(令和7年12月号)早いものですね

 

ページ番号1066383  更新日 令和7年12月1日 印刷 

 「え、もう年末!」歳をとったせいもあると思うのですが、今年は国際情勢や政治、社会に大きな変化があり目まぐるしく一年があっという間に過ぎた感じがします。私自身も、街の活性化のため、営業マンとして駆け回った一年でした。和歌山市をPRすることや企業の誘致、教育機関などの民間投資を呼び込むことに注力し、上手くいったこと、いかなかったことの両方に思いを巡らせています。
 特に、観光面においては、大阪・関西万博でのPRを追い風に、和歌山市の外国人宿泊客数が大幅に増加し、その結果、和歌山城の登閣者数も過去最高を記録しました。和歌山市の魅力が国内外に広く認知され、その実を結び始めたことを実感しています。
 先月実施した和歌山城天守閣上空でのドローンショーも、その勢いを加速させるため、来年NHKで放映される大河ドラマ「豊臣兄弟」にちなんだ構成としました。和歌山城は1585年に豊臣秀長により築城され、和歌山という地名も豊臣秀吉が命名したと言われるなど豊臣兄弟とは縁が深く、来年の大河ドラマでは和歌山が舞台の一つとなることを願っています。この大河ドラマの魅力発信効果を最大限に活かし、さらに大勢の観光客に訪れていただき、和歌山の歴史文化の奥深さを知っていただければと思います。
 近年の気候変動の影響は顕著で、今年は夏が長く、春と秋が短い、まるで「二季」に変わりつつあるかのように感じます。急な冷え込みとともに、インフルエンザの感染も急増しています。皆様には、健康にご留意されこの1年を締めくくっていただければと思います。