。ただ今回、使えない水を供給して、余分な料金を頂くことになります。それはやはり減免等のことは検討しなきゃいけないんじゃないかということで現在検討しています。

(記者):余分な水がどれぐらい出たかというのはこれからということですよね。

(市長):それが非常に分かりにくいとこですけど、何らかの形で分かればなということで検討しています。

(記者):分かりました、ありがとうございます。

(記者):今の話なんですけど、減免するとしたら断水エリアの対象地域全体みたいなイメージになるんですか。多分この家庭では何リットル濁り水が出たとか、多分不可能だと思うんですよね。そうすると減免するとなれば、その対象エリア全体的にいくら減免するということになるんでしょうかね。

(市長):多分そうなると思います。個々でどれだけ水使ったんですかとか調査できないので、それは全体的なエリアになってくると思います。

(記者):先ほどの質問を受けて、断水を想定していたエリアという意味合いでいいですか。

(市長):そうです。

 

(記者):度々申し訳ないですけれど、断水とは話が違うんですけれども、中国でも春節でこれから中国人が多く訪れるわけですけど、和歌山にも観光地ということで多くの中国人観光客が来るかなと思うんですが、いま中国で新型ウイルスが問題になっています。和歌山市で何か現在対応していることなんかがありましたら教えてください。

(市長):以前SARSの時にいろんな体制を取りました。今回、当時のような危険性もあるということで、もし発熱とかあった場合の対応というのが現在、保健所を中心として体制を整えています。まず隔離するとか、病院に連れていくときはこのように注意するとか。SARSの時のような、それに近い形を今現在取ろうとしています。

(記者):ありがとうございます。

                                                以上

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